インターフェース改善に!誰にでもできるユーザーテスト導入のすすめ

インターフェース改善に!誰にでもできるユーザーテスト導入のすすめ

Masashi Naito

Masashi Naito

こんにちは! ディレクターのまさしです。

みなさん、ウェブサイト作っていますかっ!? 僕らのチームではサイトを作る際に、制作の途中途中でユーザーテストを実施しています。

ユーザーテストとは
ウェブサイトやソフトウェアなどを、制作者や開発者とは異なる視点を持つ実際の一般ユーザーに使ってもらい、使い勝手についての感想やユーザーがとりやすい行動から、より使いやすいユーザーインターフェース(UI)を構築するためのテストのこと。
引用元:デジタル用語辞典

ユーザーテストを行うと、プロジェクトに携わるメンバーでは気づくことのできない新しい発見を得ることがしばしばあります。特に問題を発見するのには非常に効果的な手法です!

今回は、簡単に導入できるユーザーテストの方法をご紹介します。

ユーザーテスト導入のすすめ

今回ご紹介するユーザーテストは、簡単5ステップで導入できます。
さっそく見ていきましょう!

まず、準備するもの
  • 被験者(ユーザー役の人):職場なら他の社員さん、自宅なら家族や友人でOK
  • 検証端末(PCやスマホ等):テスト環境に接続できるもの
  • ノートやメモ:ユーザーの行動を観察し気づきを書き出していくためのもの

1.被験者に簡単なゴールを設定する

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第一ステップは、ゴールを設定するところからです。難易度の高いゴールではなく、簡単に到達できるようなものを設定しましょう。

例えば…

  • ECサイトなら「目当ての商品を探してもらって購入する」
  • CMSなら「記事を書いてもらって公開する」

といった調子で、被験者にテストで何をして欲しいかを伝えます。

2.思ったことを発言しながら操作してもらう

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ゴールを設定したらテスト開始です。

被験者にテスト端末の前に座ってもらい、制作メンバーは操作している様子を観察します。その際に、被験者には都度、思ったことを声に出してもらいながら操作をしてもらいます。

制作メンバー全員で参加し、ユーザーの動向を直接見る事が大切です。つまずいた箇所や迷った箇所など気になった所を注意深く観察しましょう。

3.「何を考えているか」を聞く

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多くの被験者は操作に夢中になると口数が少なくなります。手が止まったり、迷ったりする様子が見られた時は、即座に「いま何を考えていますか?」と質問をしましょう。

被験者には考えていることを常に口に出してもらうようにお願いをしましょう。

4.注意深く観察してメモをとる

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被験者の動向から目を離さずに、よく観察をしましょう。そして、制作メンバーそれぞれが問題だと思った点や気になる箇所については、もれなくメモをとりましょう。

「ユーザーはこうだろう」と思い込んでいたところで予想外の行動を目の当たりにすると、とてもよい気づきになります。

5.気づいた問題点をみんなで共有し話し合います

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最初に設定したゴールまで被験者が到達したらテスト終了です。テスト終了後は、各自でメモした気づきを全員で共有します。

出てきた気づきに対して全員で議論し、改善やアイディアに結びつけます。議論する際は、上司部下、先輩後輩関係なく、フラットに意見を言い合いましょう!

まとめ

いかがでしたか?

WebサイトやWebサービスはユーザーの顔が見えないため、数字を見ながら仮説を立てて改修を行っていくケースが多いですが、それよりも簡単にできるこのユーザーテストを是非試してみてください!!

また、もっと良い方法やプラスアルファな事がありましたら、是非教えてくださいね!

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Masashi Naito
Masashi Naito Agency / Web Director / Manager / 内藤 昌史

LIG入社後、観光CtoCサービスの立ち上げから事業譲渡、コワーキングスペース事業の立ち上げからグロース、地方創生事業の立ち上げ、サテライトオフィス立ち上げなど、様々な事業をゼロから立ち上げて成長させるまでのプロセスを経験。現在は、いいオフィス広島 by LIG の運営をしながらWebディレクターを担当。

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