こんにちは。エディターのユリナーシュカです。話す人がいないので、部屋にあったぬいぐるみと会話しています。
人物紹介:ユリナーシュカ 厨二病。好きなタイプは目の死んでいる人。 |
ゴールデンウィークももう終わってしまいましたね。
ずっと会っていない高校の時の友達のLINEのタイムラインが更新されていたので、「いいね!」をしたら「誰だっけ?」というLINEが来て、だいぶ何かがえぐられました。
そんな私はゴールデンウィークはずっと天井を見るか、日本昔話をyoutubeで見るかくらいしかしていません。そこで今日はちょっとエロい日本の昔話の話をしようと思います。ちなみに合コンで話すと、「△△ちゃんってちょっと暗いけど、面白いよね!」という高評価を頂けます。
昔話なのにとてもエロい話三選
第3位「狐を嫁にした男の話」
狐が女の人に化けて、結婚する話なのですが、鶴の恩返しのちょっとエロい版みたいな感じです。最初は子供もできて平和に暮らしていたのですが、ある日狐だということがバレてしまって、家から出て行ってしまうのです。男は「狐でも好きだよ」的なことを言うのですが、そこが素敵。
第2位「蛇に犯されてしまった娘」
裕福な家の娘が木に登っているところを蛇に襲われてしまいます。一度は医者がイノシシの毛で作った薬で蛇を退治したのですが、娘の体からは蛇の体液が五升分出てきて、その体液にもイノシシの毛が刺さっていたといいます。それから三年ほどして、娘は再び蛇に襲われてしまい、死にます。死んでしまう時に、「あなた、これからはずっと一緒よ」と言い、蛇に生まれ変わってあの時死んだ蛇と一緒になったと言われています。愛欲のあり方は一つにとどまらないのです。
めちゃ良くないですか?
第1位「多淫の母」
あるお坊さんが夢の中で草原を歩いていました。すると、見事な体つきをした女が肌をあらわにしてうずくまっていました。女のおっぱいは腫れて、そこから膿が出てきて、女は「痛い、痛い」と言いながら泣いているのです。お坊さんは女に訳を聞きます。すると女は「乳に飢えた子どもを放置して、若い盛りの男と気の向くままに情事に耽っていたら、乳の腫れる病になったのです」と答えたのでした。
夢から覚めたお坊さんは女が生前に住んでいたという越前の国加賀の郡大野の里を尋ねます。そこで子どもに話を聞き、子どもは「母は、顔かたちが美しかったので、多くの若者達に愛され、気ままに関係を結び、子どもに乳を与えてくれませんでした」と答えるのでした。そこでお坊さんは夢で見た話を子どもたちに告げ、子どもたちは母親が痛みから救われるように仏像を作り、写経をおこなったそうです。そしてお坊さんの夢にまた女が現れたのですが、綺麗な姿で微笑んでいたそう。
邪淫は良くないなと思いました。うっかり気が多くなってしまう時もあると思うのですが、そんな時は「胸から膿が出たら絶対に辛い」と思うことにしています。
ちなみに三つとも『日本霊異記』という説話集に収録されているのです。
けっこうエロい話があって、すごく読みやすいのでぜひ読んでみてほしいのです。
「実録妖怪ドキュメント 河童伝説(センタービレッジ)」や「エロすぎる日本昔ばなしシリーズ(桃太郎出版)」などアダルトビデオの題材にもなっている日本の昔ばなし。ちょいちょいエロいので、ぜひチェックしてみていただきたいのです。
ゴールデンウィーク中、天井とYouTubeしか見ていないと言いましたが、本当は同い年のお医者さんと合コンしました。嘘ついてごめんなさい。
じゃーねー!