多言語サイト制作会社おすすめ10選!選び方のポイントと特徴を徹底比較

多言語サイト制作会社おすすめ10選!選び方のポイントと特徴を徹底比較

Masashi Naito

Masashi Naito

こんにちは、株式会社LIG Webディレクターの内藤です。

グローバル化が進む現代において、企業のWebサイトを多言語対応にすることは、海外市場への進出やインバウンド需要の取り込みに不可欠です。しかし、多言語サイトの制作には専門的な知識と経験が求められるため、信頼できる制作会社の選定が重要となります。

本記事では、多言語サイト制作で実績のある制作会社を10社厳選し、それぞれの特徴や費用感、選び方のポイントを詳しく解説します。海外展開を検討している企業のマーケティング担当者や、インバウンド需要を取り込みたい企業の方は、ぜひ参考にしてください。

目次 

多言語サイト制作会社を選ぶ際の5つのポイント

多言語サイト制作を依頼する際は、以下の5つのポイントを重視して制作会社を選定しましょう。

翻訳品質とネイティブ対応を確認する

多言語サイト制作において最も重要なのは翻訳の品質です。機械翻訳ではなく、各言語のネイティブスピーカーによる高品質な翻訳を提供しているかを確認しましょう。

また、対応可能な言語数も重要で、自社がターゲットとする言語に対応しているかを事前に確認する必要があります。文化的な背景を理解したローカライゼーション(現地化)まで行っているかも重要なポイントです。

文化的配慮とユーザビリティを考慮しているか確認する

各国の文化やユーザーの嗜好に合わせたデザインや使いやすさを考慮しているかをチェックします。単純な翻訳だけでなく、文化的背景を理解したローカライゼーションが行われているかが重要です。

たとえば、文字の向き(横書き・縦書き)、色の文化的意味、レイアウトの好みなど、各国の特性に合わせた設計ができているかを確認しましょう。また、各国のデバイス環境や通信速度を考慮したレスポンシブデザインも重要な要素です。

各国の検索エンジン最適化(SEO)に対応しているか確認する

各言語ごとに適切なSEO施策を行い、検索エンジンでの上位表示を目指しているかを確認します。多言語サイトでは、各国の検索エンジンや検索習慣に合わせたSEO対策が必要です。

たとえば、中国では百度(Baidu)、ロシアではYandexなど、各国で主要な検索エンジンが異なります。また、各国の検索キーワードの傾向や競合状況の分析、現地のSEOベストプラクティスに精通しているかも重要な確認ポイントです。hreflangタグの適切な設定や、各国ドメインの戦略的な使い分けも考慮されているかをチェックしましょう。

多言語サイト制作の実績と業界経験を確認する

多言語サイトの制作実績が豊富で、さまざまな業種や規模のプロジェクトに対応しているかを確認します。特に、自社と同じ業界での実績があるかどうかは重要な判断材料となります。

また、各国でのプロジェクト実績や、現地の規制や商習慣を理解しているかも重要なポイントです。制作会社のポートフォリオを確認し、実際の多言語サイトの品質や、各国でのユーザー評価も参考にしましょう。グローバル展開の成功事例や失敗事例から学んだノウハウを持っているかも確認したいポイントです。

運用・保守サポートと継続的な改善体制を確認する

サイト公開後の保守・運用、更新作業などのサポート体制が整っているかも重要なポイントです。多言語サイトは継続的なメンテナンスが必要なため、長期的なサポート体制を確認しましょう。

各国のコンテンツ更新、技術的なメンテナンス、セキュリティ対策、パフォーマンス最適化など、包括的なサポートが提供されるかを確認してください。また、各国のユーザーフィードバックの収集・分析や、データに基づいた継続的な改善提案を行ってくれるかも重要な要素です。緊急時の対応体制や、各国の現地チームとの連携体制も確認したいポイントです。

