Web無料相談会2018冬
Web無料相談会2018冬
2016.12.04
第72話
べべ旅 〜ひとりぼっちの日本一周編〜

せんべいなのに耳がある?三戸町の老舗「小山田煎餅店」で南部せんべいを堪能した

野田クラクションべべー

こんにちは。

野田クラクションべべーです。

 

前回に引き続き、青森県三戸(さんのへ)町にきています。

 

 

DSC_3297

いきなりですが、「南部せんべい」って知っていますか?

南部せんべい
青森県や岩手県でよく食べられている小麦粉から作られているせんべいのこと。他のせんべいと比べて「みみ」があるのが特徴的。

 

DSC_3255

この、さやえんどう豆みたいな見た目をしているのが「みみ」の部分。

おせんべいなのにモチモチしていて、不思議な食感を楽しめます。

 

DSC_3133

今回、お伺いさせていただいたのは「小山田煎餅店」。

来年で、創業100周年になるという老舗です。

 

DSC_3242

笑顔で迎えてくれたのは、店主の小山田さん。

中々見ることのできない、作業風景を見学させていただきました。

 

「南部せんべい」ができるまで。

DSC_3234

店内の雰囲気はこんな感じ。

 

DSC_3253

南部せんべいの中身は至ってシンプル。

塩、水、小麦粉、重曹(ふくらし粉)を混ぜ合わせて作ります。ちなみに、小山田煎餅店ではふくらし粉の分量が少なくしているため、パリッとした焼き上がりになるそうです。

 

DSC_3348

均等に切り分けたら……

 

 

DSC_3278

「小野寺式 羽型」という渋い名前の釜で焼いていきます。

 

DSC_3252

全自動式のタイプとは違い、手作業で“釜の温度”“焼き時間”を調整しながらやるため、プロにしか扱えません。

 

DSC_3254

焼きあがったら、「みみ」を取る作業に入ります。(みみを取らない種類もあります)

 

DSC_3274

ミシン台のような不思議な形をした機械。

 

DSC_3258

「みみ」がキレイにとれ、おせんべいの美しいフォルムに進化を遂げます。

この取れた「みみ」は……

 

 

DSC_3288

袋詰され「南部せんべいのみみ」(250円)として販売されてます。これが、モチモチしてて美味しいんです……

 

DSC_3268

最後は手作業で仕分けをしていきます。

欠けていないか、ちゃんと焼けているかなどをチェックするそうです。

 

この一連の流れを動画にしてみました。

 

 

DSC_3305

いかがでしょうか?

1日辺り約6000枚から8000枚近くを焼き上げるんだとか。中々ハードワークですよね。

 

DSC_3326

小山田さんオススメの食べ方だという、水飴で挟んだ「南部せんべい(黒ゴマ味)」をいただきました。

 

DSC_3338

サクッ

 

DSC_3343

フォォォ……うまぁ……

せんべいの塩っけと黒ごまの風味に、水飴の素直な甘さが加わり最高な味わいです。しかも添加物はゼロ。

 

DSC_3267

他にもジャムを挟んだり、せんべい汁として楽しんだりと、いろいろとアレンジして食べることができるんだとか。

せっかくなので、お店のことや三戸町のことを店主の小山田さんに聴いてみました。

 

大切にしていることは「お客様を裏切らない」という気持ち。

DSC_3413

多いときには96店舗ほどあったという「南部せんべい屋」。

戦後に女の人が副業をするのに、簡単に始められる仕事だったため、多く点在していたんだとか。

 

DSC_3395

現在、「小山田煎餅店」のせんべいが食べれるのは、三戸町の商店やコンビニエンスストア、マックスバリューなど。

週末には、隣の岩手県や青森市からくるお客様もいるそうです。

 

DSC_3401

仕事をしていて嬉しかった瞬間は、電話で「自分が食べたいせんべいに出会えた」と言われたときや、

 

DSC_3433

「後継者がいるのか?」と聞かれて、

「いる」と答えると

「死ぬまで食べれて嬉しい……」と言ってもらえるときなどに喜びを感じるそうです。

 

DSC_3391

小山田さんが1番大事にしていることは「お客様を裏切らないこと、買いに商品がなくてがっかりさせないこと」だそう。

町の人の声が励みになるし、少しでも喜んで貰えたら三戸町の活性化に繋がると話してくれました。

 

DSC_3449

素朴な味の中にも、いろいろな想いが込められている「小山田煎餅」。

前回訪れた「豊誠園食堂」のお母さんもそうでしたが、三戸町には“相手を思いやる優しさ”が溢れていると感じました。

 

DSC_3471

いつまでも素朴で優しい「おせんべい」を作ってくださいね!

ぜひ、皆さんも三戸町を訪れたら立ち寄って欲しいお店のひとつです。

小山田煎餅店
住所:039-0134 青森県三戸郡三戸町同心町古間木平38−2
電話番号: 0179-23-3779
営業時間:電話で確認してみてください
休業日:電話で確認してみてください
駐車場:無し

 

アイキャッチ

以上、三戸町のグルメを堪能した野田クラクションべべーでした!