転職エージェント面談で差がつく!事前準備のコツをプロが解説

転職エージェント面談で差がつく!事前準備のコツをプロが解説

Suzuka Otomo

Suzuka Otomo

こんにちは、転職エージェント「LIGエージェント」でクリエイターのキャリアデザインを担当している大友です。

転職エージェントに登録したあとは、まず担当となるキャリアアドバイザーとの面談を行うことで転職サポートが始まります。

実際の面談では何をするのか、面談前に準備することなど、はじめて転職エージェントを利用する方に向けてプロが丁寧に解説します。

また、面談の際に他の求職者の方と差をつけるポイントも解説していきますので、ぜひ参考にしてみてください!

転職エージェントの面談はなぜ必要?

そもそも転職エージェントを利用する際に、なぜ面談が必要なのでしょうか?

面談を行う担当アドバイザーは、求職者の方にマッチする企業・求人を紹介します。そのため、面談で直接話を伺うことで、求職者の方への理解を深める必要があります!

面談では、転職理由や希望条件などをヒアリングしていきます。また、担当アドバイザーは求職者の方の人柄や長所・これまでの経歴などもふまえて紹介したい企業にマッチするかどうかを判断します。どちらも求職者の方にマッチする企業・求人を紹介するために必要な要素です。

面談では、ぜひリラックスしてこれまでの経歴のこと・これからのことをたくさんお聞かせください◎

面談当日までに準備すべきこと

面談の日程が決まったら、当日までに事前準備をしておきましょう!

事前準備をしておくことで、面談の時間を有意義に使うことができます。転職エージェントとの面談時間は30分~1時間程度がほとんどです。

これまでの経験についてのヒアリングや求人紹介、今後のことについて……など、話していると1時間は案外あっというまです。また、ヒアリングの際、登録情報に不足があるとその確認に時間を取られることもあります。時間ロスにも繋がってしまうため、事前情報の登録はとても大切です。

事前に情報を登録しておくことでよりスムーズに面談を進められます。担当アドバイザーが事前情報から紹介できそうな求人を準備してくれることもあるため、面談の際に条件にあった求人と出会えるかもしれません。

履歴書・職務経歴書を準備しておく

面談前に履歴書や職務経歴書の提出を求められることが多いため、提出書類の準備は必須です。事前に書類が準備できていると、求人に応募するといった次のステップへすぐに動き出すことができます。

転職エージェントによっては、サイト内で情報入力するだけでWeb履歴書を作成できたり、AIが職務経歴書作成をしてくれたりするサービスもあります。もし履歴書や職務経歴書作成の一歩がなかなか踏み出せないという方は、ツールを使って作成してみるというのもおすすめです。

提出書類の形式について、対面で面談を実施するなどで紙面での提出が必須だったり、エージェント側からフォーマットを指定される場合もあります。もしそういった指定がある際は面談の予約の際に記載や連絡があるはずですので、しっかり確認しましょう!

面談時の書類の提出が任意の場合でも、履歴書や職務経歴書を事前にしっかり準備できている人は、面談を行うアドバイザーに「この人は本気で転職を考えている」と思われ、よい求人を優先的に紹介されることが多いです。書類自体はアドバイザーが添削するため最初から完璧である必要はないですが、転職の準備ができていることは担当アドバイザーへ転職意欲の強さを伝えることができます。

ちなみに弊社LIGが運営するLIGエージェントの場合は、基本的にオンラインでの面談になっております。履歴書や職務経歴書はマイメニューへの登録や、面談予約の際に送られる事前アンケートからも送ることが可能です。また、書類自体は完成していなくても大丈夫です。履歴書や職務経歴書の添削も行っているため、もし書類の添削や内容について相談したい場合はぜひ担当アドバイザーへご相談ください。

💡差がつくポイント

  • 事前に転職エージェントに書類を送付する

    書類を事前に送付することの一番のメリットは、履歴書・職務経歴書のフィードバックをすぐにもらうことができるという点にあります。

    もちろん書類の添削は面談したあとでも行ってくれますが、面談後に書類を作成してエージェントへ添削依頼をし、フィードバックをもらう……というよりも、事前に書類を送付して面談時にフィードバックをもらい、完成させたほうがより早く応募のステップへ進むことができます!

    特に履歴書や職務経歴書の書き方に自信がない方や、より早く転職活動を進めたいという方は、事前の書類送付をおすすめします。

  • 履歴書や職務経歴書でこれまでの実績を数値で表す

    特に職務経歴書では、これまでの職務経歴を記載することで、求職者の方の能力やスキル、経験を応募企業へ伝えることができます。そこで実績や自分の強みを伝えるために、数値で実績を表すことがポイントです。例えば、「売り上げが上がりました」と書くよりは、具体的に「売り上げが○○%上がりました」と書いてある方が文章に説得力があるように見えませんか?

