こんにちは。ディレクターのエリカです。
ここを読んでいる皆さんは、ニュースを仕入れるのはテレビよりネット、という方が多いのではないでしょうか?
良くも悪くもネットは情報が多すぎて、どれを読めば良いか判断するだけで疲れてしまうこともしばしばです。
もし同じように感じているなら、選ばれた情報だけを取得できる「キュレーションサービス」を利用してはいかがでしょう?
キュレーションサービスとは?
元々、美術館などの企画展示内容を考える人のことを「キュレーター」と呼んでいました。日本でいうところの学芸員とだいたい同じ意味です。
このキュレーターが持つ「情報を集めて、再構築し、紹介する」という役割を、システムに任せようというがキュレーションサービスです。
ちなみに、キュレーションサービスにも2種類あって、ひとつは「人間がキュレーターになる」ものです。NAVERまとめやTogetterが該当します。
もうひとつは「システムがキュレーターになる」もので、今回はこちらから個人的にオススメなものを紹介していきます。
Gunosy
一世を風靡したGunosy。
自分のFacebookやTwitterの傾向を基に、興味のありそうな記事をおすすめしてくれるサービスです。
「1日25記事」に絞っているところが潔くて良いですね。これだけ読めば安心!という気持ちになります。
ウェブ業界人の利用が多いためか、ウェブ制作に関する記事が特に多いですね。
選定もなかなかよい感じで、良質な記事をおすすめしてくれる印象です。
ただしウェブ以外の分野には少し弱いように思います。
また、Facebookではウェブ情報をよくチェックするけれど、プライベートでは猫動画に癒やされたいんだ…という繊細なニーズには応えてくれません。
この部分は使い分けが必要だと思います。
- 対応環境:Webブラウザ、iPhoneアプリ、Androidアプリ
- ログイン方法:Facebook、Twitter
Antenna
自分の興味分野を「マイアンテナ」に登録すると、その分野のおすすめ記事を紹介してくれるサービスです。
ニュースソースが良質なメディアサイトに限られているので、平均的なクオリティが高いところが良いですね。
高画質な写真を前面に出していて、サービスサイト自体のデザインもきれいなので、目に美味しいサービスです。
雑誌をめくるように楽しむことができます。
自分のFacebook・Twitterの傾向や、クリップ(お気に入り)の内容を基に記事を選定しているようですが、それほど変化は感じられないですね。
弱点としては、ニュースソースが限られていて自分では追加できないので、そもそも興味分野の登録が無い場合はどうしようもないです。
着々と登録メディアサイトが増えているようなので、今後に期待しましょう。
- 対応環境:Webブラウザ、iPhoneアプリ、Androidアプリ
- ログイン方法:独自ID、Facebook、Twitter
vingow
自分が興味を持っているキーワードを「タグ」に登録すると、そのタグに関係する記事をおすすめしてくれるサービスです。
記事から解析生成された膨大な量のタグを持っていて、とにかく何でもあるのが特徴です。
特にマニアックなニュースを追いかける時に役立つと思います。
※例えば「盆栽」のニュースを集めることも可能です!
ニュースソースやタグの登録が日々増加しているようで、見る度に記事が増えている印象がありますね。
使い始めた頃は記事数が少なくて満足できなかったタグも、今では随分と充実しました。
他では手に入らないような情報を探す時におすすめしたいサービスです。
難点としては、ニュースソースが玉石混淆なので、もっと精度が上がると嬉しいですね。
- 対応環境:Webブラウザ、iPhoneアプリ、Androidアプリ
- ログイン方法:メールアドレス、Facebook、Twitter
SmartNews
大手ニュースサイトをソースに、Twitterなどで人気の記事をまとめて紹介してくれるサービスです。
前述3つのサービスとは異なりパーソナライズされないので、良い意味でテレビ的な「普通のニュース」を知ることが出来ます。
ウェブニュースばかり読んでいると、世間の話題とずれているように感じることも少なくありません。
世の中の流れを知ったり、ちょっとした雑談に使えるよう、補足的に読んでおくと良いと思います。
- 対応環境:iPhoneアプリ、Androidアプリ
- ログイン方法:不要
まとめ
それぞれ特徴的な4つのキュレーションサービスをご紹介いたしました。ぜひこの中から、お好みのサービスを見つけていいただければと思います!
キュレーションサービスの数も日々増えているので、みなさまのおすすめも教えていただけたら嬉しいです。