こんにちは。
野田クラクションベベーです。
本日は、広島県福山市沼隈町に来ています。
「沼隈町(ぬまくまちょう)」と聞いて、ピンと来る方は少ないでしょう。なぜなら……
めちゃくちゃマイナーだから!!
そんな沼隈町を紹介してくれる「くらとし君」こと倉田君。年齢が同じと言われて、膝が液状化現象しそうになりました。
倉田君は島根の大学に通っている現役大学生。
将来は地元の沼隈・内海エリアを盛り上げたいと思っているそうです。
そんな倉田くんが最初に連れてきてくれた場所は「丘の上のつるばらや」さん。
お店から見える景色は、「THE 田舎の風景」といった感じで心が和みます。
分校だった場所をリノベーションして作ったという内装。
当時使われていた黒板をそのまま残しているのが、かわいいです。
ところでみなさん。
福山市がばらの町って知ってましたか?
戦後、再建復興が進められて街は再生していったのですが、市民の皆様の心は癒やされませんでした。住民が心を和らげるためにばらを植え、元気を取り戻していったそうです。
オーナーの廣岡さんが、この「ばら」にフォーカスをあて、世界中の珍しいばらを扱うと全国のばら好きが集まるようになりました。
つるばらやさんでは「Instagram」もやっているので、ぜひチェックしてみてください! たくさんのお花に癒やされますよ〜!
その後……。
倉田くんオススメの中華そば屋「十万石」さんにやってきました。
中華そば大盛りをご馳走していただきました。
いただきます。
醤油ベースのスープに、麺が絡みあい、背脂とチャーシューがダブルパンチで攻撃してきます……。
尾道ラーメン最高です!
続いて、内海エリアに行きました。
内海で何をしたかと言うと…
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フィッシングです!
瀬戸内海の海の穏やかさを見ていると、テトリスで長い棒がなかなか来ないことにイライラしてたことがバカらしく感じます。
そんなことを考えたいたら、倉田くんから「アオアイソメ」というエサを渡されました。
見てください! この気持ち悪さ……!
持ち前のメンタルで、どうにかエサをつけて竿を海に投下しすると……
小さめのふぐが釣れました! かわいい〜!
※毒があるので食べられません。
「ハオコゼ」という魚も釣れました〜! 顔がアンドリュー・ジョーンズみたいです。
※尾びれに猛毒があるため食べられません。
ちなみに、見た目が釣りプロの倉田くんは1匹も釣れていませんでした。
動揺したのか、竿を海に落としたのですが……、
「べべ君、気にしないでね。きっと、神様のイタズラだから」と膝をブルブル震わせながら決めポーズをしてきました。
結局、食べれる魚が釣れなかったので、2人で反町隆史のPOISONを口ずさみながら、次なる目的地に向かいました。
美味しい魚料理と肉料理が楽しめる「zonokitchen/魚ときどき肉」さんにやってきました。
オーナーの原園さんに、「毒のある魚しか釣れなくて、呪われてるのかもしれない……」と話してみると
「単なる、実力不足だよね」と一蹴されました。レモンスカッシュの甘酸っぱさが沁みました。
僕のような旅人にもフランクに接してくれるzonokichenさん! 内海に海水浴に行ったら、ぜひ遊びに行ってください〜!
さて、続いてやってきたのは「ふくろうの花畑」というお花畑とふくろうを楽しめる場所。
花の見所は4月あたりがシーズンなので、見ることはできなかったのですが、大量のふくろうの置物を見ることができました。
石にカラフルな絵の具を塗った作品。
こちらを作っているのは、アーティストの「福来朗(ふくろう)」さん。名前にセンスありすぎます。
ふくろうにハマった理由は、脳梗塞で倒れたときに、知り合いがお見舞いとして持ってきた「ふくろうの置物」がきっかけだったそうです。
退院後、もともと務めていた建築関係の仕事を辞めて、自分の趣味に生きることを決めた福来郎さん。
試行錯誤した結果、石にカラフルなペイントを施すスタイルを見つけそうです。
そんな、自分にメッセージを書いてくれました。
「いつもチャレンジ」
人生色々あるけど、何ごとにもチャレンジし続ける先に答えがあるから、ひたすら突き進みなさいと言っていただき、とても心に響きました。
旅で、いいお嫁さん見つけてまた遊びにきてくれよっと笑いながら話す姿は、まさに「Life Is Good」な姿でした。
素敵なメッセージ、本当にありがとうございました!
最後に訪れたのは、倉田くんが将来的に運営するというゲストハウス「Tachimachi」
手に持っている「ファルコンの銅像」がお気に入りだそうです。(※よく見たらハトでした)
こちらは、リビングルームにするという場所。
盗賊や山賊レベルの人しか住めない感じになっています。
お風呂。
釜。
トイレ。
そうです……
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ほぼ未完成です。
中学生のころ聞いていたラジオや大学生のころ旅をした際に泊まったゲストハウス「音速別荘」で過ごした時間が、ゲストハウスをするきっかけになったそうです。
仕事に疲れて、ちょっと休みに来た人を地元の人に繋げたり、旅人を地元の人が案内をしたりできるような場所にしたいんだとか。
そんな、倉田くんにとっての「Life Is Good」な瞬間とは、「知らない誰かと誰かが出会ったときが嬉しい」そうです。
知らない人同士が出会うことで、何か素敵ことが起きて欲しいと嬉しそうに話してくれました。
まとめ
「地元が大好き」という人は多いですよね。
ただ、実際に行動する人はわずかだし、行動の仕方がわかない人だっているはずです。そんな時に「誰もが集まれる場所」があるといいですよね。
僕は、10年間ほど地元に戻れないので、地元のことはギャングなマイメン達に託そうと思います。
沼隈・内海に滞在中は、倉田くんの実家にお世話になり、使ったお金は0円でした! 本当にありがとうございました!
【使ったお金】
0円
【残りの所持金】
15,105円
次こそは毒のない魚を釣りたい。
以上、ベベでした。
※LIGブログ編集部よりお知らせ
読者の皆様、べべ旅の記事を読んでいただき誠にありがとうございます。
この連載は実際にべべがその土地を訪問してから記事を公開するまでにタイムラグがあるため、正確なべべの現在地を知りたい場合は
をご確認ください。
全国の皆様からの激励のメッセージ等、お待ちしております。
今後とも野田クラクションべべーを宜しくお願い申し上げます。