通学中:指名競争入札
「遅刻遅刻ー!」
ドンッ
曲がり角を曲がったら、男子高校生らしき人とぶつかってしまいました。
男子高校生「大丈夫?」
近所の農家「お嬢ちゃん、大丈夫かい!?」
パトロールしてた警察官「大丈夫ですか?」
「ど、どうしよう・・・。誰の手を捕まればいいんだろう」
こういう時は指名競争入札で決めましょう。
指名競争入札では、トラブルを防ぐために入札者を指名することができます。
男子高校生・・・イケメンだが、思春期だし何か勘違いしそう。
農家・・・良い人だが、お母さんの元カレ。何か勘違いしそう。
警察官・・・一番安心。この人に入札してもらおう。
「よし、警察官が差し伸べた手を落札だわ!」
市役所ちゃんのワンポイントアドバイス 発注側に指名された人以外は、参加できないので指名されるよう頑張って! |
(・・・あの子かわいいな)
学校:企画競争
「ふう・・・やっと学校についた」
ガラガラ・・・
先生「今日は、転校生がいるぞーはいれー!」
「落札され太郎です!」
「あれ、さっきの・・・?」
「あ・・・!」
「なんだ、お前ら知り合いか。じゃあ、され太郎は隣の席でいいな」
「にゅ、入札で決めさせてください。私の隣に座ったらどんなことがあるのか、企画書にまとめてください」
やはり、市役所ちゃんは全てを入札で決めるため、やすやすとお近づきにはなれません。
隣の席は、コンペ方式の企画競争によって決められることになりました。
今回は市役所ちゃんの隣に座りたい複数の生徒が企画提案書を提出した結果・・・。
「友達のAちゃんを落札します」
市役所ちゃんのワンポイントアドバイス され太郎くん、残念。私と一番仲のいいクラスメイトが落札したよ。雑談のトークテーマが一番豊富だったのが決め手でした。 |