世界の離島、孤島まとめ 〜大西洋・インド洋編〜

世界の離島、孤島まとめ 〜大西洋・インド洋編〜

Go Yoshiwara

Go Yoshiwara

こんにちは、ゴウです。

世界の孤島について、俺が夜な夜な調べ続けるという本企画の第二弾、今回は大西洋とインド洋編をおおくりします。

太平洋とインド洋にも絶海の孤島がたくさんありました。気象観測の為の基地や流刑地などなど…。いつかは自分も行ってみたい所ばかりです。

それではどうぞー。

前回の記事はこちらから
いつかは行ってみたい!絶海の孤島まとめ。〜太平洋編〜 

 

ケルゲレン諸島(Kerguelen Islands)

ケルゲレン諸島は、南インド洋にあるフランス領南方・南極地域の島々。ケルゲレン島(La Grande Terre、英: Kerguelen Island)を中心に約300の島で構成される。気候は寒冷海洋性であるが、寒帯性ではない。風が強く、海は常に荒れている。1772年、フランスのイヴ・ジョセフ・ド・ケルゲレン・ド・トレマレックにより発見された。何度か定住が試みられてはいるが、永住居住者はいない。島のアザラシは毛皮のために 18世紀ごろ、クジラなどの海獣類は 20世紀初頭までに捕獲し尽くされたが、保護の結果、動物の生息数は近年増加傾向にあり、海岸には新たに海鳥類(アホウドリ、ペンギン、ミズナギドリなど)ばかりでなく、アザラシやアシカ類の繁殖地が発生している。ケルゲレン諸島は領海も含めて自然保護区となっている。占有経済水域は、法定漁業海域となっている。

ケルゲレン諸島


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プリンス・エドワード諸島(Prince Edward Islands)

プリンス・エドワード諸島は、インド洋上の2つの島からなる南アフリカ共和国領の諸島である。ポートエリザベスの南東1,770kmに位置する。定住者はおらず無人島として扱われるが、南アフリカ政府に任命された研究員が、勤務のため一時的に後述する気象観測所に滞在することがある。

プリンスエドワード諸島


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ハード島とマクドナルド諸島(Heard Island and McDonald Islands)【世界遺産】

ハード島とマクドナルド諸島は、1833年11月27日にアザラシ猟で航行していた、イギリス人のキャプテン・ピーター・ケンプが海域で島を見つけたのが始めとも言われる。これが正しければ、これが最初の人間によるこの島の認識である。ピーターはケルゲレン諸島から南極への航海中、方位磁石でこの諸島を確認、その後島に降り立ったと言われている。しかし、現在では1830年代初頭のこの海域での諸島の発見は、疑わしいと考えられている。後にはオリエンタル号のキャプテン・ジョン・ハードが1853年11月25日、島を確認した[2]。彼は1ヶ月後にこの島の発見を発表し、キャプテン・ジョン・ハードの発見した島はハード島と呼ばれるようになった。一方1854年1月4日にはサマラン号のキャプテン・ウイリアム・マクドナルドもこの海域で別の諸島を発見[2]、これも彼の名前にちなみマクドナルド諸島と呼ばれた。

ハード島とマクドナルド諸島


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ブーベ島(Bouvet Island)

ブーベ島は、南大西洋の亜南極に浮かぶノルウェー領の火山島・無人島。ケープタウン(南アフリカ)の南南西約 2,500 km に位置する。最も近い陸地(南極大陸)との距離は 1,600 km であり、地理的に世界で最も隔絶した孤島である。ノルウェーの属領という位置づけにあり、国際標準化機構の定めるISO 3166では国名コード BV / BVT が与えられている。孤絶した無人島であるにもかかわらず、アマチュア無線やインターネットなどの分野では、国に準ずる地域として扱われている。

ブーベ島


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トリスタン・ダ・クーニャ(Tristan da Cunha)

トリスタン・ダ・クーニャは、南大西洋に浮かぶイギリス領の火山島。約260人の定住人口がある。世界有数の孤島のひとつであり、ギネスブックには「世界一孤立した有人島」(the most isolated inhabited island in the world)として掲載されている。行政上はイギリスの海外領土セントヘレナ・アセンションおよびトリスタン・ダ・クーニャに属する一区域である。行政区域としてのトリスタン・ダ・クーニャは、近辺に散在するいくつかの無人島を含んでいる。

