こんにちは、エディターのヒロアキです。
普段からしょっちゅうバイクに乗っていて、現在はハーレーダビッドソン スポーツスターXL1200Rとホンダ リトルカブの2台を所有しています。できれば街乗り用に250ccバイクが欲しいところですが、財政的に余裕ができればいずれ……って感じです。
実用性はもちろん、軽く街を流すように乗るのにうってつけな50ccバイク。二段階右折やかなり低い速度制限など原付特有の制約はありますが、スロットルをひねるだけで軽やかに走り抜けてくれる原付バイクは都心部を回るのにうってつけ。また、その速度感で流れる景色もまた格別です。
普通自動車免許を取得してくれば自動的に付与される原付免許で乗ることができる原付バイク。種類は数多ありますが、バイク通な僕が見た「都会の景観に似合うシティコミューター」としてオススメしたい5モデルをご紹介します。
目次
都会に似合うシティコミューター6モデル
ホンダ リトルカブ
日本が世界に誇るモーターサイクル「カブ」。そのカブ、「スーパーカブ50(排気量50cc)」「リトルカブ50(排気量50cc)」「スーパーカブ110(排気量110cc)」と 3 タイプあり、カタログ落ちした中古車まで含めると、その種類は無数に。このリトルカブは若年層向けにデザインされた専用モデルで、その雰囲気や佇まいが多くのファンを生み出しています。愛用している者として言うと、正直言ってパワーはイマイチですが、パワーに頼らない軽やかさやゆったりとしたスピード感が楽しい原付バイクです。カフェの前に置くだけでも絵になるレトロデザインが魅力的ですね。
リトルカブ |
216,000円 |
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リトルカブ〈セル付き〉 |
237,600円 |
カラー |
パールマーメイドブルー、パールジャスミンホワイト、パールアンブラウン、マグナレッド、アーベインデニムブルーメタリック、ポセイドンブラックメタリック、グラファイトブラック |
ホンダ ジョルノ
流麗なシルエットが特徴的なモダンスクーター、ジョルノ。イタリア語のBuon Giorno(ボンジョルノ/「おはよう」「こんにちは」の意味)からつけられたネーミングもあって、どことなくイタリアンな雰囲気を醸し出すスクーターとして仕上げられています。スタイルを重視した可愛いフォルムから、女性ファンが多い一台でもあります。カラーリングもどちらかと言えばポップなものばかりで、アスファルトの上を走っていてもパリッと色が映える印象ですね。ジョルノを手に入れたら、ヘルメットはもちろんファッション全体をいろいろ意識してしまうかも? こちら、熊本市のゆるキャラ「くまモン」とコラボレーションした「くまモンバージョン」も用意されているので、そちらもぜひチェックしてみてください。
ジョルノ |
189,000円 |
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ジョルノ くまモンバージョン |
197,640円 |
カラー |
プコブルー×ココナッツホワイト、ブラック、タスマニアグリーンメタリック×ココナッツホワイト、バージンベージュ×ココナッツホワイト、ムーンストーンシルバーメタリック×ブラック |
ホンダ ズーマー
元祖ストリートスクーターと言っていいズーマーは、2001年のデビューから根強い人気を誇るベストセラーモデルです。骨格がむき出しになった直線重視のデザインにデュアルヘッドライト(二灯)と、オーソドックスなスクーターと見比べてもそのビジュアルは秀逸。ここからチョッパールックにカスタムするオーナーも少なくないですね。ボルトオンパーツでカンタンにカスタムしていけるので、他の人とは違う自分だけのバイクに仕上げられる楽しさも秘めています。程度にもよりますが、中古車を探せばもっと割安に手に入れられることも。カスタム前提で探すなら中古車がいいかもしれませんね。
ズーマー |
243,000円 |
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カラー |
ファイアリーオレンジ、ブラック、シャスタホワイト、カムフラージュグリーン-R |
ヤマハ BW’S (ビーウィズ)
「もっとシャレてて、もっとユニークで、もっと楽しめるスクーター」というキャッチコピーのビーウィズは、確かにこれまでのスクーターには見られなかったデザインの一台です。上記のホンダ ズーマーと骨格を似せつつも、キスカデザインを彷彿させるシルエットに、シート下の収納力などヤマハらしい利便性を加えた万能型スクーターと言えます。さりげなくもいたずら防止用のキーシャッターが備わっているところも見逃せません。どちらかと言えばアジアンテイストなバイクですが、それが逆に遊び心をくすぐってくるかのよう。