    具体的な数値が盛り込まれているだけで、実績や経験の文章に説得力を持たせることができます。職務経歴書の書き方にお悩み中の方は、こちらのポイントを意識して作成してみましょう!

転職の軸を明確にしておく

転職したい業界や希望の職種、勤務地や年収、働き方など、転職の軸(何を重視するか)が定まっている人は、エージェントにとっても求人を紹介しやすく、希望に合った求人が早く見つかりやすいです。

「どんな仕事でもいいです」となると選択肢が幅広くなって良いと思われがちですが、実は逆に的外れな求人ばかり紹介されてしまいます。

転職の軸で悩んでいる方は、「なぜ転職をしたいのか?」の答えに転職の軸となる理由が隠れているはずです! もし、なかなか思いつかない、どうしたらいいのか悩んでいる方は、ぜひ面談時に担当アドバイザーへご相談ください。

💡差がつくポイント

希望する条件のなかでも「絶対に譲れない条件」と「妥協できる条件」を整理しておくと、就活の軸をしっかり持った状態で転職活動を行うことができます。

転職の軸を考えていくなかで、転職先の条件というのがいくつか出てきたと思います。もちろんその希望条件にすべてあった企業へ転職するというのが一番理想的ではありますが、条件が完全に合った求人と出会える確率は高いとはいえません。

しかし、理想の転職を叶えるために考えた希望条件を全部妥協してしまうと、転職後に「思っていたのと違う……」というようなミスマッチに繋がってしまいます。

自分の希望条件のなかで「絶対に譲れない条件」は何か、どこまでなら妥協できるラインなのかを自分で整理しておきましょう。そうすることで、条件内で出会える求人の幅も広がり、結果的に希望通りの転職へ繋がっていきます。

当日聞きたいことをまとめておく

面談ではエージェント側からのヒアリングの質問が多くなってしまいますが、求職者の方から担当アドバイザーへ質問できる時間も必ずあります。その際に聞いておきたい質問を、事前に準備しておきましょう。

エージェントに対して的確な質問をする人は「この人はしっかり転職への情報収集をしている」と評価され、より質の高い求人を紹介されやすいです。

面談でエージェント側は求職者の方の経験やスキルだけではなく、人柄も含めた内面的な部分も判断していきます。

初回面談の時点で転職に意欲的な求職者の方は、担当アドバイザーの目にとても好印象に映るのではないでしょうか。

💡差がつくポイント

実際に面談の際に求職者の方がされた質問をいくつかご紹介します! ぜひ参考にしてみてください。

  • 面接練習(書類の添削)をしてください!
  • (希望職種・業種・転職の)市場感はどうですか?
  • 今後自分はどうキャリアステップを進めるといいですか? どう成長していくといいですか?

もちろん面談ではどんなことを聞いていただいても大丈夫です! まだ転職を決めているわけではなく、情報収集段階という方でも問題ありません。市場感や今後のキャリアプランについて、転職・キャリアについて知識を持った担当アドバイザーがお答えしますので、お気軽にご相談ください!

面談当日の流れや持ち物

ここでは面談当日の流れや必要な持ち物について解説していきます。

はじめて転職エージェントとの面談を控えている方や、面談はどんな流れなのか、事前に必要なものが知りたいという方は、ぜひこちらを参考に面談の準備を進めていきましょう!

面談当日の流れや持ち物

転職エージェントとの面談の流れは以下の通りです。

  1. 自己紹介・サービスの紹介
    まずは自己紹介から始まります。面接のように堅苦しいものではないので、リラックスしてお話しください。もし事前登録の情報で不足があれば、担当アドバイザーから不足分を埋めるための確認がされます。また簡単なエージェントサービスの紹介がある場合もあります。
  2. 現状のヒアリング
    現在の状況や転職の希望条件、なぜ転職がしたいかなど、担当アドバイザーが詳しく現状のヒアリングをしていきます。経験やスキルだけではなく、求職者の方がどのような人柄なのかも、質問を通して理解を深めていきます。
  3. 求人紹介
    事前情報や面談時のヒアリングをもとに、担当アドバイザーからいくつかマッチしそうな求人が紹介されます。後日アドバイザーから紹介される場合もあります。
  4. 今後の転職活動の進め方についての案内
    転職活動の具体的なスケジュールや、今後対応が必要なことなどが担当アドバイザーから案内されます。転職成功というゴールに向けて、担当アドバイザーと一緒に書類の準備や応募スケジュールの調整を行っていきましょう。

