我が名は齊藤ジョニー。
LIGで営業を担当する者だ。
私の日々の業務内容をご存知か。
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そう。テレアポだ。
電話を利用し、我が思想と一族の想いを世の中に語り伝えるのだ。
しかし
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なんという失態であろうか。
他の者が既に連絡した顧客に、再度連絡をしてしまったのだ。
いわゆる「確認漏れ」である。
恐ろしい…。
幾重にも張り巡らされた思案の糸をくぐり抜け、人は愚かなる過ちを繰り返す。
無意識。
斯様にして、無意識の虜囚と成り果てた人類の原罪を、かのフロイトはこう呼んだのだ。
そして私は、この無意識下での失態を二度と犯さぬよう、営業支援ツール『Knowledge Suite』(ナレッジスイート)を導入する事を決断した。
テレアポの準備を変える。まるで革命の如く。
これまで私は、連絡したい会社の情報をExcelにまとめ、メールで連絡した後に電話をかけていた。
CCで一斉送信されたメールはスパム扱いされやすいので企業ごと、個別に、だ。
それがナレッジスイートを導入する事で、1通1通メールを打ち込んだような形で一括送信することが可能となった。
さらに、メールの開封率、メール内のリンクのクリック率も計測が可能に。
これは最早、フランス革命である。
かのナポレオン・ボナパルトも、同じような気持ちだったのだろうか。
まるで、革命前夜のような気持ちの高揚である。
テレアポの手法論に、新たなる風。
クラウド上で顧客のステータスを管理する事によって起こる弊害が、「勝手にソート問題」である。
複数のメンバーによってクラウド上のシートを管理、共有しているために、自分が欲しい情報が見つからなかったり、勝手にソートされたり上書きされたりしてしまうのである。
これによりステータスの確認漏れなどが起こり、ダブルブッキングや二重連絡などといった愚行に走ってしまうケースが多々あるのである。
そういった問題も、ナレッジスイートを導入する事でもちろん改善される。
ステータスはボタン一つで簡単にアップデートでき、さらにグループウェアで自分が見たい情報だけを自由にソートできるのだ。
これにより、ミスは劇的に減り、作業時間は時空を歪めたかの如く短縮されたのである。
これは、玄奘三蔵が2泊3日で西域に辿り着いて帰ってくる程の衝撃である。
迅速な報告と共有が、戦局を分ける。
商談の内容については、可及的速やかに上長、及び同僚に報告、共有をする義務がある。
しかし、これがまた面倒なのだ。
しかしながらナレッジスイートを使えば、スマートフォンから報告書を作成できてしまうのだ。
商談直後に作成できるため、内容や受注確度の感触も忘れることなく、正確に記載できる。
打ち合わせが長引いて報告をし忘れてしまう……などという愚かなミスも避けられる。
恐ろしいまでの時間短縮法である。
ナレッジスイートがあれば、マルコポーロも東方見聞録を3日で記せたであろう。
名刺管理方法の新大陸発見。
商談時に頂いた名刺は、一字一句間違えぬようデータとして打ち込む必要があった。
しかしナレッジスイートには、『名刺デジタル化サービス』が付いている。
名刺をスキャンするだけで、その情報をナレッジスイート上に自動で取り込んでくれる上に、すでに登録されている企業の別担当の情報であれば、自動でグルーピングもしてくれる。
恐ろしいまでの時間短縮である。
これはまるで、コロンブスが「ちょっとコンビニ行ってくる」と言って出かけて、その際にアメリカ大陸を発見してしまったくらいの時間短縮である。
社内での進捗共有という名の業。
意外な事に、私にも上司という名の存在がいる。
営業をしている以上、上司に現在の進捗状況を報告するのは義務ではあるのだが、これがひどく面倒なのだ。
業。
としか表現のしようの無いこの行為を、いかに簡略化させるか。
そこでナレッジスイートなのである。
このツールを使うことで、なんと上司への報告時間は0秒に短縮された。
私が日々行っている業務に関しては、管理画面によって日々記録されている。
つまり上司はその画面を確認すれば、私がどれだけ世を考え、民を想い、深慮遠謀を張り巡らし、行動し、世界を変えているかが手に取るよう分かると言うわけである。
驚天動地の時間短縮である。
これはまるで、ギザの3大ピラミッドを秀吉が一夜で築くかのごとき所業である。
『Knowledge Suite』導入の結果を報告しよう。
ツールを導入したことで、日々の業務のうち30%にも及ぶ作業時間を圧縮することに成功した。
これをグラフにすると以下のようになる。
56億7千万年後に現れるという弥勒菩薩が、あす現世に現れる程の時間短縮ぶりである。
斯様に業務を効率化させ、時間を短縮せしめるツールを導入しない手は無い。
無料トライアル期間もある。
これはもはや導入をためらう事すら「罪」と呼べる段階なのかもしれない。
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営業管理ツールの意義。そして世の仕組みを理解する
営業支援ツールが、あらゆる業務を効率化したその先に何があるか。
パノプティコン…
口にだすのも憚られる程、おぞましい想像。
機器により管理された、情報化社会という名の監獄。
パノプティコンが支配する世では、恐らく人は尊厳としての「死」ですらも管理されるのであろう。
終末が近い…という事なのか…。
日常の業務は愚か、「死」すらも管理された社会に於いて、我々人類が出来る事など天から見たら些末な事なのであろう。
いや…
諦観は、大いなる絶望の始まりである。
抗わねばなるまい…。
それが、齊藤家当主としての責務…。
この悠久の時の中で二重螺旋に刻み込まれた業を断ち切るのも、また…
我の使命なのか…。
(了)