19期目をむかえて

19期目をむかえて

Tomohiro Oyama

Tomohiro Oyama

あけましておめでとうございます。代表の大山です。

2024年10月、弊社LIGは19期目を迎えました。この記事では新年のご挨拶も兼ねまして、今期の意気込みを綴ろうと思います。

18期の振り返り

18期(2023/10 – 2024/09)は、結果として過去2番目の営業利益を出すことができました。

この数字は、決して順調に達成できたわけではありません。とくに上半期は「過去一番に大変だった」と感じるほど、さまざまな壁にぶつかった半年間でした。そこからなんとか下半期で大きく巻き返せたのは、メンバー一人ひとりの頑張り、そして長年築き上げてきたクライアントからの信頼があったからこそです。

たとえば、過去に取引があったクライアントから数年ぶりにお声がけいただき、再度仕事につながる機会がたびたびありました。これは当時の仕事ぶりに対して良い印象を持っていただけていたからこそ。一つひとつ誠実な対応を積み重ね、信頼関係を育てていくことが、成長の土台につながっているとあらためて実感しました。

また、事業部ごとに見ていくと、海外事業部は国外企業との取引が増え、海外からの売上比率がついに5割以上に。Digital Education部はスクール運営のかたわら3つの新サービスを立ち上げるなど、さらなる飛躍に向けた種まきが進んでいます。

Design部(Web制作)とTechnology部(システム開発)は、互いの知見を持ち寄りながらクライアントへ共同提案をおこなったり、部署異動によってスキルの幅を広げるメンバーが登場したりと、経営方針として長らく掲げてきた「クロスファンクション」が少しずつ形になってきました。

くわえて、インハウスマーケティング部の活動によりお問い合わせ数も前年比を大きく上回っています。たくさんのご相談をいただけることは本当にありがたく、「クライアントからの期待に応えねば」と背筋が伸びる思いです。

……最後に私自身のことを振り返ってみると、大きなリスクを取って挑戦していることもあり、精神的にこたえる場面も多々ありました。しかし大変なときこそ、リーダーとして、明るく前向きに。自分の決断と、一緒に歩んできた仲間を信じることを心がけました。

今日に至るまで厳しい道中ではありましたが、「目指す方向に向かって進んでいけば、必ず道は拓けること」を強く感じられた一年だったと思います。

19期の意気込み

経営メンバーの紹介

はじめに、19期現在の経営メンバーを紹介します。

役員は私大山と、創業者である高遠(づや)にくわえて、2024年6月に岩田憲昭(Noah)が取締役に就任しました。彼は海外事業部の部長として100名超のエンジニア組織をまとめあげ、業績を大きく伸ばしている立役者です。

グローバルで活躍するNoahと、技術に明るいづやさん、そして経営に長く携わってきた私と、それぞれが異なる強みを持っているおかげで、チームとして相乗効果が生まれているように思います。

左から取締役の高遠(づや)、代表大山、取締役の岩田(Noah)▲左から取締役の高遠(づや)、代表大山、取締役の岩田(Noah)

また、弊社ではここに部長4名を加えた計7名で経営会議等をおこなっています。

部長陣は長年私とともにLIGで働いてきたメンバーと、コンサルティングファームからLIGへジョインしたメンバーで構成されており、それぞれの異なる経験や視点が良い形で溶け合っています。

前者である林(ペイ)と齊藤(まこりーぬ)は、20代半ばでLIGへ入社し、あらゆる経験を積むなかで部長へ昇格。LIGのカルチャーを深く理解し体現しながら、それぞれの管掌領域をリードしてくれています。

▲左からDigital Education事業部部長の林(ペイ)、LIGブログ編集長/人事部長の齊藤(まこりーぬ)
 
コンサルティングファームでの経験を引っ提げてLIGへ入社し、大規模な開発プロジェクトも頼もしくリードしてくれる工藤と小池(しん)は、いい意味でいままでのLIGの在り方にこだわり過ぎず、新たな視点での意見を投げかけてくれる存在です。

▲左からAgency事業部部長の工藤、DX事業部部長の小池(しん)

経営会議では「もっとこんな見方もあるのではないか」といった建設的な議論が多く、経営チームの一体感が着実に高まってきていると感じています。とはいえ、一人ひとりにまだまだ伸びしろがあることも事実。会社が新しいステージに向かうために、各々がさらに活躍の場を広げられるよう、私もできる限りサポートしていこうと思っています。

19期の2つの方針

19期は、彼らにリーダーシップを発揮してもらいながら、大きく2つのことを実現したいと考えています。

一つは、ストック売上の比率を高めること。「LIFE IS GOOD for Customer」という経営理念のもと、クライアントへの提供価値を最大化する。その結果としてストックの売上比率が高まり、経営基盤がより強固になる未来を実現していきたいと考えています。

もう一つは、離職率を下げること。人材マネジメント方針の言語化やエンゲージメントサーベイの実施、福利厚生の充実など、すでにあらゆる施策に取り組んでいる最中です。

また、私自身、代表と兼務でCreative事業部に部長として携わることにしました。現場により近い距離で、メンバーが日々なにを考え、どんな課題に向き合っているのかを深く理解したい。その実感を、経営判断にも活かしていきたいと考えています。

19期もメンバーとともに、一歩一歩、新しいチャレンジを続けていきます。

本年も、どうぞよろしくお願いいたします。

この記事のシェア数

新卒にて株式会社ユナイテッドアローズ入社。イギリス留学を経て、株式会社リクルートに入社。その後、ベトナム法人EVOLABLE ASIA Co., Ltd代表取締役社長に就任。退任後は株式会社リンクバル入社。IPOを経験後、株式会社ケアクル創業。2017年より株式会社LIGに参画。2021年10月より代表取締役。

このメンバーの記事をもっと読む
デザイン力×グローバルな開発体制でDXをトータル支援
お問い合わせ 会社概要DL