おすすめ多言語サイト制作会社10選

多言語サイト制作で実績のある10社をご紹介します。それぞれの特徴や強みを詳しく解説するので、自社のニーズに合った制作会社を見つけてください。

株式会社LIG|デザインアワード受賞歴とオフショア拠点活用

株式会社LIG株式会社LIG

💡ポイント
  • デザインアワード受賞歴のある高いデザイン力
  • オフショア拠点を活用したコスト競争力
  • 企画・戦略から開発まで一気通貫でサポート

弊社LIGは2007年創業のWeb制作・システム開発会社です。多様なサイトを年間150サイトを制作・リニューアルする実績に加え、毎年複数のWebデザインアワードを受賞しています。

デザインアワード受賞歴のあるクリエイターや、業界歴10年以上のプロジェクトマネージャーが在籍しており、戦略立案から制作、リリース後の運用支援までを一気通貫で対応可能。ユーザーにとって使いやすく、管理者にも優しい設計を追求しながら、見た目だけでなく「成果につながる」Webサイトを提供しています。

さらに、ノーコード・ローコードなどの技術を駆使することで、効率的でコストパフォーマンスに優れた開発を実現しています。多言語サイト制作においても、各国の文化やユーザー体験を考慮したローカライゼーションに強みを持ち、グローバル展開を検討している企業のパートナーとして、企画段階から運用まで包括的にサポートします。

会社概要

会社名 株式会社LIG
URL https://liginc.co.jp/
所在地 東京都台東区小島2-20-11
設立 2007年
従業員数 230名(2023年4月1日時点 連結)
対応言語・技術 多言語サイト制作、iOS(Swift), Android(Kotlin), Flutter, React Native, Bubble, Laravel, AWS, GCP他
実績紹介ページ https://liginc.co.jp/solutions/design

株式会社LIGの制作実績例

株式会社RERISE | 不動産販売

エムトラスト株式会社エムトラスト株式会社 | 不動産売買
受賞アワード:
awwwards Site of the Day October 11 2020
CSS Design Awards WEBSITE OF THE DAY 2020 OCT 19

LIGに制作を相談する

株式会社モンスターラボ|グローバル展開の実績豊富

株式会社モンスターラボ出典:株式会社モンスターラボ

💡ポイント
  • 世界12ヵ国25都市に拠点を構えるグローバル体制
  • 2,200件超の豊富な開発実績
  • DX戦略から開発・グロースまで一気通貫で支援

株式会社モンスターラボは、世界12ヵ国25都市に拠点を構えるグローバルな開発会社で、2,200件超の豊富な開発実績を誇ります。特に多言語サイト制作においては、各国の現地チームとの連携により、文化的背景を理解した高品質なローカライゼーションを実現しています。

企業のDX推進を主事業とし、事業戦略の策定から開発、リリース後の品質向上支援まで一気通貫でサポートします。アジャイル開発とDevOpsによる柔軟な開発体制により、グローバル展開を検討している企業の多言語サイト制作を効率的に進めることができます。

会社概要

会社名 株式会社モンスターラボ
URL https://monstar-lab.com/
所在地 東京都渋谷区広尾1-1-39 恵比寿プライムスクエアタワー4F
設立 2006年
従業員数 約250名(日本拠点)
対応言語・技術 多言語サイト制作、iOS, Android, Flutter, React Native, AWS, GCP
実績紹介ページ https://monstar-lab.com/work

株式会社Sun Asterisk|上場企業の信頼性

株式会社Sun Asterisk出典:株式会社Sun Asterisk

💡ポイント
  • 東証プライム上場企業の信頼性
  • 4カ国6都市・1,500人以上の専門家体制
  • アイデア創出やビジネスデザインに強み

株式会社Sun Asteriskは、4カ国6都市に拠点を持ち、1,500人以上の専門家が在籍する東証プライム上場企業です。多言語サイト制作においては、各国の拠点を活用した現地密着型のサービス提供により、文化的な違いを理解した高品質なローカライゼーションを実現しています。