トリスタン・ダ・クーニャ


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イナクセシブル島(Inaccessible Island)【世界遺産】

イナクセシブル島(Inaccessible Island)とは南大西洋に浮かぶイギリス領土セントヘレナに属するトリスタン・ダ・クーニャ諸島にある小島で、「近寄りがたい島」を意味する。トリスタン・ダ・クーニャ島から南西32Kmに位置する面積14km2の火山性の島で、2004年に、ユネスコ世界遺産に登録されていた近隣のゴフ島を拡大登録する形で、自然遺産として登録された。

イナクセシブル島


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セントヘレナ島(Saint Helena)

セントヘレナ(Saint Helena)は、南大西洋に浮かぶイギリス領の火山島。アフリカ大陸から 2,800 km 離れた孤島で、人口は約4,000人。ナポレオン1世幽閉の地として知られる。行政上はイギリスの海外領土セントヘレナ・アセンションおよびトリスタン・ダ・クーニャに属する一区域で、その中心地である。島の中心集落であるジェームズタウンは、この海外領土の首府である。アフリカ大陸西岸より 2,800 km 離れている。ギネスブックによると「地球上で他の陸地から距離が2番目に遠い陸地」とされる(最も遠い陸地はイースター島)。スエズ運河完成まではインド洋に向かう航路上の要衝であり、給水地として用いられた。また、絶海の孤島であることから流刑地として用いられた。

セントヘレナ島


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アセンション島(Ascension Island)

アセンション島(Ascension Island)は、南大西洋に浮かぶイギリス領の火山島。大西洋中央海嶺上にあり、グリーン山(859m)が島の最高峰である。セントヘレナなどとともに、イギリスの海外領土セントヘレナ・アセンションおよびトリスタン・ダ・クーニャを構成する。

アセンション島


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ゴフ島(Gough Island)【世界遺産】

ゴフ島(Gough Island)とは南大西洋にあるイギリス領の火山島で最高峰はエディンバラ山(910m)。セントヘレナ属領。 トリスタン・ダ・クーニャの350km南東、南緯40度21分、西経09度53分に位置する。定住者はおらず、1956年からイギリスや南アフリカが維持している気象観測所の職員がいるだけである。したがって、正式には無人島としての扱いである。1995年に単独でユネスコ世界遺産に登録された(核心地域は65 km²)。2004年には、近くのイナクセシブル島が拡大登録された。

ゴフ島


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ディエゴガルシア島(Diego Garcia)

ディエゴガルシア島(ディエゴガルシアとう、Diego Garcia)は、インド洋に浮かぶイギリスの属領でチャゴス諸島中の一環礁である。イギリス政府によって、島全体がアメリカ合衆国に貸与されており、同国の海軍基地がある。インド洋にあるアメリカ軍最大の拠点であり、湾岸戦争やアフガニスタン攻撃、イラク戦争の際に、爆撃機B-52、ステルス爆撃機B-2などがここより出撃した。アメリカの軍事戦略上の要衝である。

ディエゴガルシア島


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クローゼー諸島(Crozet Islands)

クローゼー諸島(フランス語:Îles Crozet)とはインド洋の南にあるフランス領の諸島。マダガスカルと南極大陸のほぼ中間点にあり、行政的にはフランス領南方・南極地域の一部である。クローゼー諸島はインド洋の南、南緯45度95分から46度50分、東経50度33分から52度58分の範囲に位置している。この諸島は二つのグループに分けられる。一番大きな島はポセッション島(Île de la Possession)で面積は150 km²。次いでレスト島(Île de l’Est、130 km²)、ココン島(Île des Cochons、67 km²)などの島がある。標高は800から1000m程度である。最高地点はレスト島のPic Marion-Dufresneで1050 mである。この諸島は火山起源で、880万年前の玄武岩が見つかっている。

クローゼー諸島


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フローレス島(Flores Island)

フローレス島は、ポルトガル自治領であるアゾレス諸島を構成する7つの島の最西の島である。約1500人の人口があり、アジサイの花の原産地としても知られる。フローレスとは「花の島」という意味。火山帯でもある島には7つのカルデラ湖があり、湖と一年中咲き乱れるアジサイは非常に美しく島のシンボルにもなっている。フランスと軍事協定を結び、島内にフランス軍基地がある。

