わりとイケメンだって思ってたけど、どう見ても勘違いです。本当にありがとうございました

ポイ獲得のために本気を出す

ヘアスタイルを変える

まずは、ヘアスタイルを変えることにしました。

こう思ったからです。

社内の女性から「おじさんかおばさんか分からない」と罵声が飛んでいたクソみたいな髪型を変えるため、表参道の美容室『Lily』・寺村さんに相談します。

	人物紹介：寺村 優太さん（@trmryt） 美容室『Lily』のスタイリスト・美髪アドバイザー。Twitterで33,000以上のフォロワーがいるインフルエンサーな上に、イケメンでしかもイイ人という意味不明スペック。

女性にモテたいのですが最近のトレンドってどんな感じなのですか？

よくそういう相談を受けるのですが、ちょっと視点を変えてほしいですね。

視点を変える？

女性は「隣を歩いていて嫌じゃないか」というポイントで男性の髪型を見ていることが多いです。流行を追いかけることが必ずしも女性にウケるとは限らないんです。

では、どの辺を意識すればいいのでしょうか？

まずは誰にモテたいかを考えましょう。例えば、20代後半の女性なら”清潔感”がポイント。少しくらい髪が長くても「目にかかっていないか」、「耳元はサッパリしているか」「パーマをかけているか」を意識すれば清潔感を保てますよ！

なるほどぉ！！

こんな感じでカウンセリングをしてもらいながらカット&パーマを進め、数時間後には……

めっちゃサッパリ！

さらに、撮影日が別になるためセットの方法も教えていただきました。

近しい髪型の方は試してみてくださいね。

	寺村さんのアドバイスまとめ ヘアスタイルを決めるときは誰にモテたいかを考える 相手が20代中盤以降なら「清潔感」、20代前半はもう少し自由にしてもOK 「毛束感（けたばかん）」が強すぎると大人の女性はホストっぽいという印象を受けることも

服のコーディネートを変える

続いては、服のコーディネートを変えていきます。

きっと世の中はこんな感じになっているのだから。

社内の女性から「雑巾のほうがまだマシ」と定評ある服装を変えていきます。やはりテロッテロでダッサダサの服だと女性にモテることはないでしょうからね。

ファッションブランド『VANQUISH』さんに相談します。

	人物紹介：三田 歩武さん 渋谷系メンズファッション『VANQUISH』の広報担当。最近流行りの塩顔系イケメンで、服装もオシャレな上にイイ人というパーフェクト三拍子。

女性にモテる服ってどんな感じなんでしょう？

女性ウケを狙うなら“デニム・オン・デニム”が良いと思います。上下ともデニムで構成された流行のコーディネートですね。

デニムとデニムって奇抜すぎやしませんかね？

いえ。色合いを意識すれば落ち着いた印象も与えられますし、インナーで遊びを入れてあげれば「大人っぽい清潔感と少年っぽい可愛らしさ」を同時に表現できますよ。

なるほどぉ！！

	三田さんのアドバイスまとめ コーディネートを映えさせるためにギャップを意識する カチッとしたジャケットだけど中はTシャツを着るなど、どこに”遊び”を持たせるか考える 季節感もポイント。春先〜夏以降は明るめの色が好まれる

三田さんにも最近のオシャレ事情的なものを教えていただきながら着替えると…

こんな感じになりました。

デニム・オン・デニムをベースとしながら、インナーは女性ウケばっちりのボーダーTシャツ。首元にかかったフェザーネックレスがワンポイントとなり遊び心を演出しています。

見た目が劇的に変わって、心なしか顔つきも変わったような気がします。

これならきっと1つくらいポイを獲得できるはず。

そう思っていたのですが……

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結局、その後もポイされることはありませんでした。ただの一度も。

広告主のDiverseさんだけでなく無償で協力してくれたLilyさん、VANQUISHさん。そして、僕を産んでくれたお父さんやお母さんにどんな顔をすればよいのか未だ答えは見つかっていません。

この世には格差がある。身の丈を知ることが大事

本企画は僕の勘違いにより見事、破綻しました。ここまで何もできていないPR記事が過去にあったでしょうか。いや、ない。

敗因は大きく分けて以下の2点です。

• 自分をわりとイケメンだと思っていた浅ましさ
• 『Poiboy』には本物のイケメンが多すぎた

後々教えていただいたのですが、こんな感じのイケメンがゴロゴロいるらしいです。

これはね、もう無理ですわ。生物学的観点から見ても完全に別の生き物でしょう。

ただ、1点こちらから申し上げることがあるとすれば女性にとって『Poiboy』は、凄まじいサービスだということ。なぜなら我こそはというイケメンが切磋琢磨し合っており、女性はポイし放題だからです。

この度はどうしようもない勘違いによりこのような結果となってしまい、関係者各位ならびに読者のみなさん本当に申し訳ありませんでした。

今後は自分の身の丈にあった人生を歩むべく、どこかの隙間にでも挟まって生きていく所存です。

この画面の先は、皆さんの目で確かめてみてください。君たちの戦いはこれからだ！