うるう秒への対応について
今回は、前回の影響を踏まえていろいろな対応が発表されています。
- 1日が1秒増える「うるう秒」を2015年に追加決定、うるう秒バグを回避できるのか? – GIGAZINE
http://gigazine.net/news/20150108-leap-time-internet/ - 「うるう秒」、2015年6月30日に実施–AWSも対応を説明 – ZDNet Japan
http://japan.zdnet.com/article/35064962/
AWS、Google Cloudの公式発表は以下です。
- 事前にご確認ください – AWSでのうるう秒対応【更新】 – Amazon Web Services ブログ
http://aws.typepad.com/aws_japan/2015/05/look-before-you-leap-the-coming-leap-second-and-aws.html
- うるう秒がやって来る!〜 6 月 30 日の ” 1 秒”に備えよう〜 – Google Cloud Platform Japan 公式ブログ
http://googlecloudplatform-japan.blogspot.jp/2015/05/6-30-1.html
Googleでは1秒を反復するのではなく、余分な1秒をわかりにくくして消してしまうという方法でうるう秒を対処するそうです。
うるう秒を中心として20時間のぼかし期間を設け、すべてのサーバーのシステム クロックを少しだけ遅らせるのです(おおよそ100万分の14ずつ)。ぼかし期間が終わると、ちょうど1秒分が追加され、常用時と同期した状態に戻ります(この方法は、2011年のブログに記載したうるう秒処理よりも少し単純ですが、結果は同じです。時間の不連続は発生しません)。20時間後には、うるう秒が完全に加えられ、ぼかしの入らない時間と同期するのです。
引用元:うるう秒がやって来る!〜 6 月 30 日の ” 1 秒”に備えよう〜 – Google Cloud Platform Japan 公式ブログ
http://googlecloudplatform-japan.blogspot.jp/2015/05/6-30-1.html
こちらでは特に対応の必要はないようですが、ご利用のホスティング会社でも対応・メンテナンスなどの告知があるかもしれませんので、確認しておくことをおすすめします。
まとめ
Googleさんは独自にぼかすなど対応しているようで、さすがですね。
日本時間では2015年7月1日9:00(直前)に起こりますので、サーバエンジニアのみなさんは震えて待ちましょう!
おまけ
その他の問題についても、関心のある方はぜひ下記リンクをご覧ください。
- 2038年問題 – Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/2038年問題 - 248日 ‐ 通信用語の基礎知識
http://www.wdic.org/w/TECH/248日 - 497日 ‐ 通信用語の基礎知識
http://www.wdic.org/w/TECH/497日
それでは。
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