こんにちは。 アートディレクターの竹原です。
さっそくですが、みなさんは普段、チャット(メッセージ)ツールに何を使用されていますか?
LIGでは全社間でのやりとりはChatWork(チャットワーク)を使用していますが、僕の所属するメディア事業部自社開発室内でのやりとりは、基本的にSlack(スラック)を。さらに社外とのやりとりでは、SkypeやFacebookメッセンジャーなど、時と場合に応じて、さまざまなツールを使い分けています。
しかし、こうなってくると面倒なのが、それぞれのツールを立ち上げて別々の画面で管理、確認をすることです。相手に応じて使い分ける、と言ってもやはり一元化したい、とは思いますもんね。
そこで今回は複数のチャットツールを1つのアプリ内でまとめて管理できる「Franz」というアプリをご紹介します。
同僚にオススメされて使ってみたのですが、Franzを導入してからは劇的にチャット管理がしやすくなり、メッセージの確認や返信漏れもなくなりました。導入もとっても簡単なので、ぜひ以下の手順に沿ってお試しください!(いっそ説明の必要がないくらい簡単です。)
何はともあれ、インストール!
さっそくインストールしてみましょう。Mac、Windows、Linux版がありますので、環境に応じたものをダウンロードください。
Franzのダウンロードはこちらから!
ダウンロード、インストールと無事完了したら、さっそく開いてみましょう。サービス追加画面が表示されるので、Franzに追加したいサービスを選択します。
お気づきでしょうか、チャットツール以外に、Gmailもありますね!
サービスを選択すると、サービス名の入力画面になります。Franzの便利なところは、同じツールであっても複数のアカウントを登録できる点です。なので、たとえば、社内とプライベートでアカウントを分けている場合なども、アカウントごとにツールを登録することができます。これ、本当に便利です!
サービス名にはそのままサービス名を、複数アカウントを持ってるサービスはアカウントが見分けられる名前をつけておくと非常にわかりやすいです。(アイコンだけでもわかるよ! という方は入力しなくても良いでしょう。)
▲実際の画面です。
あとはタブでサービスを切り替えて、それぞれのアカウント情報を入力してログインすればOK。と、以上で終わりです! ほんと超簡単……!
Franzに登録できるサービス
Franzに登録できるツールは2016年8月29日の時点で、全23サービス。今回はその中から主要なサービスについてご紹介します!
Slack
これはご存じの方も多いかもしれませんね。サンフランシスコに拠点を置くSlack Technologies, Incが提供している、クラウド型チャットツールです。シンプルUI、外部サービス連携、マルチプラットフォームに対応が特徴。コードを投稿できるsnippet機能も魅力。エンジニアを中心に、必携のチャットツールのひとつです。
https://slack.com/
Messenger
言わずと知れた、Facebookのメッセンジャーアプリ。欧州を中心として、多くの地域でトップシェアを誇るようです。
https://www.messenger.com/
欧米で主流のメッセンジャーアプリ。全世界のシェアで堂々のトップを誇ります。
このアプリは2009年に「急激な成長を抑えるために」あえて有料化されたほどの人気で、その後2014年、Facebookに190億ドル、約2兆円(!)もの金額で買収されて再び無料になったという驚くような経緯があります。
WhatsAppは日本のLINEに比べて、スタンプなどの機能がなくシンプルな作りが特徴です。
https://www.whatsapp.com/?l=ja
Skype
こちらもなじみ深いチャットツールですね! 2011年にMicrosoftによって85億ドル、約9000億円で買収されました。
チャット以外にも、無料で高品質な音声通話・ビデオ通話ができます。
https://www.skype.com/ja/
中国版LINEと言われる、中国発のメッセンジャーアプリです。
世界一の人口を誇る中国においてダントツのシェアを誇り、その注目度たるや中国市場を虎視眈々と狙うアップルの製品発表イベントでもWeChatの対応がたびたび取り上げられるほどになっています。
http://www.wechat.com/ja/download.html
Hangouts
Googleが提供しているコミュニケーションサービス。Google+などを使っている方にとても便利なツールです。
https://hangouts.google.com/?hl=ja
TweetDeck
Twitter公式クライアントアプリ。カラムごとに複数のソーシャルメディアやリスト、検索結果などを割り当て、一覧表示することができます。
そう、FrantzではTwitterまで管理できるんですね!
https://tweetdeck.twitter.com/
Steam Chat
こちらはゲーマーのみなさん御用達、アメリカのValve社が運営するPCゲームのダウンロード販売プラットフォーム「Steam」の、プレイヤー間コミュニケーションツールです。
http://store.steampowered.com/?l=japanese
Inbox by Gmail
Googleの次世代メールクライアント。メールを素早く振り分け、心地よくかつ効率的にメールを管理していけるアプリです。
https://www.google.com/inbox/
Gmail
こちらもご存じ、Googleが提供する無料メールサービスです。
Inboxより使い慣れたクライアントがいい、という人はこちらを使いましょう。
https://www.google.com/intl/ja/mail/help/about.html
Outlook.com
Microsoftが提供するWebベースの無料メールサービス。業務でOutlook.comなどを使っている方は、Franzと組み合わせて効率的にメールを処理できます。
https://www.microsoft.com/ja-jp/outlook-com/
最後に
Franzの機能、いかがでしたか?
簡単な設定で、管理の一元化とコミュニケーションの最適化がはかれるこのツール。みなさんもぜひ、取り入れてみてくださいね!
Franzで快適なチャットライフを!