アイデア創出やビジネスデザインといった上流工程から強みを持ち、顧客の課題解決に並走するパートナーとしてDXや新規事業開発を支援します。グローバル展開戦略の策定から多言語サイトの設計、各国でのマーケティング施策まで、長期的なパートナーシップを重視した包括的なサポートが特徴です。

会社概要

会社名 株式会社Sun Asterisk
URL https://sun-asterisk.com/
所在地 東京都千代田区大手町1丁目6番1号 大手町ビルB1
設立 2013年
従業員数 約2,000名(グループ全体)
対応言語・技術 多言語サイト制作、Ruby, PHP, Java, Swift, Python, Go, Scala他
実績紹介ページ https://sun-asterisk.com/service/development/works

株式会社マイクロウェーブクリエイティブ|戦略とクリエイティブで大手企業のDXを支援

株式会社マイクロウェーブクリエイティブ出典:株式会社マイクロウェーブクリエイティブ

💡ポイント
  • 1,000社以上の国内外大手クライアント支援実績
  • 戦略設計から構築・集客・運用まで一気通貫でカバー
  • 海外サイトに強い専門チームとグローバル対応のUI/UXデザイン

株式会社マイクロウェーブクリエイティブは、戦略・クリエイティブ・テクノロジーを融合させ、企業のデジタルイノベーションを実現する制作会社です。1,000社以上に及ぶ国内外の大手企業を支援してきた豊富な実績が強みで、Webサイト制作から運用支援、マーケティング、コンサルティングまで、事業の成長に貢献する施策を網羅的に提供します。

多言語・グローバルサイト制作においては、海外サイトを熟知した専門チームが対応。各国のマーケットや文化、検索動向などを反映したサイトを構築してくれます。グローバルな視点でのUI/UXデザインや、運用を見越した柔軟なCMSの提案など、世界規模でのビジネス拡大を強力にサポートする体制が整っています。

会社概要

会社名 株式会社マイクロウェーブクリエイティブ
URL https://www.microwave-creative.co.jp/
所在地 東京都千代田区神田錦町3-13-7 名古路ビル本館4階
設立 2023年
従業員数 80名
対応言語・技術 英語、イタリア語、フランス語、中国語、韓国語、スペイン語、ドイツ語、ポルトガル語、ベトナム語など
実績紹介ページ https://www.microwave-creative.co.jp/casestudy/all/

スパイスファクトリー株式会社|月額定額制で柔軟対応

スパイスファクトリー株式会社出典:スパイスファクトリー株式会社

💡ポイント
  • UIデザインからマーケティングまで一貫したサポート
  • 月額定額制で柔軟な開発体制を構築
  • アジャイル開発を得意とした実物を見ながらの開発手法

スパイスファクトリー株式会社は、顧客のDX支援を軸に、UIデザインからマーケティングまで一貫したサポートを提供する会社です。多言語サイト制作においては、各国のユーザー体験を重視したUI/UXデザインと、現地のマーケティング戦略を組み合わせた包括的なアプローチを採用しています。

アジャイル開発を得意とし、実物を見ながら開発を進める手法を採用し、月額定額制で柔軟な開発体制を構築できる点が特徴です。多言語サイトの継続的な改善や更新作業にも対応でき、各国の市場動向に合わせたコンテンツ更新や機能追加を柔軟に行うことができます。

会社概要

会社名 スパイスファクトリー株式会社
URL https://spice-factory.co.jp/
所在地 東京都港区台場2-3-1 トレードピアお台場 20階南
設立 2016年
従業員数 103名(グループ全体)
対応言語・技術 多言語サイト制作、アジャイル開発、UI/UXデザイン、DX支援
実績紹介ページ https://spice-factory.co.jp/works/

株式会社シスコム|28年の実績で成果を出すWebサイト制作の老舗

株式会社シスコム出典:株式会社シスコム

💡ポイント
  • 28年で3,000サイト以上の豊富なホームページ制作実績
  • BtoB企業の課題解決を目的としたデジタルマーケティングを提案
  • 企画から制作、公開後の運用・分析までワンストップでサポート