持ち物

筆記具とメモができるものを用意しておくとよいでしょう。事前に質問を用意している場合、メモに残しておくと聞き忘れ防止にもなります。

また、転職エージェントによっては履歴書や職務経歴書の提出を求められる場合があります。データの送付なのか紙面での提出かは、事前に案内があるため確認しましょう。また、もし対面で面談を行う場合、企業資料をもらう場合があるためクリアファイルがあると便利かもしれません。

弊社が運営するLIGエージェントの場合、事前に履歴書と職務経歴書、そしてポートフォリオを任意で提出いただいておりますが、必須でご用意いただくものはございません。

服装

面談では転職の希望条件などをお伺いするため、基本的に服装は自由な場合がほとんどです。

所要時間

面談の所要時間は一般的に1時間程度の転職エージェントが多いです。

しかし、どのエージェントにも共通することですが、ヒアリングや質問が長引いて1時間きっかりで終わらない場合も十分に考えられます。面談の時間の前後は余裕をもってスケジュールを立てていただくと、落ち着いて話ができるでしょう。

面談場所

転職エージェントによってオンライン、電話、対面で行う場合があります。対面の場合はエージェントのオフィスや指定の場所で行うため、事前に面談の方法や場所の確認を行って、予約時間に遅れないよう余裕をもって面談にのぞみましょう。

面談当日に聞かれること・差がつく回答のポイント

実際にLIGエージェントの面談でお伺いする質問とその意図について、他の求職者の方と差がつく回答のポイントとともに解説します。

これから転職エージェントとの面談が控えている方は、ぜひ参考にしてみてください!

Q.転職理由を教えてください

転職を検討しはじめたきっかけや、経緯についてヒアリングします。これまでに転職歴がある方は経歴についてもお伺いします。

転職の希望条件や転職の軸にも繋がってくる部分になるため、しっかり確認していきます。ヒアリングした内容から、担当アドバイザーはどんな求人が求職者にマッチしているかの判断材料にしていきます。

💡差がつくポイント
転職理由はポジティブな内容に変換しましょう。人それぞれ転職のきっかけはさまざまあるため、ネガティブな部分も必ず出てくると思います。しかしネガティブなまま面談担当者・応募企業へ伝えてしまうと、求職者の方自身がマイナスの印象を持たれてしまう可能性があります。

もちろん面談の際は、正直な思いをお話いただいて大丈夫です! ただネガティブな理由を隠すというよりは、プラスしてポジティブな内容を入れていただくと、転職に対する意欲も一緒に伝えられるようになります。

Q.これまでの経験やスキルを教えてください

これまでの職務経験や、使用可能なツールやソフト、言語などの専門スキルの確認を行っていきます。

さまざまな応募条件の求人があるため、求職者の方がスキル面でも条件にマッチするかどうかを判断して、求人を紹介いたします。

💡差がつくポイント
使用できるツールや経験年数などはすぐに思いつくかもしれません。そこからさらに一歩踏み込んで、持っているスキルがどの程度のレベル感なのか、具体的にどんなことができるのか(やってきたのか)までしっかり伝えられるのが理想です。

また、これまで関わってきたプロジェクトの内容や実績、そのプロジェクトの規模感や期間などもアピールできます。そのプロジェクト内でご自身はどのような役割で、どんなことをしていたのかぜひお聞かせください!

Q.今後のキャリアプランを教えてください

転職は現在の状況に変化を与えるだけではなく、将来のキャリアの転換点にもなります。

「理想のキャリア像に向けて、どういったスキルアップ・キャリアアップをしていくとよいのか」といったご自身のキャリアプランについても、担当アドバイザーへぜひご相談ください。

理想のキャリア像へ向けて、長期的なキャリアを考えてどういったお仕事を探していくとよいのか、という点も担当アドバイザーとご相談可能です!

