初めましてこんにちは。しぶやと申します。
今年の1月よりLIGのメディア事業部でディレクターとして働き始めました。
出身は青森ですが魂は福岡に、住まいは何故か東京にあります。
次あたりはモルディブでお願いします。モルディブで海に浮かびながら仕事したら楽しそう。邪な考えしか無いのですが水着で仕事するととても捗りそうです。ちなみに泳げませんので万が一溺れたらThe Endです。水着が好きです。よろしくお願いします。
そういえばモルディブって沖縄の隣ぐらいですか?
はい、割と普通に怒られそうなので本題に入ります。
EC-CUBEにおける4月からの増税対策について
すでにご存知かと思いますが、今年の4月からいよいよ消費税が8%にあがります。
LIGブログをご覧の方でEC-CUBEを使ってネットショップを運営されている、もしくは構築をされている方がいらっしゃるかと思います。
そこで今回は消費税アップの際にEC-CUBEで気をつける点について書いていきたいと思います。
具体的な解決策ではないのですが、あらかじめ知っておいて損はしないと思います。
前提とEC-CUBEの仕様について
EC-CUBEはカスタマイズして利用されている場合が多く、カスタマイズ具合によっては以下の点が当てはまらないケースがあります。
あらかじめご了承ください。
※カスタマイズ具合が分からない場合は、開発元やEC-CUBEの開発ベンダーに確認してもらう事をオススメします。
EC-CUBEの仕様について
1. SHOPマスターより消費税率の変更ができますが、 仮に8%に変更すると過去の受注データも全て8%で計算されてしまいます。
2. EC-CUBEでは管理画面から売上確定処理をする場合、 売上確定時にEC-CUBE側で再計算します。例えば3月にクレジットカードで注文をもらい4月に売上確定処理を行おうとすると、8%で再計算されたリクエストが飛んでしまい、注文時の金額と異なるためエラーが発生してしまいます。
ちなみに一番新しいバージョンであるEC-CUBEの2.13系については最初から消費税増税に対策された仕様になっているので、慌てて何かする必要はありません。
今回対象となるのは2.13系以外のEC-CUBEとなります。
対応策
対応策としては少々厳しいのですが紹介したいと思います。
4月を境に全ての商品を税込み表記にする
商品数が多い場合、非常に手間です…。
手動で行わなければいけないため、ミスも起こりやすいです。
税込み表記に変更する途中でお客様から購入される可能性もあります。
3月までの受注分を3月中に全て売上確定処理をしてしまう
冒頭で説明した通り、EC-CUBEの仕様でSHOPマスターで税率を変更すると過去の受注データにも反映されてしまいます。
「自社に基幹システムや経理のシステムなどがあり、EC-CUBEから吐き出したデータをそちらのシステムに入れている。そのため過去のデータ分が変わっても影響が無い」ということであれば有効かもしれません。
2.13系にバージョンアップする
消費税対応できているバージョンにアップグレードします。 カスタマイズしていなければ比較的安価にアップグレードできると思いますが、EC-CUBEでカスタマイズしていないことは稀なのでそれなりの費用を覚悟する必要があります。
まとめ
いかがでしたか?
4月より消費税が上がります。
今回ご紹介した方法だと正直あまり効果的な対策とは言い難いのですが、今のうちに何かしらの対策を考えておくことをオススメいたします。
では!
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