ケンタッキーフライドチキン豆知識
勝負の途中ではありますが、ここで、ケンタッキーフライドチキンの豆知識をご紹介します。
まず、ケンタッキーフライドチキンにはさまざまな部位があります。この写真の部位は手羽(ウイング)と呼ばれ、サイズ的には一番小さく、お肉自体の味が濃くて美味しい部位とされています。
今回のようにチキンを食べた数を競う場合、ボリュームの少ない手羽(ウイング)は一番嬉しい部位です。他にも脚(ドラム)、腰(サイ)、あばら(リブ)、胸(キール)などがありますが、現行ルールでは注文するときに部位指定はできません。
各部位の特徴は以下の通りですので、頭に入れておいてください。
手羽(ウイング) | 肉量的には一番少ないが、ジューシーで味が濃い。 |
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脚(ドラム) | 骨付き肉で持ちやすい。肉量が少なく、脂が多い。 |
腰(サイ) | 肉量、脂ともに一番多く、黒い腎臓部分もついてくる。 |
あばら(リブ) | 意外と脂が少なく、小骨が多い。 |
胸(キール) | 脂が少ない。ついてくる軟骨は美味しく食べられる。 |
店員さんは神様。いま自分が一番食べたい部位をもらえるように、神に祈りましょう。おねだりはいけません。
どの部位がきても美味しいので問題はないのですが、ボリューミーかつジューシーな腰(サイ)が続くと記録更新は難しくなってきます。
時間を確認しながら、 ペース配分を考慮して食べます。
涼しい店内なのに汗が流れる段田。
今年の食べ放題ではオリジナルチキンとレッドホットチキンの2種類の味が選べました。(去年は選べなかったそうです)
レッドホットチキンは辛口で、食が進みます。
開始10分で競い合うように6ピースを食べた2人。
早くも限界を感じ、胃腸の調子を整える運動をしはじめました。
ここで段田がついに、腰のレガリアに手をかけます。
食欲のアベナデールと呼ばれた段田のヒエロソリマが解放されます。
食育のグベルナートル。鶏は輪廻のヴェーリタス。コーンスルの導きによって、悲しきクルクスはなくなりました。これ以上のサングイスを流すことなく、ただまっすぐにフライドチキンへ情熱を向ける段田はLIGというムンドゥスの中でも唯一人のサンクトゥスとなり、マーイェスタースの象徴となるのです。
鶏肉のプロフェータが存在するとしたら、間違いなくこう叫ぶでしょう。
「レクス・エス・トゥ!」 とね・・・
しかし、ディスキプルスを名乗る以上、僕も負けてはいられません。