あなたはこんな美少女と付き合ってみたくありませんか?
彼女の名前は市役所ちゃん。市民の血税で生きている美少女です。でも、アタックする人は少ないです。なぜなら市役所ちゃんと付き合うには、きちんと「入札」をしなくてはいけないから。
あなたは入札制度のことをどれぐらい知ってますか? 市役所ちゃんと付き合いたかったら、勉強しなければなりませんよ。
「わたし市役所ちゃん。国民の税金で生きています。よろしくね!」
朝ごはん:一般競争入札
ピピピ・・・ピピピ・・・
「げっ!もうこんな時間ー!?」
市役所ちゃんは毎朝8時30分きっかりに起きます(土日はきっかり休みます)。なので、毎回遅刻しそうになっています。慌ててリビングに行くと母親と父親、近所の人がいました。
血税で生きている市役所ちゃんは、朝ごはんも入札で決めなければなりません。入札者の中から一番有利な条件のものを落札するのです。
母親「焼き魚とごはん、味噌汁を用意したわよ」
父親「パスタにしなさい」
近所の人「食パンは?」
一般競争入札は不特定多数の参加者が入札できるので、資格があれば近所の人でも朝ごはんに入札できます。
(う〜ん、どれにしようかな。一番有利な条件なのは・・・)
お母さんの朝ごはん・・・美味しそうだけど、時間がない
父親の薦めるパスタ・・・早く食べなきゃいけないけど、時間がない
近所の人の食パン・・・通学しながら食べることができる
「よし! 食パンを落札!」
市役所ちゃんのワンポイントアドバイス 物品の入札はハードルが低く、落札されたら納品するだけなので参加しやすいみたい。 (だから、近所の人がリビングに上がり込んでいたんですね) |