株式会社シスコムは、28年以上にわたり3,000サイト以上の豊富な制作実績を誇る、東京・銀座のホームページ制作会社です。その経験は多言語サイト制作においても遺憾なく発揮されており、大手化学メーカーから公的機関まで、多岐にわたるグローバルサイトを手掛けてきました。ただ翻訳するだけでなく、外国人目線を大切にしたコンテンツや導線設計で、海外市場に通用するWebサイトを構築します。

「ホームページは作ってからがスタート」という考えのもと、公開後の運用・分析、改善提案といった伴走型のサポート体制が強みです。多言語サイトは公開後の継続的な情報更新や文化に合わせた改善が不可欠であり、長年の実績を持つ同社は、企業の海外展開を長期的に支える頼れるパートナーとなるでしょう。

会社概要

会社名 株式会社シスコム
URL https://www.gohp.jp/
所在地 東京都中央区銀座7丁目17-2 アーク銀座ビルディング2階
設立 1997年
従業員数 19名
対応言語・技術 多言語サイト制作、CMS構築、デジタルマーケティングなど
実績紹介ページ https://www.gohp.jp/works/site/global/

キオミル株式会社|BtoB企業の課題解決に寄り添う伴走型パートナー

キオミル株式会社出典:キオミル株式会社

💡ポイント
  • BtoB企業のビジネス課題解決に特化したWeb制作
  • 自社サイトで培った裏付けのあるSEO対策ノウハウ
  • 少数精鋭の1チーム体制で常にベストメンバーが担当

キオミル株式会社は、BtoB企業のビジネス課題解決に特化した少数精鋭のWeb制作会社です。多言語サイト制作においては、単に日本語サイトを翻訳するだけでなく、企業の海外展開の目的やフェーズに合わせて最適なサイトの形を提案します。日本語サイトをそのまま翻訳する「ミラーリングスタイル」から、現地の文化や商習慣に合わせる「ローカライズスタイル」まで、戦略的なアプローチで支援してくれるのが強みです。

また、「Web制作会社」などのビッグワードで上位表示を達成した実績を持つ本質的なSEO対策は、海外SEOにおいても大きな武器となります。制作後の運用や改善まで見据えた伴走型のサポート体制と、常にベストメンバーが担当する少数精鋭チーム制により、複雑になりがちな多言語サイトのプロジェクトを安心して任せられる長期的なパートナーです。

会社概要

会社名 キオミル株式会社
URL https://kiomiru.co.jp/
所在地 東京都豊島区南池袋4丁目1-10 雑司が谷パークハイツ102号室
設立 2018年
従業員数 12名
対応言語・技術 日本語、英語、中国語(簡体/繁体)、韓国語、その他主要言語、WordPress(WPML)など
実績紹介ページ https://kiomiru.co.jp/case/

アイ・ディー・エー株式会社|翻訳のプロが実現する高品質な多言語展開

アイ・ディー・エー株式会社出典:アイ・ディー・エー株式会社

💡ポイント
  • 80言語以上に対応するプロのネイティブ翻訳者が在籍
  • 翻訳からDTP・Web制作までをワンストップで提供
  • 翻訳データを「資産」として管理し、品質向上とコスト最適化を実現

アイ・ディー・エー株式会社は、25年以上にわたり多言語翻訳と制作を手掛けてきた、まさに「伝える」プロフェッショナル集団です。最大の強みは、80言語以上に対応可能なプロのネイティブ翻訳者による高品質な翻訳サービス。翻訳からWebサイトや印刷物の制作までをワンストップで提供することで、スムーズな進行とコスト削減を両立しています。

また、過去の翻訳データを「翻訳資産」として管理・活用する独自のアプローチを提唱。これにより、継続的に依頼するほど用語や表現の統一性が高まり、品質向上とコスト最適化が図れます。ISOの国際規格(翻訳サービス・情報セキュリティ)も取得しており、信頼性の高い品質管理体制が構築されています。

