12月に台湾へ行ってきました! EDIMOチームのmisakiです。
わたしは海外へ行くと街中を散策するのが好きです。日本では見落としがちな些細なものに気づけるのはもちろん、現地のマーケットでローカルな暮らしを垣間見たり、その街の本当の素顔がみえそうな路地裏に迷い込んだり。現地の日常に溶け込んでいく感覚がたまりません!
今回も業務の合間をぬっては、台湾の街中や観光地を歩いていたのですが……そこにはおもしろい出会いが待っていました。
たとえば、これ。
わかりますか?
キンタマーニコーヒー発見!
コーヒー飲んでいる方、失礼しました。
こちらのカフェでは、「黄金」を「金玉」と訳していました。訳した人に会ってみたい!! 本当は日本語知っているけれど、「しめしめ」と思って遊び心でやってしまったんじゃないかと、たった10文字なのに、帰国後も「キンタマーニコーヒー」になった経緯について勝手に思いを巡らしています。
しかしながら街中や観光地を歩いていると、他にもへんてこなコトバがあるあるある!! 一緒に行ったメンバーからも目撃情報が。
ということで、わたしと台湾出張に同行した野田クラクションべべー(@nodaklaxonbebe)が台湾で見つけたヘンテコな日本語・意味深な漢字を厳選してお届けします!
日本語と日々にらめっこしているライターさん・編集者さんも、息抜きにどうぞ!
へんてこな日本語たち
テツクリキヨウザ
台湾のみならず、海外で目にするへんてこな日本語の代表格が、濁点がないものや小文字になっていないもの。
海外の人が濁点や小文字を気にしないのは、わたしたちが英語を話すときや書くときに「“a” や “the” ってどういうときに入れるの? 入れなくていいじゃん、通じるじゃん!」という感覚と似ているのかもしれない。そう思うと、なんだかあたたかいキモチで眺めることができました。
食へ放題
こちらもパッと見「濁点がないよ!」とツッコミたくなりますが、ひと呼吸おいてみてみましょう。
だんだんと、「食へ(え)放題」に見えてきましたか?
ドSな焼肉店、台北にあり。
猫の間に徘徊
こちらは、猫村として有名な猴硐猫村の案内図で見つけたもの。
「キャットストリート」って訳した方がいいんじゃ……と、ツッコミたくなりましたが、「漢字とひらがなで訳したい」というこだわりがあったのかもしれない。
そんな考えは、2秒後に「モンキー地下鉄駅」という文字が目にはいった瞬間、打ち消されました。
名がない
こちらは『千と千尋の神隠し』の舞台で有名な九份で見つけたへんてこな日本語。
この魚料理は湯婆婆から名前がもらえなかったのか、それとも日本人は食うなという魚なのか……。
わからなければ無理に訳す必要なんてない。いさぎよくて、好きになりました。
ヤきそば
書く仕事に携わっている方だと「ここは漢字ではなくひらがなだ」、「いや、ここはカタカナで表記する」というこだわりも多いはず。そんなこだわりを感じた、「ヤきそば」。
ここの店がおすすめするイチオシ料理にちがいない。
いろいろと足りない
最初からこんなカタチなのか、それとも年月とともにこうなったのか。もはやこの注意書きに注目して滑ってしまった日本人もいるんじゃないか。
ザン新すぎた
今回いちばん混乱を生じたのが、とあるお土産のパッケージに書かれていた説明文。
台湾人の味覚に融合させた日本伝統のもちをザン新の手藝でオリエント伝統のもち食べ文化
どこかの翻訳機能で出てきたものをそのまま使った感が否めない……。
「日本人の味覚に合わせた、台湾伝統のもち」の間違いなんじゃないのかな。そもそも、日本伝統なのか、オリエント伝統なのかどっちなんだ……。と思わずにはいられませんでした。
「どっちでもいいじゃん、いちいち気にせず試しに食べてみなさいよ、美味しければいいんだよ」と、心の広さを試す商品なのかとも思いました。