これから自転車通勤をはじめるときに押さえておきたい主な基本ルールと注意点

これから自転車通勤をはじめるときに押さえておきたい主な基本ルールと注意点

せぶや

せぶや

しぶっ!(かけ声)

こんにちは、メディア事業部のしぶです。
早いもので、もう新年ですね。僕の今年の目標は“頭の中まで筋肉にする”です。

さて、LIGの福利厚生には、自転車通勤をすると家賃の20%を補助するというユニークな制度があります。僕もこの制度を利用しており、雨が降らない限りは自宅から自転車で通っています。
そこで今回は、これから自転車通勤する、もしくはこれから自転車を始める方向けに、知っておく必要があるルールや注意点などについてまとめてみました。参考になれば幸いです。

自転車の選び方

よく聞くのはクロスバイクを買うか、ロードバイクを買うかです。僕はお金が無かったのでクロスバイクを買いましたが、お金に多少余裕があればロードバイクがいいと思います。理由は、クロスバイクは長距離走ると態勢が辛くなりますし、なにより、クロスバイクよりもスピードが出やすい設計になっているからです。

世間で言われている自転車に乗るメリットは、そこまでメリットじゃない

普通メリットと言えば、これから後述するような内容になるかもしれませんが、他の方のブログでさんざん書かれてますので、実際どうなのか僕の例を交えて紹介します。僕個人ということで、人によっては当てはまらないかもしれませんが、何かの参考になれば幸いです。

運動、もしくはダイエットになる

なりません。
よく言われていることですが、それなりの距離を走った場合に限ると思います。
僕の場合、家から会社まで約13kmで、毎日往復26kmの道のりを走っていますが、運動量として全く足りていません。もちろんダイエット効果もありません。自転車にダイエットを求めるなら、それなりの距離(例えば50kmぐらい)をそれなりのスピードで走ってみたり、勾配が急な山を登るなど、スポーツとして取り組むことをお勧めします。

交通費が浮く

浮きます。
ただ、交通費ほどではありませんが、自転車にもメンテナンスに費用がかかります。パンクすれば修理が必要になりますし、定期的にチェーンの潤滑も必要になります。個人的に、「交通費節約するぞ!」では全くモチベーションが上がらないですし、楽しくならないのであまり考えたことはありません。

近場なら電車や車より早い

早いです。
ただ、最近は自転車を停める場所が意外と無く、駐輪禁止の張り紙がいっぱい貼られています。特にクロスバイクやロードバイクはスタンドがついてませんので、探す手間が余計にかかります。それで困る場合は、別売りでスタンドを買いましょう。

自転車通勤で気をつけたいこと

さて、実際に自転車通勤をしだすと、色々と困ったことがでてきます。ここでは主なトラブルと、気をつけることを列挙してみました。

雨が降ると、自分が濡れるだけでなく路面が滑りやすくなります。また、視界も悪くなりブレーキも効きづらくなりますので、乗らない方がいいでしょう。また、車も視界が悪くなり、自転車が認識されない場合も考えられますので、注意が必要です。
雨が止んだ直後でも油断はできません。道路が濡れていると自転車の後輪が勢いよく泥を巻き上げてくれるので、背中が泥だらけになってしまいます。
世の中には電車という文明の利器があります。無理せず電車を利用しましょう。

自転車は、原則車道を走らなければいけません。
そのため、自分が走っていることをドライバーに分かってもらう必要があります。特に夜は認識されづらいので、自転車の前後に絶対ライトをつけましょう。いかに車に自分の事を認識してもらうか。これが重要になります。

気温

夏は暑く、冬は寒い。当たり前ですが自転車に乗っているとダイレクトに感じます。
冬は全力でペダルを漕げばすぐに身体が温まるのであまり問題は無いのですが、問題は夏です。
一番のオススメは、会社の近くのスポーツクラブでシャワーを浴びてからの出勤です。都内のスポーツジムは朝の7時くらいから営業しているところが多いので、会社の近くに朝から営業しているスポーツジムがないか探してみるといいでしょう。なければ、レンタルロッカーなどを借りるのも手です。

パンク

自転車を乗るうえでパンクはつきものです。メンテナンスが悪ければすぐにパンクしてしまいます。まず、パンクを予防する意味で週に1回は空気を入れてあげましょう。
とはいえ、実際気をつけていてもパンクするものです。では、その場合どうするか。

自転車屋が営業時間内の場合

手っ取り早いのは、“空気を入れて自転車屋まで持って行く”です。小さい穴であれば、空気を入れても数十分〜数時間持ちます。空気が抜けてしまう前に修理してしまいましょう。
※余談ですが、パンク修理で自転車をお店に持っていくとチューブ交換しか受け付けてくれないお店もあります。事前に確認しましょう。

自転車屋が営業時間外の場合

開店まで待てない場合、そんな時はチューブを交換しましょう。自転車のチューブと空気入れさえあればすぐに交換が可能です。
パンクが不安なら、チューブと小さい空気入れを常に携帯しておきましょう。

自転車のルール

自転車にも当然ルールがあります。
しかし、知ってか知らずかそのルールを守らない自転車乗りがいることも確かです。
基本的なルールについてはこちらを参考にしていただくとして、代表的なルールを紹介します。

参考:自転車の交通ルール
http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/kotu/bicycle/rule.htm

左側通行

道路交通法上、自転車は軽車両に位置づけられます。そして歩道と車道の区別のある道路では、原則車道を走らなければなりません。そのため、車道では左側を走る必要があります。
ただし、車道の間隔が狭い上に車の交通量が多く危険を感じる場合など、交通の公共からみてやむを得ない場合は歩道を走っても問題ありません。この辺りは個人の判断にゆだねられます。

参考:広報けいしちょう第38号web版
http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/kouhoushi/no38/r_m_koho38.htm

イヤホンはしない

イヤホンをすると周囲の音が聞こえなくなるため危険です。これは東京都道路交通規則の第8条5項で定められており、周りの音が聞こえない状態で運転することを禁止されています。

参考:東京都道路交通規則
http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/kouhoushi/no38/r_m_koho38.html

飲酒運転はしない

前述したように、自転車も車両なので、お酒を飲んでの運転は酒気帯び運転となります。この時期は新年会など飲み会も多いと思いますが、飲んでからの運転は最悪免停になる可能性もありますので、お酒を飲んだら自転車に乗らないようにしましょう。

参考:道路交通法
http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S35/S35HO105.html

最後に:自転車は楽しい

さて、ちょっと堅苦しい内容を書きましたが、なんで自転車通勤してるかと聞かれれば“楽しいから”の一言に尽きます。楽しさのポイントは人それぞれだと思いますが、僕には以下の項目が当てはまるようです。

  • チェーンの回る音が気持ちいい(ただし、ちゃんと潤滑されたチェーンに限る)
  • スピード感が気持ちいい(空気入れるとさらにスピード感が増す)
  • 自転車乗ってる俺、かっこいい
  • 坂を全力で登り切った後の疲労感が気持ちいい
  • 弱虫ペダルが面白い

ちょっと、マニアックな感じですが、楽しさを感じるポイントは人それぞれだと思います。まずは自転車に乗って走りだすことから始めてみましょう!

そして安全運転で快適な自転車通勤ライフを!

しぶっ!(かけ声)

 

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LIGブログ編集部のリーダーのしぶやです。出身は青森県。趣味はダンス、自転車、写真、英語(TOEIC255)。自衛隊に7年くらいいましたが、縁あって編集の世界に。コミュ障です。

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