フローレス島


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サンポール島(Saint Paul Island

サンポール島(Île Saint-Paul)は、フランス領南方・南極地域の一部を成すインド洋にある島。面積6 km² 。より大きなアムステルダム島のおよそ85km南西、レユニオンの南3,000kmに位置している。火山島であり、クレーターは1780年に崩落し、海水が流入した。カルデラの高さは270mある。1559年にポルトガルの船乗りが見つけているが、最初に上陸し報告したのは1696年のオランダ人であった。帆船時代、時々船長達はこの島を北へ針路を変える前の目印としていた。19世紀にはアメリカ人がアザラシ漁をしていた。島の科学調査所は短期間の科学的または生態学的調査に使用されるが、定住者はいない。アムステルダム島とともにフランス領南方・南極地域の一地区を構成する。

サンポール島


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アムステルダム島(Île Amsterdam)

アムステルダム島(L’île Amsterdam)は、南インド洋の南緯37度50分・東経77度30分にあるフランス領の島。 1522年3月18日、スペイン人(バスク人)のフアン・セバスティアン・エルカーノにより発見されたが命名されないまま、1633年オランダ人がニューアムステルダム島と命名した。 この島は火山島だが、現在は活動していない。 面積は55 km2。また海洋性気候で年間平均気温は約13度ほど。島には持続的に西風が吹いている。気象観測など科学者30名ほどが住んでいる。85km南には同じくフランス領のサンポール島がある。

アムステルダム島


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ロドリゲス島(Rodrigues Island)

ロドリゲス島 (ロドリゲスとう、Rodrigues Island) とはインド洋のモーリシャス島から北東560kmに位置するモーリシャス領の孤島で、3つの島からなる。マスカリン諸島の一部。火山島で最高峰はリモン山 (Mont Limon、396m) である。島の周囲は広いラグーンに囲まれている。面積は109km2、人口約40,000人、ロドリゲス島の中心地かつ州都は人口約2,000人のポート・マチュリン(ポール・マチュラン、Port Mathurin)。経済は開発が遅れており、牧畜、漁業、農業が中心。最近ではエコ・ツーリズム的な観光産業に力を入れている。

ロドリゲス島


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マッコーリー島(Macquarie)【世界遺産】

マッコーリー島(Macquarie)はオーストラリア領の無人島で、タスマニア州から約1400kmの地点にある。1997年、ユネスコの世界遺産(自然遺産)に登録された。マッコーリー島は本土のオーストラリア大陸および、タスマニア島よりも、ニュージーランドに近く位置する。島は全長約34kmの島で、幅は最大5kmという細長い島である。風が激しいため草木が生えず、島には草原が広がっている。一方でペンギンの大規模繁殖地であり、島内では数種類のペンギンを抱える。またアザラシも数種抱える。これらのペンギンやアザラシは20世紀初頭までに乱獲が行われ、その数が激減したが近年の保護活動によりある程度回復した。現在では一般人の観光目的での立ち入りは固く禁じられている。

マッコーリー島


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キャンベル島(Campbell Island)【世界遺産】

キャンベル島(キャンベルとう、Campbell Island)とは、ニュージーランド領の島。ニュージーランドの中でも最南部に位置している。位置は南緯52度32分、東経169度9分。面積は115km²。世界遺産のニュージーランドの亜南極諸島の一部。この島は1810年にフレデリック・ハッセルボロウによって発見され、アザラシ狩猟の拠点となった。そのため、島のアザラシはほぼ絶滅してしまった。1995年までは、島の北部に有人の測候所があった。
現在はアホウドリなどの海鳥やアシカ、クジラなどの重要な生息地の一つとなっている。

キャンベル島


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いかがでしたか?

大海原にぽつんと浮かぶ絶海の孤島は男のロマンをかきたてますね。

次回は、「絶海の孤島シリーズ第三弾〜南極・北極海編〜」の予定です。

どうぞお楽しみに。

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1982年生まれ。信濃中学校卒業。フリーターとして23歳まで様々な職業に従事し数々のスキルを身につける。ウェブデザイナーとして活躍したのち、25歳で起業し代表取締役に就任(会長を経て2022年に退任)。自然あふれる場所で生まれ、アウトドアスポーツをして育ったが故にITの道を志したが、近年、再びアウトドアな環境、遊び、生き方を模索して長野県に移住。わくわくするものをつくり続けていたい。

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