BW’S |
232,200円 |
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カラー |
ディープパープリッシュブルーメタリックC、マットチタン1 |
ヤマハ VOX デラックス
ビーウィズとはまた対照的な直線型デザインのスクーターです。いや、その名のとおりボックス型と言った方がしっくりきますね。「アソビバコ」というキャッチコピーにも納得です。シート下のトランクスペースが約34リットルと、スポーツバッグやビジネスバッグをも収容するほどの大きさを誇ります。ボディの面積が広いのでカラーリングが映えるスタイルで、その色もポップなものと渋めのものに分かれているのも嬉しいところ。お気に入りのステッカーでデコラティブに遊ぶのにも向いていますね。
VOX デラックス |
232,000円 |
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カラー |
ブラックメタリックX、ダークイエローイッシュグレーメタリック1、ブルーイッシュホワイトカクテル1ダークグレーイッシュブルーメタリックA |
べスパ プリマヴェーラ50
スクーターを語るうえでこれは外せないベスパ! 映画『ローマの休日』ですっかりその名を世界に知らしめたブランドは今なお健在、排出するバイクもその伝統に恥じないレトロスタイルのものばかりです。イタリア語で「春」を意味するこのプリマヴェーラ、シルエットこそ現代風にアレンジされているものの、あの名作に登場したベスパの面影をそのまま残してもいます。もちろんバイクそのものは正常進化を遂げ、現代の道路でもストレスなく走り抜けてくれる軽快感を備えています。国産メーカーよりも価格が高くなっていますが、「ベスパ」というブランドの魅力に霞んでしまいそうですね。
プリマヴェーラ50 |
346,000円 |
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カラー |
バルカンブラック、モンテホワイト、ドラゴンレッド、ミッドナイトブルー、シルクグレー |
原付免許の取得方法
原付バイクは排気量50cc以下のエンジンで動く二輪車のことを指しており、これを運転するためには原付一種(原動機付自転車一種)の資格が必要になります。
原付バイクの制約
250cc以上のバイクは軽自動車扱いとなって高速道路にも乗れるようになりますが、50cc以下の原付にはいろいろ制約も。
・最高時速は30km/hまで
・3車線以上ある交差点などでは二段階右折せねばならない
・2人乗り禁止
・片側2車線以上の道路では左側の車線を通行せねばならない
・高速道路や自動車専用道路の走行は禁止
これらは交通規約の違反対象なので、いずれかの禁止事項をやっちゃうと、お巡りさんに呼び止められて違反切符を切られます。原付で白バイに勝つのは無理なので、捕まったらおとなしく従いましょう。いやその前に、違反しないように注意しましょう。
原付免許 取得のために必要なモノ&コト
バイクの免許は、以下のように区分されます。
原付免許 |
排気量 50cc以下 |
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小型二輪免許(AT限定含む) |
排気量 51cc〜125cc |
普通二輪免許(AT限定含む) |
排気量 126cc〜400cc |
大型二輪免許(AT限定含む) |
排気量 401cc以上 |
原付免許は、普通自動車免許を取得すると自動的に付与されます。小型二輪免許から上は、いずれもそれぞれの検定試験を受けて合格せねばなりません。教習所に通えば実技と学科の習得で得ることができます。もちろん教習所に行かず、最寄りの試験場に直接赴いて実技&学科試験を受けるという手もありますが、試験そのものは大変厳しいので、簡単には取得できないかと思います。
原付免許なら、比較的カンタンな内容の上、たった一日で取得することができます。手順も、「適性試験」「学科試験」「実技講習」をクリアするだけ。学科試験も一般常識があれば容易に解けるものですし、これをクリアすれば実技講習を受けた後に免許が交付されます。
「でも学科試験って、引っかけ問題とかあるんじゃないの?」
そんな不安を抱く人は、実際の学科試験にチャレンジできるウェブサイト「ゲンチャレ」に挑んでみてください。それまでクルマやバイクと無縁に過ごしてきた人でもカンタンに解けちゃいますよ。
まとめ
東京をはじめとする都心部のバイク駐車環境はまだまだ整っていませんが、50ccの原付なら自転車の駐輪場でも扱ってくれるところがあるので、シティコミューターとして利用するのにはうってつけ。それもデザインにこだわったバイクならば、ライフスタイルをも彩ってくれます。普段とはちょっと違った風を楽しんでみませんか?