秋深まり、あっという間に冬、皆さんミュージカル、観てますか?
前回の記事では ミュージカルって意外とお安くて敷居が低かったのね!ということについてご理解頂けたと思います。ですが、まだ心配な事がありますよね。劇場って慣れないし、その場にいるだけで緊張しちゃう!一体どんな立ち振舞をすればいいの!分からない!こわい!
そんな方に、本日は学校では教えてくれない観劇時の姿勢についてお伝えしたいと思います!
学校では教えてくれない!ミュージカルを観る時のたったひとつの正しい姿勢
実際にやってみた。
それではまず、「これからWicked観るぞ!」というわくわく感と共に座席に座ります。
非常に良くないです!
背筋が伸びすぎています。
ダイエットを意識すると、このようにお腹に力を入れ骨盤の上に頭を乗せるような座り方というのは非常に素晴らしく、女性であればくびれ作りにも一役買うのですが、ミュージカルを観劇する際には邪魔なだけです。
ちなみに私は一生懸命姿勢を正して座るようにしていますが、まだお腹がひっこみません。
この人の後ろの席に座った場合、どんな景色になるのかを見てみましょう。
はい、これでは後ろの席の人がミュージカルを楽しめません!次!
こちらの方はリラックスし過ぎです。舞台がろくに見えないばかりか、お腹まわりに脂肪が溜まる原因となります。おらおら系の人みたいです。ミュージカルを観るときは優しい気持ちでいたいものですね。
それでは、正しい姿勢を実践してみましょう!!
- 座席に深くこしかける
- 背中を座席に預ける
- お腹の力を少し抜く
劇場の座席というのは基本的にふかふかしています。そこに身を預けましょう。
これで、後ろから見ても邪魔にならないようになりました。
観劇時の精神統一方法
更に、本日は私が苦節21年で生み出した観劇時の精神統一方法について御教えします。このやり方で観れば、作品への感情移入・自己投影がしっかりでき、より楽しめること間違いなしです!
目元にご注目下さい。
これです。まずはこの「死んだ魚の目」になります。3Dの画像を目の力だけでみようとする時のあれです。ぼわーっと焦点をぼかしつつ、遠くに意識を飛ばします。
そしてその後
これです。
この時、頭ではほとんど何も考えられなくなっていることがお分かり頂けますでしょうか?まさに、からっからに乾いたスポンジ、洗脳、催眠状態に近いです。
ここからミュージカルを観れば、全身にその素晴らしさが浸透するのです。この精神統一は、舞台開始のブザーがなった頃、照明が落ちたくらいに実践すると良いです。
心を落ち着けるために、開演の30分前くらいには劇場に到着し、お手洗い、咳対策、温度調節などを済ませておくと尚良いです。
私は観劇前には必ずリップクリームを塗ります。でないと観劇中に唇の皮をむしってしまい、集中できなくなりますからね!
その他、観劇中の注意点
映画館じゃないです!飲食は禁止ですよ。
緊急事態ののど飴も、数個だけポッケに忍ばせましょう。袋をがさがさ言わせるとひんしゅくです。
携帯電話はマナーモードなんて生ぬるい。主電源から落としましょう。
上演中にアラームでもなろうものなら、劇場中から殺意が降ってきます。
私語は絶対に禁止!自分一人で浸り、その後のティータイムで分かち合いましょう。
ミュージカルの余りの素晴らしさに会話をしたくなっても我慢です。もう一度精神統一しましょう。
以上です!
門外不出だったミュージカルの観劇姿勢について、今日は余すことなくお伝え致しました。
ミュージカルはナマモノです。舞台とは観客も一緒につくり上げるものです。
瞬間瞬間、その場の空気を楽しんで味わって頂けると幸いです。