会社概要

会社名 アイ・ディー・エー株式会社
URL https://www.idanet.co.jp/
所在地 大阪市北区太融寺町1-17 梅田アスカビル 4F
設立 1997年
従業員数 52名
対応言語・技術 80言語以上に対応、多言語CMS、HTMLファイル直接翻訳など
実績紹介ページ https://www.idanet.co.jp/works/

株式会社デイアライブ|徹底した海外目線で成果を出すインバウンドの専門家

株式会社デイアライブ出典:株式会社デイアライブ

💡ポイント
  • ネイティブスタッフ常駐による「海外視点」の企画・コンテンツ制作
  • 内閣府や地方自治体など、官公庁との豊富な取引実績
  • サイト公開後も長期的にフォローする一貫したサポート体制

株式会社デイアライブは、全国30地域・300社以上の多言語Webサイト制作・運用実績を持つ、インバウンド領域のプロフェッショナルです。社内に複数名の外国人社員が常駐しており、ターゲット国のユーザーに本当に響くWebサイトの企画、翻訳、プロモーションを「海外視点」で提案できるのが最大の強みです。

内閣府や京都府をはじめとする官公庁や地方自治体との取引実績が豊富で、その信頼性が高いです。Webサイトを納品して終わりではなく、公開後のメンテナンスやSEO対策、広告運用など、クライアントの目標達成に向けて長期的に伴走する一貫したフォロー体制も魅力です。

会社概要

会社名 株式会社デイアライブ
URL https://solutions.dayalive.jp/
所在地 東京都品川区北品川1丁目8-12 アールビル3F
設立 2011年
従業員数 19名
対応言語・技術 英語、中国語(簡体字/繁体字)、韓国語、タイ語、フランス語、スペイン語など(20か国語以上のプロモーション実績)
実績紹介ページ https://solutions.dayalive.jp/works/

株式会社ガラパゴス|既存サイト改修に強み

株式会社ガラパゴス出典:株式会社ガラパゴス

💡ポイント
  • iPhone・Androidアプリ開発で10年以上の豊富な実績
  • 企画からデザイン・開発・運用まで一貫対応
  • UI/UXデザインに優れたアプリ開発が得意で、リニューアルや改修にも対応

株式会社ガラパゴスは、iPhone・Androidアプリ開発で10年以上の豊富な実績を持つ企業で、企画からデザイン、開発、運用までワンストップで対応可能です。多言語サイト制作においては、既存サイトの多言語化に特に強みを持ち、既存のデザインや機能を活かしながら効率的に多言語対応を実現します。

新規開発はもちろん、既存アプリのリニューアルや改修、引き継ぎにも柔軟に対応し、スマートフォンアプリの開発と運用実績が豊富な会社です。多言語サイト制作においても、各国の技術的な要件や表示環境の違いを考慮した堅牢なシステム設計を行い、長期的な運用に耐える高品質なサイトを構築します。

会社概要

会社名 株式会社ガラパゴス
URL https://glpgs.com/
所在地 東京都千代田区神田神保町2-14 SP神保町ビル8F
設立 2009年
従業員数 158名(2024年5月時点)
対応言語・技術 多言語サイト制作、iOS(Swift), Android(Kotlin), Ruby on Rails, SpringBoot, AWS
実績紹介ページ https://glpgs.com/service/

制作会社別比較表

各制作会社の特徴を比較しやすくするため、以下の表にまとめました。自社のニーズに合った制作会社を選ぶ際の参考にしてください。
※気になる会社名をクリックまたはタップすると、紹介箇所にジャンプします。

