こんにちは。LIGの広報担当ひろゆきです。
最近の俺の悩み事。それは、あの「笑っていいとも!」が終わることです。
雨の日も、風の日も、女の子の日も休まず放送してきた国民的人気番組が来年の3月で終わってしまうなんて、こんな悲しい事はありません。
追悼の念を込めて、今回は俺が笑っていいとも!の日替わりコーナー「画ったい!(がったい)」に応募した時のエピソードをご紹介したいと思います。
画ったい!とは
SMAPの中居とはいだしょうこの2人が、あまりにも独創的な絵を描くエピソードから開始されたコーナー。絵で表現しにくい架空の人物のお題が出され、タレントが2つのチーム、そして上・中・下の3つのパートに分かれて絵を描き、最後に合体させて完成度を競う。勝利チームの絵は『いいとも!』の番組ホームページに載せられ、その作品に色を塗ってくれる視聴者を募集していた。。
参考:Wikipedia
画ったいコーナーとの出会い
大学時代の4年間、友達と学食でランチしながら笑っていいとも!を見るのが日課になっていました。
そんなある日に始まったお絵かきコーナーが「画ったい!」です。タレントの3人が連携して描かれる絵は、描き手の画力も相まって毎回芸術の域に達していました。
「なんや?このコーナー。めっちゃおもろいやん!」
ということで、この瞬間から「火曜日のこのコーナーは何が起きようと見る!」と決意したのです。
画ったいへの応募
画ったいでは「優勝した作品に視聴者が色を塗って応募する」という企画があるのですが、ある日「キッチン天使」というお題が出され、完成した絵がめちゃくちゃアーティスティックだったのです。
そのあまりの絵の素晴らしさに色を塗りたい衝動が押えられず、勢いで応募してしまいました。(この時の線画のデータがどこを探してもなかったです。持ってる人がいたら是非提供してほしいです。。。)確かその日は徹夜で塗りあげた覚えがあります。なかなか満足のいく出来になった作品をダッシュで投函し、翌週の火曜日を待ちました。
結果
一週間後、完全に応募したことを忘れていた俺の前に
「おまえのやつ紹介されてるぞ!」
と叫ぶ友人が現れました。あわてて食堂に行く俺。
「これは俺のキッチン天使や!!」
そこには紛れも無く俺が塗ったキッチン天使がいたのです…
キッチン天使[/caption]
奇跡はまだ終わりません。10個ぐらい紹介される作品の中から、芸能人のお気に入りが3個選ばれるのですが、あのタカ&トシに見事、俺のキッチン天使が選ばれたのです。努力が実を結んだ瞬間でした。
2連続を狙う俺
調子に乗った俺は次回のお題、さかな天狗にも応募することにしました。キッチン天使の2倍ぐらいの労力をかけて一心不乱に塗りたくります。
翌週の火曜日、笑っていいとも!の放映を待つ俺は大きなプレッシャーに苛まれていました。
前回、結果を残したことにより、気がつくと食堂に集まるギャラリーの数が増えていたからです。
まわりの目は「さすがに2週連続はないやろ…」と、そんな雰囲気ですが、俺は「50%ぐらいの確率で紹介されるやろうな」と思っていました。
そして…
「俺のさかな天狗や!!」
さかな天狗[/caption]
掲載された嬉しさで思わず、
「タモさぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!!!」
と叫んでしまいました。
同時に、俺の実力がまわりに認められた瞬間です。
後日談
日曜日の笑っていいとも!増刊号で、俺の2連続掲載が紹介されており、「◯◯(俺のペンネーム)3週連続なるか!?」的なふりがありました。
もちろんその期待に応えるべく、俺は塗り続けました。さらに労力をかけて…
しかし、2度と俺の作品がテレビに映ることはありませんでした。
ガチの人が応募するようになったからです。
当初は5歳の子供とか60歳の老人とかの年齢層が塗り絵を応募していたので、その中で俺の作品が光り輝いていたというだけの話でした。
日の目を見れなかった哀れな作品たち
最後に、「ガチな作品と比べられた結果、日の目を見れなかった哀れな作品たち」を紹介して本エピソードを終わりにしたいと思います。
秋恐竜[/caption]
冬将軍[/caption]
祭りロボット[/caption]
まとめ
『笑っていいとも!』は1982年に放送を開始し、31年間も続いています。タモリさんは番組の為に行動範囲が狭く、海外旅行は全然行ってないらしいです。プロですね。。。
いいともが終わる事は寂しいですが、最後まで楽しみに見続けたいと思いました。
キッチン天使とさかな天狗がテレビに映った事は俺の一生の思い出です。