💡差がつくポイント
1年後、5年後、10年後……と、中長期的なキャリアプランがイメージできているのが理想です。

しかし、いきなり「将来どんなキャリアを考えていますか?」と聞かれても困ってしまう方も多いかもしれません。

将来自分がどうなりたいか、目指していきたいキャリア像を考えていくことで、今何をすべきか、今後何をすべきかが明確になります。

【キャリアプランの伝え方例】

  • 1年後:Webデザインの実務経験を積み、デザインの引き出しを増やしたい
  • 3年後:デザインだけでなく、ディレクションスキルも身につけたい
  • 5年後:アートディレクターとして、プロジェクト全体をリードしたい

ぼんやりとしたイメージだけでも大丈夫です。担当アドバイザーと一緒に今後のキャリアプランについて考えていきましょう。

転職エージェント面談で成功するためのコツ

転職エージェントをうまく利用するために、面談のコツを解説します。どの転職エージェントも共通して使えるポイントになりますので、ぜひこのコツを活用してください。

嘘をつかず、正直に希望を伝える

転職エージェントとの面談では正直に希望を伝えることが大切です。間違った内容があったり、希望などを隠されてしまうとマッチした求人を紹介しにくく、求職者の方も「希望通りの求人が紹介されない……」「思っていたサービスと違う……」という結果になってしまいます。

また、ネガティブな理由・内容だからといって隠す必要はありません。ヒアリングをしていくなかで担当アドバイザーが内容の本質を紐解いてくれることもあり、ポジティブな内容に変換するヒントをもらえる可能性もあります。

特に以下のような点は、正直に伝えることで、より適切なサポートを受けられます。

  • 希望年収:現実的な範囲で率直に伝えましょう
  • 転職時期:「すぐにでも」「3ヶ月後」など具体的に
  • 働き方の希望:リモート希望、残業の可否など
  • 譲れない条件:これだけは譲れないという軸を明確に

複数のエージェントを併用する

実は転職エージェントは、「総合型エージェント」と「特化型エージェント」に分けられていることをご存じでしょうか?

特化型エージェントは専門性が高く知識が豊富というメリットがありますが、総合型に比べ求人の件数は少ない傾向にあります。

一方で総合型エージェントは求人の件数が多く、異業種・職種の求人の比較がしやすいというメリットがあります。一方で専門的な知識やアドバイスの質に物足りなさを感じる方もいるかもしれません(弊社が運営するLIGエージェントは、クリエイター向けの特化型エージェントになっています)。

そこでおすすめなのが、総合型と特化型2種類のエージェントを併用するという方法です。総合型と特化型、それぞれのメリットを両方利用しながら、転職活動をより有利に進めていきましょう。

▼転職エージェントを複数併用するコツを詳しく知りたい方はこちら

転職エージェントが自分に合うかを見極める

担当アドバイザーやエージェントのサービスが自分には合わないと感じたら、まずは正直に希望を伝えましょう。

連絡の頻度や意図の伝えにくさ、希望したサービスを受けられない……など、合わないと感じる理由はさまざまかと思います。

希望を伝えてみても改善が難しい場合は担当を変えてもらったり、他の転職エージェントを利用することも選択肢のひとつです。

【見極めポイント】

  • 希望条件をしっかりヒアリングしてくれるか
  • 求人紹介の理由を丁寧に説明してくれるか
  • 連絡のレスポンスが適切か
  • 業界・職種への専門知識があるか
  • 強引に応募を勧めてこないか

ご自身の転職活動ですので、自分にぴったりなエージェントを見極めていきましょう。

面談でやってはいけないNG行動3選

転職エージェントとの面談は企業の面接ではないため、基本的にリラックスして臨んでいただいて問題ありません。しかし、以下のようなNG行動をしてしまうと、担当アドバイザーからの印象が悪くなり、転職活動の進行がスムーズにいかなくなる可能性があります。

面談前に必ずチェックして、失敗を避けましょう!

NG1:本音を隠して建前だけで話す

「こう言ったら印象が悪いかな……」と考えて本音を隠してしまうと、担当アドバイザーはあなたの本当の希望条件を把握できなくなります。

その結果、適切な求人を見つけにくくなってしまうでしょう。

【こんな対応はNG】
  • 年収や待遇の希望を遠慮して言わない
  • 前職の退職理由を曖昧にする
  • 転職理由をポジティブに言い繕いすぎる
【正しい対応】
たとえ前職の退職理由や転職理由がネガティブな内容であっても、決してそのまま応募先企業に伝わるわけではありません。

担当アドバイザーは、あなたの本音をヒアリングした上で、企業に伝えるべき適切な表現にブラッシュアップしてくれます。だからこそ、面談では遠慮せず本音で話すことが大切です。

また、「この企業には○○という理由で応募したくない」と素直に伝えたり、「応募先の職場の雰囲気を具体的に教えてほしい」と気兼ねなく質問したりしましょう。

NG2:経歴やスキルを誇張・嘘をつく

「少しでも良く見せたい」という気持ちから、経歴やスキルを誇張したり、嘘をついたりするのは絶対にNGです。

万が一、応募先企業に経歴詐称やスキルの誇張が露呈した場合は、選考で不合格になったり内定が取り消されたりすることがあります。

また、転職エージェントの担当者とも信頼関係が崩れてしまい、今後のサポートを受けにくくなってしまうでしょう。

【よくある誇張・嘘の例】
  • チームメンバーだったのに「プロジェクトリーダー」と記載
  • 年収を実際より高く申告する
  • 職歴の空白期間を隠す
【正しい対応】
等身大の経歴やスキルを正直に伝えることが、長期的には最も良い結果につながります。