制作会社 特徴 おすすめの業界 対応言語・技術
株式会社LIG デザイン力とコスト競争力を両立、オフショア拠点活用 IT、メディア、サービス業、スタートアップなど。グローバル展開初心者向け 英語など対応。技術:iOS(Swift), Android(Kotlin), Flutter, React Native, Bubble, Laravel, AWS, GCP他
株式会社モンスターラボ 世界12ヵ国25都市に拠点、2,200件超の開発実績 金融、製造、通信、大手企業の新規事業。本格的な海外展開向け 言語:多言語対応、技術:iOS, Android, Flutter, React Native, AWS, GCP
株式会社Sun Asterisk 4カ国6都市・1,500人以上の専門家、東証プライム上場 スタートアップ全般、金融、製造、サービス業向け 言語:多言語対応、技術:Ruby, PHP, Java, Swift, Python, Go, Scala他
株式会社マイクロウェーブクリエイティブ 国内外の大手企業1,000社以上の支援実績。戦略から制作、運用まで一気通貫で対応 グローバル展開する消費財メーカー、製薬・医療業界、サービス業 言語:英語、中国語、韓国語、フランス語など多数、技術:CMS選定・開発・運用 ※その他技術は要確認
スパイスファクトリー株式会社 月額定額制で柔軟な開発体制、DX支援 DX推進と合わせて多言語展開を検討している企業 言語:英語など、技術:アジャイル開発、UI/UXデザイン、DX支援など
株式会社シスコム 大手企業や公的機関の多言語サイト実績多数 大手メーカー、金融・不動産業界、協会・団体 言語:英語、中国語など多数、技術:CMS構築 ※具体的な技術は要確認
キオミル株式会社 海外SEOにも強い伴走型サポートが魅力 海外販路開拓を目指す製造業、IT・ソフトウェア業界、中小・中堅企業 言語:英語、中国語、韓国語など、技術:WordPress(WPML) ※その他技術は要確認
アイ・ディー・エー株式会社 翻訳からWeb制作までワンストップで提供 専門用語が多い製造業・機械メーカー、法務・IR関連、ドキュメント制作が必要な企業 言語:80言語以上に対応、技術:MadCap, HTML直接翻訳, 多言語CMS構築 ※その他技術は要確認
株式会社デイアライブ ネイティブスタッフによる「海外目線」の企画・制作が強み 観光業(ホテル・自治体)、小売・飲食業、教育機関など 言語:英語、中国語、韓国語、タイ語など多数、技術:WordPress ※その他技術は要確認
株式会社ガラパゴス 10年以上のアプリ開発実績、ワンストップ対応 既存サイトの多言語化を検討している企業など 言語:要確認、技術:iOS(Swift), Android(Kotlin), Ruby on Rails, SpringBoot, AWSなど

多言語サイト制作の流れ

多言語サイト制作は、以下のステップで進められます。各段階での注意点も含めて解説します。

1. 目的設定とターゲットの明確化

どの国・地域を対象とするか、目的を明確にします。単純に多言語化するのではなく、各言語圏での具体的な目標を設定することが重要です。

ターゲット市場の規模、競合状況、現地の商習慣や規制を調査し、自社の商品・サービスがどの程度受け入れられるかを事前に分析しましょう。また、各市場での売上目標やKPIも設定し、効果測定の基準を明確にしておくことが重要です。

🔽Webサイト制作の流れや要件定義について、詳しく知りたい方はこちらもご覧ください!

2. 言語選定

ターゲットに合わせた言語を選定します。市場規模や競合状況、自社のリソースを考慮して、優先順位をつけて選定しましょう。

一般的には英語から始める企業が多いですが、中国語や韓国語など、アジア圏を重視する場合は、それらの言語を優先することも、パートナー会社と検討してください。また、現地のインターネット普及率やスマートフォン利用率、EC市場の成長性なども言語選定の重要な要素となります。

3. コンテンツの翻訳とローカライゼーション

ネイティブ翻訳者による高品質な翻訳と、文化的背景を考慮したローカライゼーションを行います。単純な翻訳ではなく、現地の文化や習慣に合わせた内容に調整することが重要です。

商品名やブランド名の現地化、価格表示の通貨単位、日付や数値の表記方法、法的な表現の適切な翻訳など、細部まで現地に適した形に調整しましょう。また、現地のマーケティング戦略に合わせたコンテンツの追加や修正も必要になる場合があります。

