肝心のやり方
前置きが長すぎてすみません。やり方は超簡単なので今すぐ取り入れるのが吉です。
必要なもの
- カメラ本体
- PC
- テザー撮影に対応したソフトウェア(本記事は比較的持ってる人が多いであろうLightroomですが、メーカーごとのソフトもあります。CanonであればEOS Utility、NikonであればCamera Control Pro 2など。Canonは無料ですが、Nikonは有料で2万円くらいします)
- USBケーブル(3〜5mくらいがおすすめ)
Lightroomのテザー撮影に対応している機種はこちらからご確認ください。
- テザー撮影対応カメラ機種一覧
早速テザー撮影をしよう
※以下のキャプチャは「Lightroom CC 2015」です。
カメラとPCをケーブルでつなぐ
そんな長いのないよ!という方もいると思いますが、1〜2,000円程度で買えます。USB延長コードもありますが、抜けるところが多くなるのは現場ありきの撮影にとってリスクとなるので、できる限り避けたほうが良いと思います。
Lightroomを立ち上げ→テザー撮影を開始
「ファイル→テザー撮影→テザー撮影を開始」です。
テザー撮影の設定
すると、こんな画面が出てきます。
- セッション名……その撮影の名前を、後からわかるようにつけておきます。
(わたしはいつも「LIGinc_office_0707」など撮影の案件名+撮影日などで名付けたりします) - 名前……撮影した写真の名前のつけ方を指定できます
- 保存先……名前の通り
- 情報……メタデータには著作権などの情報を入れることができます
名前の指定に関して
このように細かく設定できるので便利です!
- カスタム名……好きな名前をつけてください
- セッション名……ひとつ上の段で設定したセッション名を使用します
- ファイル名……メーカーごとの写真のファイル名です
(Nikonの場合の「DSC_0037.JPG」みたいな)
一番下の編集からはもう思いのままです。意外と憂鬱なリネーム作業が楽になりますね。
さあ撮影です
画面上に↓のバーが出てきたら撮影できます。
ちなみにバーの見方は……
3〜6のカメラの設定数値は表示されるだけで、ここでは設定をいじれません。
7の現像設定では指定の雰囲気で出力することができます。
ポジ風とかカラーフィルターかけたりとか粒子だしたりとかいろいろできますよ!
あとはシャッターを押すだけ!
仰々しく書きましたが、1〜2分で十分設定は終わるのでご安心ください!
はい、即モニターに反映! (わたしのデスク上のTEDのフィギュア)
超簡単ですね。
さいごに
これでクライアントにどんどんその場で確認してもらえるようになりました。
偉い人たちがモニターを見てうんうん唸るようなスタジオでの豪勢な撮影だけでなく、いろんなシチュエーションでテザー撮影はとても有効だと思うので、ぜひ活用してください。