企画・提案・見積もりに!エンジニアからディレクターへの7つの提言

鳥よし


企画・提案・見積もりに!エンジニアからディレクターへの7つの提言

こんにちは。エンジニアの鳥よしです。

エンジニアとして働いていると、企画や提案、見積もりの際に、ディレクターさんからエンジニア視点の助言を求められることが多々あります。

今回はこれまでの経験から、WEBサイト制作時に気を付けておきたいポイントをまとめてみました。

参考にしていただければ、社内のエンジニアからの支持率が上がること間違いなしです。

エンジニアからディレクターへの7つの提言

WEBディレクターさんに知ってほしいことを、以下7つにまとめました。

PCサイトでもスマホ・タブレットへの対応を検討してください

pc_site_mo

PCサイトを構築する案件の場合、デバイスをどこまで対応させるかは要注意です。

PCだけでいいんじゃないかと思いがちですが、タブレットやスマホで閲覧するユーザーも当然いますので、対応はマストでしょう。

また、別にタブレット用、スマホ用サイトを用意するとしても、もし「PC版サイトを見る」ボタンを作る予定なら、やはりあらかじめ対応しておく必要があります。

IE9以下への対応は細かく決め、事前にデザイナー&エンジニアに相談してください

ie9-6

IE9以下への対応は要検討です。というのも、こやつらには主にこんな特徴があるからです。

IE9
CSS3の”transition”に対応していない
IE8
HTML5/CSS3全般が対応していない。透明度を操作することができない
IE7
IE8の特徴に加え、CSSの解釈が独特
IE6
IE8,7の特徴に加え、もうなんか色々ヤバい

(IE8以下はともかく、IE9については大丈夫なんじゃないの?と思うかもしれません。しかし、IE9ではCSSのtransitionが使えないため、モダンブラウザではCSSだけで実装できるはずのちょっとした動きを付ける際にもJSでの対応が必要になってしまいます。)

そのあたり、プログレッシブエンハンスメントで行くのかクロスブラウザで行くのか、それぞれクライアントや技術者らと話した方がいいかもしれません。

スマホサイトの作成も楽ではないのです

android

スマホサイトというと、HTML5もCSS3もJSも動くからPCより楽だと思われがちですが、案外そんなこともありません。

予想外のバグや仕様が多く、デバッグに相当な時間がかかります。さらにスマホには機種が多く、そのそれぞれに対応が必要なので大変になります。

A社のスマホだと問題ないけどB社のスマホだとバグになってしまう、なんてこともあります。

そこでデバッグ工数を多めに見積っていただければ、エンジニアは小踊りしながら作業に取り掛かるでしょう。

デザインを外注で依頼するなら、”当たり前”だと思うことまで注意すべきでしょう

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私の経験上、デザインを外注すると確実にトラブルが起きます。

その多くは「当たり前」だと思っている分野で起きるのです。たとえば、

  • データがPSDじゃない
  • なんだかJSで動かせそうに見えるところがあるけど、仕様がわからない
  • favicon、ogp、web clip用の画像がない

などなど。

このようなトラブルを防ぐために、外注で依頼する際は事前にルールをまとめ、「デザインレギュレーション資料」などを用意した上で、作業者の方と共有しておくことをオススメします。

JSの実装はみんなできるように見えて、微妙に個人差があります

js

WEBサイト制作でJavaScriptの実装はもはや欠かせないものとなっていますが、これを「誰に任せるか」は慎重に決めたほうがいいかもしれません。

なぜなら、JSの実装と一口に言ってもその範囲がさまざまだから。

1. プラグインつっこんでカスタマイズ
2. jQueryを用いて実装
3. 本家JavaScriptでの実装
4. Canvasも用いての実装

ざっとこんな感じでしょうか。

3、4. 辺りはJavaSciptにガチで強い人に任せればいいんですが、1、2. 辺りはデザイナー、コーダー、バックエンドエンジニアもできたりできなかったりに個人差があるので、事前に能力を確かめたうえでアサインさせると良いです。

リニューアル案件時はサーバー、利用言語、CMS等のスペック、利用状況などを確認しましょう

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PHPのバージョンが古くて、プログラムが動かないことはたまにあります。

ディレクションの段階でヒアリングし、サーバーのバージョンアップが必要かをエンジニアと相談しましょう。

また、共有サーバーを使っているとバージョンアップが難しいケースも出てきます。

「サーバーの移転が必要か」まで考えた上での作業費、スケジュールを立てられると、エンジニアは一生あなたについていくかもしれません。

レスポンシブ案件はある程度の勇気が必要です

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レスポンシブサイトはなかなかにデリケートです。ワンソースで全てのデバイスに対応させるというのは、神経を使う作業なのです。

また、レスポンシブサイトは記述量が多いため、スマホなどで見る際に重くなりがちなので、データの軽量化にも気を遣う必要があります。

IE8以下にも対応させる場合には、さらにJSを使って対応するなどテクニックが必要になるので、それなりに時間を要するでしょう。

それも踏まえてスケジュールを組めれば、エンジニアから神と崇められるでしょう。

まとめ

以上、エンンジニアからの提言でした。

ディレクターさんは仕事の内容が幅広いため、すべての分野を熟知することは難しいですよね。

特に技術の分野は畑違いなのでなかなか知る機会も少ないかと思いますが、何か技術的なことで仕様を考えたりスクジュールを決定する際は、その都度エンジニアに相談していただけると助かります。

鳥よし
この記事を書いた人
鳥よし

バックエンドエンジニア

2009年入社

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