4. デザインとコーディング

各言語での表示崩れを防ぐため、統一されたデザインと適切なコーディングを行います。文字数や文字の向き(横書き・縦書き)の違いも考慮する必要があります。

特に、日本語や中国語、アラビア語など、文字の特性が異なる言語では、フォントの選択やレイアウトの調整が重要です。また、各国のデバイス環境や通信速度を考慮した最適化、現地のブラウザシェアに合わせた互換性の確保も重要な要素となります。

5. SEO対策

各言語での検索エンジン最適化を実施し、ターゲットユーザーの流入を促進します。各国の検索エンジンや検索習慣に合わせたSEO対策が必要です。

現地の主要な検索エンジン(Google、百度、Yandexなど)に合わせた最適化、現地の検索キーワードの調査と対策、hreflangタグの適切な設定、各国ドメインの戦略的な使い分けなど、包括的なSEO施策を実施しましょう。

6. テストと公開

各言語での動作確認を行い、問題がなければ公開します。各言語での表示確認、リンク切れの確認、翻訳の精度確認など、詳細なテストが必要です。

現地のユーザーによるユーザビリティテストや、現地のデバイス・ブラウザでの動作確認も重要です。また、各国の法的要件や規制への適合性も確認し、必要に応じて調整を行いましょう。

7. 運用と保守

定期的な更新やメンテナンスを行い、サイトの品質を維持します。各言語でのコンテンツ更新や、技術的なメンテナンスも継続的に行う必要があります。

現地の市場動向やユーザーフィードバックに基づいたコンテンツの改善、各国の検索エンジンアルゴリズムの変更への対応、セキュリティアップデートの実施など、継続的な改善とメンテナンスが成功の鍵となります。

よくある質問

多言語サイト制作に関するよくある質問と回答をまとめました。

多言語サイト制作にかかる費用はどのくらいですか?

制作会社やサイトの規模、対応言語数によって大きく異なりますが、一般的には100万円〜500万円程度が相場です。詳細な費用は各制作会社に直接お問い合わせください。

制作期間はどのくらいかかりますか?

サイトの規模や対応言語数によって異なりますが、一般的には3〜6ヶ月程度です。翻訳作業やローカライゼーションに時間がかかるため、余裕を持ったスケジュールを組むことをおすすめします。

どの言語から始めるべきですか?

自社の事業戦略やターゲット市場を考慮して決定することをおすすめします。一般的には英語から始める企業が多いですが、中国語や韓国語など、アジア圏を重視する場合は、それらの言語を優先することも検討してください。

既存サイトを多言語化することは可能ですか?

はい、可能です。既存サイトの構造やデザインを活かしながら、多言語対応に改修することができます。ただし、サイトの構造によっては大幅な改修が必要になる場合もあります。

多言語サイトの運用はどのように行えばよいですか?

各言語でのコンテンツ更新や、技術的なメンテナンスを継続的に行う必要があります。制作会社によっては運用サポートも提供しているため、自社のリソースに応じて検討してください。

まとめ

多言語サイトの制作は、企業のグローバル展開やインバウンド需要の取り込みにおいて非常に重要です。適切な制作会社を選び、高品質な翻訳とデザイン、SEO対策を施すことで、効果的な多言語サイトを構築することができます。

本記事で紹介した10社は、それぞれ異なる特徴や強みを持っています。自社の業界や規模、予算、スケジュールを考慮して、最適な制作会社を選定してください。

多言語サイト制作を検討されている企業の方は、まずは各制作会社に直接お問い合わせいただき、具体的な提案や見積もりを依頼することをおすすめします。グローバル展開の成功に向けて、ぜひ多言語サイト制作を検討してみてください!

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Masashi Naito
Masashi Naito 第2ITソリューション事業部 部長 / 内藤 昌史

LIG入社後、観光CtoCサービスの立ち上げから事業譲渡、コワーキングスペース事業の立ち上げからグロース、地方創生事業の立ち上げ、サテライトオフィス立ち上げなど、様々な事業をゼロから立ち上げて成長させるまでのプロセスを経験。現在は、いいオフィス広島 by LIG の運営をしながらWebディレクターを担当。

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