こんにちは。長野チームライターののっち(@nocci_84)です♩
人物紹介:のっち 2015年9月からLIG長野チームでライターをしているアラサー。寒いのと疲れることとガミガミ怒られることがとても嫌い |
都会では春の気配がただよっていますね。この”ふり”を毎度している気もしますが、当然ここ長野県信濃町の現在の風景といえば……
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いかがでしょうか。春、遠いです。まだまだ積雪30~40cmくらいあります。
雪を見ているのは好きなのですが、心をボッキボキに折られるのが、毎日発生する除雪作業。これがまた重労働なんです。だんだんと慣れてくるとはいえ、嫌になって思わず逃げ出したくなる程度には辛いです。
そんなわたしたちが喉から手がでるほど、欲しいもの。それが除雪機。
- 除雪機とは?
- 積雪の多い地区で、道路や鉄道線路の除雪を行う車両。雪を掻き分けたり飛ばしたりできる。すいすい〜っと除雪できてしまうが、中古でも価格は20万程する高級アイテム
中古でも20万。4人で20万は痛い。でも欲しい……。このままでは、私たちは雪と一体化してしまうかもしれません。事態は深刻です。
そこで、こんな企画をLIG東京本社に投げてみることにしました。題して……
寒波Deカンパキャンペーンです。
寒波Deカンパキャンペーンとは?
寒波Deカンパキャンペーンとは、現在100名以上いるLIG東京本社の社員から、ひと口500円からのカンパを募り、そのお金で除雪機を手にいれちゃおう! という夢のような他力本願な企画です。つまりドラゴンボールの「元気玉」ですね! チリも積もればなんとやら、みんなの愛に甘えちゃおうぜというわけです。
さっそくお願いしてみました
個別で100人にお願いするのは大変なので、各チームのリーダーにメッセージを送ります。
「チームリーダーがカンパをまとめて、管理部までお渡しください! お礼に野尻湖オフィスから素敵なプレゼントがあるかも♡」
するとすぐに反応が返ってきました。
LIG社員の反応
「わずかな金額しかカンパできずごめんなさい! 長野に遊びに行きたいと考えてるのでぜひ仲良くしてくださ〜い」
まずメッセージをくれたのは、ディレクターのむむさん。ほっこりしました。
「Paypalで送れたりしますか?(・v・)」
こちらはセブ島支社にいるせいとから。海外で自分も心細いはずなのに、優しい。
「少しでも足しになれば幸いですー。しかしカンパいいですね。真似させてもらうかもです」
フロントエンドのはつし。真似させてもらうってなんだろう。新たな文化がまた出来てしまうのでしょうか?
「500円相当のものでもいい? ジンバブエドルとか!」
編集部のしぶやさん。日本人だと思い込んでいたのですが、彼ジンバブエの方だったみたいで。ちょっと換金が大変そうだったのでお断りしようか悩みましたが、ありがたく受け取りました。
さまざまな反応をいただきながら、全部で63名の社員がカンパをしてくれました。ありがたすぎる……。
役員からのカンパ
ゴウさん(代表取締役)/カンパ金額:4万円 「カンパしたぞー! 長野の冬は豪雪だからな。頑張って生きろよー!」 |
長野が地元のゴウさん、かなり大きなカンパをくれました。わーい!
タカさん(代表取締役)/カンパ金額:3万円 「冬は寒いしね、風邪引かないでね」 |
同じく社長のタカさんからもいただきました。ありがとうございます!「長野はいいよね〜のんびりしていて」とニコニコ声をかけてくれますが、わたしが知る限りタカさんは新しいオフィスが出来てからたった1度しか長野に来たことはありません。
龍崎さん(最高財務責任者)/カンパ金額:2万円 「除雪が楽になるんだから、その分ちゃんと仕事しろよ」 |
最高財務責任者で、長野オフィス周りを見てくれている龍崎さんからもいただきました。怖いのは顔だけで、心はあったかい人みたいです。
ヅヤさん(取締役)/カンパ金額:2万円 「これカンパした額ってブログに出たりしますか? 嫁と相談したいです」 |
お財布はしっかり嫁に握られているようですね。
そめひこさん(執行役員)/カンパ金額:3100円 「高鳴る鼓動が抑えられない。共に戦う仲間がいる。それだけでどこまでも翔べる」 |
なんだろう、この3000円にプラスされた100円は。完全に「忘れてたけどとりあえずお財布の中にあるありったけの現金を出してみた」感にあふれる額です。
さすが役員のみなさま。後に記事化されることも悟ったのか、ありがたいことにとても心強いバックアップをいただきました。
カンパ期間を終えて
ということで、みなさまの協力の末……
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無事、除雪機をGETできました〜!
毎日繰り返される雪との戦いに疲れきっていた、俺氏の表情も……
まるで観音菩薩のようにおだやか。
お礼を送ろう
後日、カンパしてくれたみんなに向けてお礼づくりをすることにしました。心を込めたお礼といえば、やはり手作りのお菓子とお手紙ですよね。エンジニアのヤスタカと一緒に、まずはクッキーをつくります。
こちらがヤスタカ作。雪に関連する企画だったため、雪の結晶クッキーです。オシャレ♩
対するわたし作のクッキーがこれ。「顔をつけると可愛くなるかも」と思ったのですが、あふれるこんなはずじゃなかった感。
気を取り直して「スマイルクッキー」も焼いてみたのですが……
化け物ができました。
まぁ大事なのは気持ちなので、心を込めたお手紙を書いて……
本社にお送りしました! おいしく食べてね♩
結果:小さな力も集まれば、強大なパワーになる
ということでみんなの「元気玉」で無事に除雪機をゲットできました! わたしの好きな言葉に「1人で見る夢は夢でしかない。しかし誰かと見る夢は現実だ」というオノ・ヨーコさんの名言があるのですが、今回まさにそれを実感することができました。社員の誰か、そしてLIG社員ではなくても大事な誰かが同じように困っていたとしたら、今度は長野チームから全力で元気玉を送ろうと思います。
なにはともあれ東京本社のみなさま、役員のみなさま、本当にありがとうございました!
おまけ
集金の最中に、なんと編集部のまゆことDevRelののびすけがおもむろに「これ、使ってください」と1万円を差し出してくれました。もちろん気持ちは嬉しい……。だけれどこのままでは3100円カンパしてくれた役員、そめひこさんのメンツを潰してしまう! と考え、気持ちだけいただくことに。
まゆことのびすけ、本当にありがとう。
LIG社員のやさしさに触れられた、とってもハートフルな企画でした!
長野チームではメンバーを募集してます
東京本社メンバーのおかげで、これで今年の冬越えの準備もばっちりです。長野を元気にしたいと思ってくださる方・LIGが好きな方、長野メンバーとワイワイ仕事したい方、ぜひわたしたちと一緒に働きませんか? お待ちしています!
それではまた。のっちでした♪