超シュールな上野大仏!実は心安らぐ癒しスポット。上野「上野大仏」

超シュールな上野大仏!実は心安らぐ癒しスポット。上野「上野大仏」

たかち

たかち

大仏といえば、鎌倉・奈良。

中学生の修学旅行のとき、奈良の大仏を見たことがあります。
大きくて神聖で、お線香のにおいに包まれながら圧倒されたことを覚えています。

そんな古都にも負けません。上野にも立派な大仏があるんだとか!
しかも都会のオアシス・上野恩賜公園内に…!
さっそく調べてみると、

上野大仏(うえのだいぶつ)は、現在の東京都台東区上野恩賜公園内に造立されていた大仏。像高約6メートルの釈迦如来坐像だった。度重なる罹災により損壊し、現在では顔面部のみがレリーフとして保存されている。所在地は上野精養軒に隣接する大仏山と呼ばれる丘の上。薬師仏を祀るパゴダ様式の祈願塔と志納所が併設されている。

顔面部のみ…

…顔面部のみ!?

画像検索するとシュールな大仏顔面部のみの写真がでてくるでてくる。
ちょっとどういうことなの…

というわけで行ってきました。

場所は上野恩賜公園の中にある「上野精養軒」のお隣です。
ちょっとした丘の上に位置しています。

「上野大仏」というインパクトとは裏腹に、なんとなく控えめなオーラを放っていました。

階段を登ると…

目の前にはなにやら不思議な形をした塔が。

丘隆上の正面にある建物は、「パゴタ」(仏塔のこと)と呼ばれている。上野観光連盟が上野公園の名所のひとつにするために建設したもので、昭和42年3月着工、同年6月に完成した。

中にはお釈迦様の像が立っていました。
参拝をしたあと、塔をじっと見つめ「似たようなのをどこかで見たことがある気がする…」と…

タイの仏塔を思い出しました。(昨年夏撮影)
日本にはあまりないデザインのような気がするのですが、思い違いでしょうか?

目の前にはお線香の跡だけが残っています。

なんだかいろいろと放置気味ですね…

上を見ると新緑がそよそよ。とっても気持ちがよいです。

さて、ようやく「顔面部だけの大仏様」とご対面です。
どどん!

お…

おお…

おおお…!?
 

なんか変なヒゲ生えてる!!!
 

という冗談は置いといて。
写真で見るとものスゴいインパクトですが、思ったより小さかったです。
参拝客も少なかったからか、ゆっくり向き合う事ができました。
パワースポットと呼ばれることもあるそうで、なんとなく私も心が安らぎましたよ。
触れる事もOKだそうです。ヒゲフェチの私でもちょっとこのヒゲには触れられませんでしたが。 

なんでも上野大仏には合格祈願に来る受験生が多いんだとか。
「顔だけなので、もう落ちることはない」ということ。なるほど。

大仏の隣にはたくさんの絵馬が。
(絵馬にもやっぱりヒゲ描いてる…)

上野公園に来た際はぜひ立ち寄ってみてくださいね。
聖☆お兄さんとかで扱ってもらえたらいいなあ。
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上野大仏
東京都台東区上野公園内

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LIGインターン生のたかちです。LIGの自社メディア『温泉JAPAN』にて日本一周湯巡り旅を連載、現在はメディアディレクターです。お酒と温泉と写真が好き。

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