たとえアピールできる実績が少なくても、担当アドバイザーが一緒にあなたの強みを見つけ出し、効果的なアピール方法を考えてくれます。

「アピールできる実績がない……」と不安な方こそ、正直に相談することをおすすめします。

NG3:事前連絡なしで遅刻・欠席する

転職エージェントとの面談当日、現職の業務でイレギュラー対応が発生したり、交通が遅延したりして、やむをえず遅刻するケースもあるかもしれません。

その際、事前連絡なしで遅刻してしまうと、担当アドバイザーを不安にさせるだけでなく、次の順番を待っている求職者にも迷惑がかかってしまいます。

「ビジネスマナーを守れない人」という印象にもつながりかねないため、遅刻や欠席する際は必ず電話やメールで事前連絡するようにしましょう。

【遅刻・欠席時の正しい対応】
  • できるだけ早めに電話またはメールで連絡する
  • 遅刻する場合は、到着予定時刻を伝える
  • 欠席する場合は、改めて面談日を調整する旨を伝える

連絡を入れることで、担当アドバイザーも次の対応を考えることができます。無断遅刻・欠席は絶対に避けましょう。

よくある質問Q&A

転職エージェントとの面談について、よくある質問にお答えします。面談前の不安や疑問の解消にお役立てください。

Q1:複数のエージェントを使っていることは伝えるべき?

A. はい、伝えることをおすすめします。

複数の転職エージェントを利用していることは、決して悪いことではありません。むしろ、併用していることを伝えることで、担当アドバイザーは転職活動の進捗を把握でき、状況に応じた適切な支援や求人紹介を提供することができます。

また、同じ企業への重複応募も避けられるため、トラブル防止にもつながります。

伝え方の例
「現在、総合型のエージェントと御社のような特化型エージェントを併用して転職活動を進めています。それぞれの強みを活かしながら、自分に合った企業を見つけたいと考えています」

このように、併用の理由も添えて伝えると、より好印象です。

Q2:面談は必ず受けないといけない?

A. 基本的には必須です。

転職エージェントのサービスを利用するためには、担当アドバイザーとの面談が必要です。面談を通じて、あなたの希望条件やスキル、人柄を理解することで、最適な求人を紹介できるようになります。

ただし、「まずは情報収集だけしたい」という場合でも、面談は有益です。転職市場の動向や、今後のキャリアプランについてアドバイスをもらえるため、転職を決めていない段階でも相談する価値があります。

面談のメリット
  • 自分の市場価値を客観的に知ることができる
  • 業界・職種の最新情報を得られる
  • キャリアプランを一緒に考えてもらえる
  • 履歴書・職務経歴書の添削を受けられる

Q3:面談後に連絡が来ない時はどうすればいい?

A. まずは自分から連絡してみましょう。

面談後、数日経っても担当アドバイザーから連絡が来ない場合は、以下のような理由が考えられます。

  • 担当アドバイザーが多忙で連絡が遅れている
  • あなたの希望に合う求人をまだ見つけられていない
  • メールが迷惑メールフォルダに入っている

まずは、自分からメールや電話で連絡してみましょう。「面談後の進捗状況を教えていただけますか?」と確認すれば、担当アドバイザーも対応してくれるはずです。

もし、それでも連絡が取れない、または対応が遅い場合は、エージェントのサポート窓口に相談したり、他のエージェントを検討することも選択肢の一つです。

さいごに

転職エージェント利用の最初のステップでもある面談は、多くの方が転職への不安を抱えながらのぞむものではないでしょうか。

面談では転職活動の疑問や不安点、今後のキャリアプランについてなど、どのようなご相談をしていただいても大丈夫です◎

これから転職エージェントとの面談がある方は、ぜひ本記事のコツを使って有利に転職活動を進めていきましょう!

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Suzuka Otomo
Suzuka Otomo Digital Education / Education / Career Designer / 大友 涼花

クリエイターの育成およびキャリア支援業務を担当。大学在学時にデザインを学んだ経験を活かし、クリエイターの成長支援から転職サポートまでを手がける。新卒入社後は販売職としてキャリアをスタートし、その後クリエイターの可能性に魅せられLIGへ入社。

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