第18話
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使ってみた

ほしい写真素材が依頼できる!ストックフォトサービス『Snapwire』を使ってみた

あかね


ほしい写真素材が依頼できる!ストックフォトサービス『Snapwire』を使ってみた

こんにちは、ディレクターのあかねです。
冬はもうそこまで来ていますね。こたつでみかんを早く実行したい今日この頃です。

さて、最近はサイト制作だけでなく、メディア運営などでも記事のアイキャッチや挿入画像として多くの写真を使用するようになりました。それに伴い、写真素材の選び方がとても難しくなってきたのではないでしょうか。

LIGでも複数のストックフォトサイトを併用しているのですが、他のサイトと素材が被ってしまったり、ほしい写真が見つからず探すのに時間がかかってしまったりなど、あまり効率がよくないなと以前から思っていました。

そんな中で「こんな写真がほしい!」という人と、「こんな写真が提供できます」というカメラマンとをマッチングするフォトサービス『Snapwire』を利用したところ、希望通りの上質な写真を見つけることができました。

今回はLIGでの使用例などを踏まえながら、そのサービスについて紹介していきたいと思います。写真探しで困っている人などのお役に立てば幸いです!
▼目次

上質な写真を提供してくれる有料フォトサービス『Snapwire』とは

上質な写真を提供してくれる有料フォトサービス『Snapwire』とは

Snapwire』とは、写真を買いたい人とカメラマンとをマッチングするフォトサービスで、今年3月にアメリカでサービス開始以来、全世界で現在約6万人が登録しています。

写真を買いたい人(バイヤー)がほしい写真素材をリクエストすると、世界中のカメラマン(登録者)たちが、そのテーマに沿った写真を投稿してくれるというシステムです。

バイヤーは、それらの投稿の中から気に入った写真だけを購入すればOKなので、従来のストックフォトサービスにはないオリジナルの写真素材を手に入れることができるようになります。

使い方は3通り

購入方法としては、以下の3通りがあります。

  • リクエスト
  • マーケットプレイス
  • ポートフォリオ

以下、それぞれの方法について説明をしていきます。

リクエスト・チャレンジ

世界中のカメラマンに対し、ほしい写真素材を募集することができます。

カメラマンとバイヤーの関係図

一定のレベルに達したカメラマンのみが応募できる仕組みのため、クオリティの高い写真が必要になるときはもちろん、具体的またはニッチなテーマで写真素材がほしいときに利用するイメージとなります。

マーケットプレイス

今すぐに写真がほしいという場合は、既存の「マーケットプレイス」から購入することが可能です。終了した「リクエスト」、個人のポートフォリオの中から選抜された優秀な作品が販売されています。

写真の値段はサイズのほかにカテゴリによっても異なりますが、大体$10〜$100の範囲で販売されています。ただし独占使用期間の設定ができません。独占使用したい場合は「リクエスト」から写真を依頼するようにしましょう。

ポートフォリオ

お気に入りのカメラマンが見つかったら、直接そのカメラマンのポートフォリオから写真素材を購入することも可能です。

同じテイスト・テーマの写真をまとめて購入したいときにも便利です。

+αの使い方 チャレンジ

「チャレンジ」というSnapwire主催のフォトコンテストがあります。
リクエストと異なり、しっかりと作品の評価ができる人物・会社の「バイヤーアンバサダー」という特別なバイヤーだけが依頼できるようになっています。

「チャレンジ」は登録をしているすべてのフォトグラファーが参加することが可能なので、新しい才能を発見できるかもしれません。

「バイヤーアンバサダー」の詳細についてはこちらをご覧ください。

『Snapwire』で写真素材を「リクエスト」するときのポイント

それでは実際に、世界中のカメラマンに「リクエスト」をする方法について説明していきます。『Snapwire』の担当者に直接聞いた“写真が集まりやすくなるポイント”もあわせて紹介します。

※グローバル(日本含めた世界各国)のフォトグラファーの写真がほしい場合は、サイト言語を「ENGLISH」にして発行する必要があります。その際に英語が無理!という方は発行のサポートをSnapwireさんがしてくださるので、下記へお問い合わせください。

「リクエスト」の内容を明確にする

まずは「リクエスト」の内容を設定しましょう。以下の項目を整理していくことで、ほしい写真のテーマも明確になっていくはずです。

  • イメージ(詳細、参考写真など)
  • 使用目的
  • 募集期間
  • 報酬

以下、それぞれのポイントについて説明します。

イメージ(詳細、参考写真など)

ここの伝え方を間違ってしまうと、ほしい写真とは全く違うイメージのものが集まってしまいます。まずは詳細なオーダーを考えてみましょう。

たとえば、「カメラマンによる違いを楽しみたい」「細かいところは任せたい」というのであれば、以下のようなイメージで問題ないでしょう。

  • 女性が笑顔で笑っていて、両手に花束を持っている写真
  • 子供とお母さんで楽しそうに本を読んでいる写真

ただし、もっと明確に“ほしい写真の構図”が思い描けているのであれば、さらに細かく指定をしましょう。

また、「リクエスト」では以下のようなオーダーも可能です。

  • ある本のストーリーに出てくる登場人物に近い人たちが出てくる写真
  • 言葉を入れた写真
  • 指定メーカーの商品を使った写真

参考用画像も3枚まで貼り付けられるので、そこでイメージを強調しておくのもいいでしょう。手書きで書いたラフを添付し、構図などをハッキリと指定する方法もあります。

もちろんオーダーを具体的にすればするほど、写真は集まりにくくなります。その場合、「期間」「報酬」の部分を調整し、より写真が集まりやすくなるようなオーダーとしましょう。

