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2014.10.21

図書館って意外と便利!「国立国会図書館」オンラインサービス3選

ひゃくいち

こんにちは、メディア事業部のハマです。

わたしは18歳までろくに本を読んだことがなかったのですが、友だちにすすめられた小説をきっかけに読書にハマり、いつのまにか司書資格を取得し、実際に図書館で働いていたことがあります。

それはさておき、みなさんは図書館にどのようなイメージをお持ちでしょうか。

「無料の貸本屋」といった評価もあるようですが、今回は図書館の少し変わった活用方法として、「国立国会図書館」のオンラインサービスを3つ紹介させていただきます。

国立国会図書館オンラインサービス3選

国会関連資料や歴史的価値の高い文化資料など、いろいろ無料で閲覧できる大変魅力的なサービスが揃っています。

国会会議録検索システム

第1回国会(1947年5月)からの国会会議録情報を検索・閲覧することができるシステムです。日本の政治に興味がない方も、思いついたワードで適当に検索してみると、意外な発言が見つかって楽しめるかもしれません。

ためしに「きゃりーぱみゅぱみゅ」というワードで検索してみたところ、5件もの議事録がヒットしました。たとえば、衆議院の内閣委員会(平成25年05月31日)においては、以下のような発言が記録されています。

そこで、稲田大臣、突然ではございますが、きゃりーぱみゅぱみゅという女性アーティストを御存じでしょうか。以前、安倍総理も成長戦略の中で、記者会見において、きゃりーぱみゅぱみゅと、ちょっと言いづらいんですけれども、発言されております。私が調べたところによると、彼女は、ユーチューブで二千五百万回再生されておると。これはすごいことであり、その半数が海外における再生のようです。稲田大臣、この御認識、いかがでしょうか。彼女の存在、御存じでしょうか。

たしかに「きゃりーぱみゅぱみゅ」ってちょっと言いづらいですが、見事に噛むことなく発言されているようです。どうして、発言者が「きゃりーぱみゅぱみゅを知っているかどうか」にこだわっているのかについては、実際に議事録を確かめてみてくださいね。

ちなみに「ぱみゅぱみゅ」の『ぱ』を強調するように発音すると噛みにくくなるらしいですよ。

レファレンス協同データベース

みなさんは「レファレンスサービス」という言葉をご存知でしょうか。

レファレンスサービス(reference service)とは、図書館利用者が学習・研究・調査を目的として必要な情報・資料などを求めた際に、図書館員が情報そのものあるいはそのために必要とされる資料を検索・提供・回答することによってこれを助ける業務である。また、需要の多い質問に対して予め、書誌・索引などの必要な資料を準備・作成する作業もこれに付随した作業であると言える。

出典:レファレンスサービス – Wikipedia

実は、図書館は本を貸し出すだけではなく、利用者のさまざまな疑問に対する回答を調査してくれる場所なのです。
そのレファレンスサービスの事例を検索・閲覧できるのが、この「レファレンス協同データベース」です。

たとえば、以下のような事例があります。
 

  • 「バナナの皮でできた絵本があると聞いた。あれば、現物を見たい」
  • 「おいしいカニの見分け方を知りたい」

 
他にも、インターネットで検索しただけでは簡単に答えが見つからなそうな「むちゃぶり」ともいえる質問や、専門資料をしっかりと読み解くことが求められる本格的な質問もありました。
回答を探し出すまでのプロセスも記載されているケースがあるので、眺めているだけでもなかなか楽しいですよ。

国立国会図書館デジタルコレクション

国立国会図書館の所蔵資料のデジタル化したデータなどを検索・閲覧できるサービスです。

たとえば「憲政資料」コーナーには、幕末から昭和までの日本の政治家・官僚・軍人などが所蔵していた書簡・書類・日記などがあります。
坂本竜馬が陸奥宗光に宛てた直筆の書簡など、歴史上の重要資料の画像データを気軽に見ることができますよ。

また、「歴史的音源(れきおん)」コーナーでは、1900~1950年頃のSP盤などのデジタル化音源を聞くことができます。邦楽、流行歌・歌謡曲、落語・漫才・浪曲・講談といったジャンルやテーマに沿って検索することが可能です。

館内からでないと聞くことができない音源もありますが、1,000以上のデータがインターネット上に公開されています。歴史上の人物たちの生の肉声も聞けるので、試しに探してみてくださいね。

さいごに

上記で紹介したようなオンラインサービスもいいですが、やっぱりぜひ、実際に図書館に足を運んでみてください。

大型書店とはまた趣きが異なり、新旧多種多様の本が並ぶ書架をぼーっと眺めながら散歩しているだけで、いろいろなアイデアも湧いてくるので結構面白いですよ。

また、インターネットではどうしても分からない疑問があれば、最寄りの図書館のレファレンスサービスも利用してみましょう。

特に、専門職である司書さんが在籍している図書館がオススメです。日々研鑽を重ねている現役司書さんの情報調査力は、きっとあなたの心強い味方になってくれると思います。

以上、元司書のハマでした。それでは、また。