どういう形式があるの?TrueViewの3つのフォーマット
TrueView動画広告には、3つのフォーマットがあります。
1、インストリーム – 動画視聴前に表示
動画を視聴する前に表示されます。広告は5秒間は絶対に表示され、その後ユーザーはスキップをするかどうかを選択出来ます。30秒以上視聴されなければ料金が発生せず、興味ジャンルに合わせて配信が可能です。
補足:標準インストリーム広告について
YouTubeの広告を見ていると、たまにスキップ出来ないインストリーム広告があります。これは標準インストリーム広告と呼ばれるもので、CPM(Webサイトの広告掲載料金の単位の一つで、掲載1000回あたりの料金)ベースで販売されています。
2、インサーチ – 検索結果画面に表示
動画検索ボックスに入力されたキーワードに合わせて、検索結果やおすすめ動画の最上位に表示されます。キーワードに合わせて表示させるため、ピンポイントな興味に直接アピールでき、クリックされた場合に料金が発生します。
3、インディスプレイ – 関連動画に表示
動画視聴ページやチャンネル上で、視聴しているコンテンツとの関連性の高い広告が右側の関連動画一覧の箇所に表示されます。視聴しているコンテンツとの関連性で表示されるため、潜在ニーズにリーチされ、クリックして再生された場合のみ料金が発生します。
※もともとはインスレートという長編動画専用のフォーマットもありましたが、現在では利用出来ないようになっています(YouTube>ヘルプ)。ただ、一部利用出来るように見えている部分もありますのでご注意ください(Google Video Ads>広告フォーマット)
個人的に気になった疑問点
私が動画を制作する立場として疑問に思ったことを5つ、ご紹介させて頂きます。
Q1、そもそも映像制作にかかる費用は?
A. 例えばCGを多用したり、音源を1から作ったり、シーンやキャストを多く用いたりと行うことにより変動はありますが、きちんとした映像を制作しようとした場合、あらゆる映像制作会社にヒアリングした結果、素材なしで1本あたり50〜100万円程度を基準にしている感じです。秒数は特に関係なく、かかる工数と求められる技術力により変動します。
Q2、TrueViewの視聴単価ってどれくらい?
A.オークション制により単価が決まるため明確な数字は出ませんが、相場では大体10〜30円とされています。
Q3、視聴測定は出来る?
A.Googleアドワーズの管理画面から可能です。またYoutubeアナリティクスを駆使して、どの範囲まで見られたかも知ることが出来ます。
Q4、広告動画の秒数とファイル形式に制限はある?
A.秒数に関しては標準インストリーム広告など30秒以内と制限がある場合がありますが、基本的には制限はなさそうです。ファイル形式など、詳しくはこちら(YouYube>ヘルプ>TrueView動画広告)に明記してあります。
Q5、掲載出来ない内容はある?
A.TrueViewはGoogleAdWordsの広告掲載ポリシーと同じです。簡単に成人向け、アダルトコンテンツは掲載されない場合があります。