ユーザを惹き込むテクニック公開
単に漫画を制作しただけでは、惹きつけることはできたとしても、惹き込むことができるとは限りません。惹き込むためにはどうしたら良いかをしっかり考えて漫画を制作する必要があります。
では、具体的にどのように制作するのでしょうか?
その制作テクニックを公開します。
1コマ目の工夫
漫画の1コマ目を工夫して制作することで、ユーザを惹き込みやすくすることができます。
下記のような制作テクニックがあります。
- 集中線、点描などの背景の効果を使う
- 喜怒哀楽を表現する
- 1コマ目を大きくする
- セリフを短くする
- 「バンッ」「ドンッ」などの擬音を使う
- コマからはみ出る
- 共感を得る
- できるだけ分かりやすくする
- 何だろう?と思わせる
ダイエット商品を例に考えてみましょう
ダイエット商品の漫画広告を制作する場合に、1コマ目を具体的にどうやって制作するか公開します。
1.集中線、点描などの背景の効果を使う
※点描とは線を使わず、点で描く画法のことです。漫画のクオリティを高く見せることができ、下手な漫画だから読まないというユーザの離脱を防ぐことができます。
2.喜怒哀楽を表現する
人の感情が表れているコマは目を惹きつけます。
3.1コマ目を大きくする
他のコマよりも大きなコマにすることでインパクトを与えることができ、読み始めがスムーズになります。
4.セリフを短くする
1コマ目がセリフで埋め尽くされていたら読む気が失せてしまいます。始めはセリフを短くし読みやすくします。
5.「バンッ」「ドンッ」などの擬音を使う
リズム感があり、2コマ目にスムーズにつなげることができます。
6.コマからはみ出る
登場人物やセリフ、擬音がコマからはみ出すことでインパクトを与えます。
7.共感を得る
ユーザの悩みと共感させることで続きを読んでもらいやすくします。
8.できるだけ分かりやすくする
何についての漫画なのか分かりやすく伝えることで、興味のあるユーザを惹き込みます。
9.何だろう?と思わせる
続きが気になるように制作し2コマ目につなげます。
1コマ目を工夫する真意
1コマ目を工夫する理由は「ユーザを惹き込むため」と伝えました。もちろん、1コマ目によってユーザを惹き込むことは可能です。実はその裏に重要な真意があります。
その真意が「続きを読ませる」ことです。
「漫画の1コマ目の役割は何か?」
その答えは、「2コマ目を読ませる」です。1コマ目の役割はそれしかないと考えています。
「では、2コマ目の役割は?」
・・・
・・・・・・
そうです。
「3コマ目を読ませる」です。つまり全てのコマは続きを読ませるために制作すべきです。