こんにちは、きむらえりです。夜のお仕事をしながら看護学生をしています。仕事でシャンパンを大量に飲んだ結果日本酒が心の友になりました。
さて、誰かを褒めるって、簡単なようで難しいですよね。褒めているつもりなのにうまく伝わらなかったり、褒められているのになぜか嬉しくなかったり。
今回は私が夜のお仕事や看護学生としての生活の中で身につけた、上手に他人を褒める方法をご紹介させていただきます。
やる気を引き出す!モチベーション上げる!人を嬉しくさせる褒め方10選
1. 最初に褒める
人を褒めるタイミングは、会った瞬間や、会話の中では自身の意見を言う前、お説教の直前など、動作の一番最初であることを心がけましょう。
最初に褒められることは、「この人に認められている」という感情につながり、その後のコミュニケーションを円滑に進めるうえで重要な働きをします。
2. 本人が気付いていなさそうなことを褒める
自分のことが大好きな人でも、自分のことが嫌いな人でも、多くの人は誰よりも自分自身のことを考えているのではないでしょうか。
だからこそ、自分が気付かなかった部分を褒められると「この人は私を見てくれている」という承認欲求への満足感を持つことができます。本人が気付かなさそうな良いところをどんどん探していきましょう。
3. 思考のプロセスを褒める
「Aを見てBと感じた」「CについてはDな対応ができると思う」など、何か意見を言った人に対して「その発想は私には思いつかなかった」「Aを見てBと感じるのは素晴らしい」など思考のプロセスそのものを評価することは、みなさんあまりされていないように思います。
自分の発想がありきたりなのか、斬新なのかは、本人では気付きにくいものなので、物事に他の人と違う視点からの発言があったときには、発想や思考回路そのものを褒めることで、ありきたりではない褒め方を目指しましょう。
4. 具体的に褒める
褒めるという行為において、伝える言葉は「素敵!」「素晴らしい!」など、曖昧な言葉になりがちです。
ですが、何を褒められているのか相手に分からないと、相手は嬉しいどころかむしろ「どうせお世辞でしょ?」と感じてしまい、もったいない!相手の行動のどの部分が素敵だったのか、具体的に伝えることが大切です。
5. 人柄を褒める
社会人経験が長くなると、仕事の功績を評価されることは増えても、人柄そのものに関して何か言われる機会はどんどん減少する、とよく耳にします。
だからこそ、「誠実な方なんですね」「穏やかなお人柄ですね」など、人間性そのものに関して触れられることが、嬉しさや自信につながります。
6. 言葉を褒める
人の「言葉」に対する評価って意外と嬉しいものだと感じます。具体的には「今の言い方好きです」「言葉遣いが綺麗ですね」などになるでしょうか。
必死でビジネスにふさわしい言い回しを練習している最中の新人さんであれば、自分の努力の成果が出ていることに気づけます。言葉づかいなんて気にしなくなっている重役さまであれば、自分自身が意識していないことを評価される意外さが印象に残るはずです。
何より「あなたの話を心地よく聞いています」ということをそれとなく伝えられるのが「言葉を褒める」ということだと私は思います。
7. 進行形で褒める
「あの記事、おもしろかった」「上手になったよね!」といった、「~だった」という表現で人を褒めていませんか? 過去形はあくまで過去だけを評価する方法です。
「あの記事おもしろい!」「上手になっているよね!」と、進行形の言葉で褒めることで、未来への期待も表現できます。
8. 「私は〜」で褒める
例えば、「Aさんって仕事早いですよね」と褒めるよりも、「私、Aさんって仕事早くてすごいなと思います」と言う方が、褒めている内容は同じでもお世辞に聞こえにくく、尊敬している様子をダイレクトに伝えることができます。
「私は」という表現は自分の発言に責任を持つ言葉です。そのため自分の感情が相手に伝わりやすくなるのです。
9. 「過程」と「結果」どちらを大事にしているか見極める
自分の行動の「過程」を評価してほしいのか「結果」を評価して欲しいのかは人によって大きく異なります。
落ち込んでいる人に「頑張ったんだから良いじゃない」という声掛けをする人をよく見かけますが、結果を大事にする人に向かって、「結果はどうでも良い」と表現してしまうことはとても失礼に当たるでしょう。
逆に、功績を出すまでの過程を大切にしている人に対して結果のことばかりを言うと、モチベーションを下げてしまう可能性があります。
褒める相手がなにを大事に考えているのか、日常の会話の中からそれとなく知っておくようにしましょう。
10. 「ありがとう」も褒め言葉のひとつ
「周りへの心配りができる人だよね」と「いつもみんなに心配りをしていてくれてありがとう」では聞こえ方が違いますよね。
「ありがとう」は感謝を示す言葉ですが、文脈次第では普通に褒められるよりもずっと印象に残ります。
友人でも仕事の相手でも、「良いな」と思ったら積極的に「ありがとう」を使っていきましょう。
まとめ
いかがでしたか?
誰かを嬉しくさせる褒め方は、相手の尊敬できる点をいろんな角度から探すということです。
相手を知ろうという気持ちを持っていなければ上記の方法は使えないし、無理に使ったとしてもすぐにお世辞だとバレます。
尊敬できる点を見つけながらだれかと会話するのはお互いに気持良くコミュニケーションを取ることにつながります。
プライベートでもビジネスでも、どんどん褒めて日常を楽しくしましょう!
それでは、また!