Gmailで署名を使われている方で謎の二つのハイフンが署名の前に付いていて困っている方いませんか? 長年Gmailを愛用している私もその一人でした。
そもそも何故ハイフン「– 」が付くのでしょうか? これはGmailの仕様で、本文と署名を区切るための世界で共通化された明確な記号だそうです。IETF(Internet Engineering Task Force)というインターネットで利用される技術を標準化する組織がメール通信においての共通規格として本文と署名の区切りとしてハイフンを推奨しているとのこと。
今までは見栄えが悪かったため、署名が表示される度に「– 」を削除してメールを作成しておりました。しかし、調べてみるとこのハイフンを削除する方法がありました。
署名の前に挿入される「– 」を消す方法
Gmailの画面右上のギアマークから「設定」をクリックします。
設定ページ上部のタブより「Labs」を選択して「別スタイルの署名」部分のラジオボタンの「有効にする」にチェックを入れて「変更を保存する」をクリックするだけ。これだけで今まで悩まされていたハイフンを削除することができます。簡単ですね。
更に良いのは返信メールを作成する際に通常は元のメッセージの後に挿入される署名が、元のメッセージの前に挿入されます。これにより返信メールで署名を確認したい場合に今までメールの下部までスクロールして確認していた作業が格段に効率化されます。
メール相手がこのような設定をしてくれると非常に助かります。お客様とのやりとりで相手が使いやすいメールを送るだけでも少しは優しさを感じてもらえるかもしれません。署名でお困りの方はぜひ活用してみてください。