こんにちは。ゴウです。
最近Macを使っていて起こった現象なんですが、ゴミ箱が空に出来ないんですよ。なんか空にしようとすると「予期しないエラーが起きたため、操作を完了できません(エラーコード -8003)。」とか出ちゃって、イラっとする感じなんです。オーナーである俺がゴミ箱をキレイにしろって言ってるのに、このMacちゃん、何ワガママ言っちゃってるの?って思いますよね。
で、結構ゴミ箱のファイルの容量も膨大になってきて、そろそろ消さないと精神衛生上よろしくないという事になりまして、弊社エンジニアのK林さんに聞いたんですよ、どうしたら消えるかって。そしたら
「ああ、そんなんターミナルからゴニョゴニョすれば一発っす」
というお返事をいただきました。ターミナルね。あのいかにもプログラマーがハックしちゃってる感バリバリのツール、ターミナルね。今日はそれをゴニョゴニョして、ゴミ箱をキレイにしちゃうお話です。
まずはターミナルを起動
これね。
どうやらこれになにやら不思議な呪文を打ち込めばよいらしいです。
魔法の呪文を入れてゴミ箱へ
ターミナルを開いたら、以下のコマンドを入れるらしいです。
cd /Users/hoge/.Trash/
cdはチェンジディレクトリの略で、後ろに半角スペースを入れるのを忘れずに。hogeの部分は自分のユーザーアカウント名になります。最後の.Trashでゴミ箱を指定。つまり、ディレクトリをゴミ箱まで移動させましょうっていう文らしいです。呪文ですね。これを入れたらエンター!
そして消去コマンド 〜すべてはFになる〜
ターミナル上でゴミ箱に移動したら消去コマンドを入れます。
rm -rf *
rmはリムーブ。半角スペースを入れて、消去オプションと対象を指定します。-rfはrecursive(繰り返し) force(強制的に)の意味。*(アスタリスク)で全てを指定。そしてエンター!これでゴミ箱内にあるフォルダ、ファイルが全て強制的に削除されます。
指定するフォルダは間違えないように
上記の流れをみてもらうとわかる通り、cd(チェンジディレクトリ)を失敗すると大変な事になります。他のディレクトリを指定してしまった日にはその中身が全て消えてしまいます。なので、消去する際はディレクトリの指定だけは間違えないようにしましょう。
ちなみにpwdというコマンドで、自分の今いるディレクトリを確認する事ができます。これはprint working directoryの略で、つまりは自分の今いる位置を出せやって事ですね。
という訳で、俺のゴミが溢れていたゴミ箱が数ヶ月ぶりにキレイになりましたとさ。