使用目的

Webか紙かでサイズも変わるので、使用目的はしっかりカメラマンに伝えましょう。

募集期間

もちろん募集期間が長いほうが写真は集まりやすくなります。
この日までにほしい、という期日指定がある場合は、報酬を多めに設定するなど写真が集まりやすくなるよう調整をしましょう。

報酬

Webで使用する写真の場合、報酬は$10〜で設定が可能です。写真が集まりにくそうなオーダーほど、金額を高く設定するなどの調整が必要となるでしょう。

「リクエスト」のおもしろい使い方

「リクエスト」の設定次第で、カメラマンのクリエイティブは大きく変化します。
以下、過去の募集事例の中で、「こういう使い方もあるのか」と思った面白い方法を紹介します。

特定のアプリで加工した写真:Best of VSCO

特定のアプリで加工した写真

VSCO Cam®という写真加工アプリを使った写真を募集した「リクエスト」です。アプリの使用のみを要件としているため、さまざまなクオリティで5,000近い作品が集まりました。

牛乳のナショナルキャンペーン:Artsy Milk

牛乳のナショナルキャンペーン

米国の牛乳企業による組合「America’s Milk Companies」用のキャンペーン写真の「リクエスト」です。指定のメッセージを入れた写真をオーダーしており、76作品が集まっています。

LIGで実際に写真素材の「リクエスト」を実施しました

志向の異なる2つの「リクエスト」を実施したので、その結果・内容について紹介していきます。

カメラマンが撮影しているかっこいい写真

アイキャッチには普通の素材写真にはないひと手間やアイディアがほしいところですが、そこまでなかなか手が回らないのも事実です。ある程度のまとまった量も必要になります。

そういう場合は、ほしい写真のアイディアを「リクエスト」で依頼してみるといいでしょう。

実は今回の記事のアイキャッチで使っている写真も、そうやって募集した写真になります。
では、どうやってこの写真をオーダーしたのかについて、紹介していきたいと思います。

詳しいオーダー内容

カメラマンが撮影しているかっこいい写真

実際に集まった写真はこちら

カメラマンが撮影しているかっこいい写真

こちらはオーダーがわかりやすかったこともあり、500枚以上の写真が集まりました!
大自然で撮影をしている風景はLIGでは撮ることができないので、こういう使い方はいいなと思いました。

たくさん写真が集まったため、好きな写真を「ノミネート」することにしました。
「ノミネート」とは「いいね!」のようなもので、気軽に“この写真が好き”という気持ちをカメラマンに返すことができる仕組みです。「ノミネート」によって、この写真の構図やテイストに似たものが好き、ということを示せるため、ほしい写真の方向性をカメラマンに伝えることにも役立ちました。

LIGのロゴを使った写真

「あると使い勝手がいいけど、なかなか自分たちでは制作しない素材」が欲しかったので、「LIG」もしくは「LIG.inc」というロゴのモチーフが入っている写真をオーダーしてみました。

単純に写真をとればOKというものではなく、ロゴのモチーフをカメラマンのほうで準備しなければならないので、準備がなかなか大変だと思います。

詳しいオーダー内容

LIGのロゴを使った写真

実際に集まった写真はこちら

LIGのロゴを使った写真

実際に集まった写真の数は、なんと100枚!
価格があまり高い設定ではなく、期間も短かったこともあり、もっと集まらないかと思っていただけに驚きました。

ただ、リクエスト開始後すぐに、ユーザさんから「ロゴを加工して入れるのではなく、ものを使ってロゴを作った写真がほしいんだよね?」というコメントをいただきました。
オーダーにはその内容を記載していなかったので、最初のほうの投稿では、写真にテキストを加工で入れているものもいくつか寄せられてしまいました。

このリクエストでは、上手くイメージを伝えることができず購入には至りませんでした。写真へこだわりが強かったり、条件の厳しい写真のときは、イメージや内容をより細かく、しっかりと伝えていくことが必要だなと感じました。次回はこの教訓を活かしたいと思います。
(写真を投稿してくださったカメラマンさんに感謝です!)

ストックフォトサイトにはない自由度がある『Snapwire』を活用しよう

いかがでしたでしょうか。

今回はLIGで実施した「リクエスト」の事例を中心に紹介をさせていただきました。
実際に使ってみた感想として、クオリティの高い写真が何枚も投稿されてきたり、自分では想像していない良い構図の写真が投稿されたりして驚きました。

ほしい写真のイメージが曖昧でも、カメラマンのクリエイティビティに任せて依頼できる点も便利だなと思います。

『Snapwire』では、カメラマンへのお題の出し方次第で、本当にさまざまな写真が集まります。また、お気に入りのカメラマンを見つけて直接やり取りをすることも可能なので、カメラマンとの出会いの場として利用してみるのもいいと思います。

既存のストックフォトサイトにはない自由度がある『Snapwire』を使って、写真のクオリティで他社と差をつけてみてはいかがでしょうか。

欲しい写真素材が依頼できるストックフォトサービス『Snapwire』

あかね
この記事を書いた人
あかね

外部ライター 東京

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