Technology部の山岡です。
今回は、AWS認定資格について解説します。AWS認定資格は、AWS技術者としてAWSサービスへの理解を証明したい方だけでなく、システム開発時の実際のユースケースを学ぶことができるため、体系的に開発技術・クラウドインフラ技術について学びたい方にもおすすめの資格となっています。
各認定資格の詳細やキャリアに応じたロードマップも紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください。
目次
- AWS認定資格とは?
- AWS認定資格を取得するメリット
- AWS認定資格のカテゴリーと難易度
- AWS認定資格一覧と勉強法
- AWS Certified Cloud Practitioner
- AWS Certified AI Practitioner(β版)
- AWS Certified Solutions Architect – Associate
- AWS Certified Developer – Associate
- AWS Certified Sysops Administer – Associate
- AWS Certified Data Engineer – Associate
- AWS Machine Learning Engineering – Associate(β版)
- AWS Certified Solution Architect – Professional
- AWS Certified DevOps Engineer – Professional
- AWS Certified Advanced Networking – Specialty
- AWS Certified Machine Learning – Specialty
- AWS Certified Security – Specialty
- AWS認定資格のロードマップ
- まとめ
AWS認定資格とは?
AWSは現在、利用者のニーズに合わせて200以上のサービスを提供しており、単なるインフラ基盤の構築だけでなく、包括的なユースケースに利用することが可能なサービスとなっています。そのため一口にAWS技術者と言っても、担当する技術領域に応じて専門性が大きく異なり、提供できるソリューションも変わってきます。
そこでAWSでは、技術者がとくにどの分野に秀でているのか、あるいはどういったソリューションを提供することが可能なのかを示すことができるように、利用者の専門知識やスキルに応じて、独自の認定資格を設定しています。
AWS認定資格を取得するメリット
AWS認定資格を設定するメリットは多岐にわたりますが、ここでは主なメリットを3つご紹介します。
キャリアの向上
AWS認定資格は、資格ごとに認定する知識・スキルについて詳細に設計されており、取得することで自身のスキルを客観的に証明することが可能です。
昇進や昇級の基準として採用されている企業も多く、転職などにも有利に働きます。また、AWS公式資料にもあるように、今後専門としたいIT領域に応じて、それぞれの資格をマイルストーンのように利用することが可能です。
技術スキルの向上
AWS認定資格で出題される問題は、ユースケースに対して「AWSではどのようなソリューションを提供できるか?」について問われるケースが多く、学習過程で実践的なスキル・考え方を身につけることができます。また、AWSの提供する新サービスについても、都度資格問題で問われることも多いため、新しい技術をキャッチアップしたい方にもおすすめです。
資格者特典
AWS資格保持者には、AWSの開催するイベントへの招待や、AWS Summitへの資格者保持者限定ラウンジへの参加特典など、多岐にわたる特典が提供されます。これにより、AWSを利用するさまざまな技術者との交流の機会を増やすことが可能です。
ほかにも次回資格習得にかかる費用が半額になったり、模擬試験を無料で受けることができるようになったりと、次の資格習得に向けたサポートも充実しています。
AWS認定資格のカテゴリーと難易度
AWS認定資格は、技術者の知識レベル・技術レベルに応じて4種のカテゴライズがされています。
- Foundational
- Associate
- Professional
- Specialist
いずれの資格にも受験条件はなく、いきなりハイレベルな資格習得を目指すことも可能です。今の自分が目指すべき資格を知るためにも、それぞれのカテゴリーが対象とする受験者のレベルについて整理しましょう。
Foundational
インフラ・クラウド領域へのキャリアチェンジを目指す方や、AWS初学者の方、コンサルタントやセールスといった開発に直接関わるわけではないがクラウドの知識を必要とする方を対象とした資格レベルです。
AWSの各サービスの基礎的な知識や、AWSを適切に利用するためのコンセプトの理解度を多く問われます。知識ベースの問題が多く、実際の利用経験がなくても座学で十分に習得を目指すことが可能です。
Associate
クラウドやオンプレミスで開発経験をお持ちの方を対象とした資格レベルです。
AWSを活用した一般的なユースケースの知識や、ベストプラクティスに基づいた設計・実装・運用のスキルを問われます。各サービスの設定値やユースケースに合わせた適切なソリューションの提案に関する問題が多く、資格習得にはインフラ分野の実践的な知識が必要となります。
Professional
2年以上のAWSクラウド利用経験がある方を対象とした資格レベルです。
AWSを活用した高度なソリューションの設計・実装・運用のスキルを問われます。Associateレベルで問われる問題と比較して、より大規模なシステムの設計・実装の知識や運用上のベストプラクティスの理解が必要となります。
Specialist
2年以上のAWSクラウド実務経験に付随して、特定の分野領域において5年以上の実務経験を持つ方を対象とした資格レベルです。
Professionalレベルと比較して、問われるAWSクラウドサービスの量は多くありませんが、そのぶん特定領域における高度な知識とAWS活用スキルが問われます。
AWS認定資格一覧と勉強法
ここからは、2024年7月現在、AWS公式ガイダンスで紹介されている認定資格の一覧を示します。それぞれの資格が保証する技術領域、受験対象者、勉強法についてご紹介しますので、興味のある資格があればぜひ一読ください。
以下記事ではAWSの勉強におすすめの教材をご紹介していますので、ぜひあわせてご覧ください。
AWSの勉強に役立ったおすすめ教材9選!効率的な学習法も紹介
AWS Certified Cloud Practitioner
カテゴリ | Foundational |
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技術領域 | AWS各サービスの基礎的な知識やAWSコンセプトの理解 |
公式ページ | AWS Certified Cloud Practitioner 認定 | AWS 認定 | AWS |
AWS技術者を目指す上で、最初に取得しておきたい資格です。AWSサービスについての網羅的な基礎知識を問われるため、今後難易度の高い資格取得を目指すための土台として利用することができます。
知識ベースの問題がほとんどのため、すでにインフラ構築経験のある方や、クラウドサービスに精通されている方には物足りない資格となるかもしれませんが、AWSをもっと理解したい、AWSをもっと上手く活用していきたいとお悩みの方は、ぜひ最初に習得を目指すことをおすすめします。
勉強法
勉強法はズバリ、ひたすら教材に取り組んで問題を解くです。主要なサービス(EC2やS3など)については少し踏み込んだ問題も出題されますが、座学ベースの勉強でも十分に取得を目指すことのできる内容となっています。
関連書籍も豊富に出版されていますので、これらを活用して体系的に学ぶ意識を持つことが重要です。
AWS Certified AI Practitioner(β版)
カテゴリ | Foundational |
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技術領域 | 人工知能や機械学習、生成AIの概念理解とユースケースに関する知識 |
公式ページ | AWS Certified AI Practitioner 認定 | AWS 認定 | AWS |
2024年8月13日に公開予定のAWS新認定資格です。近年需要の高まっている生成AIの基本概念や、プロンプトエンジニアリングの考え方、AIを活用したシステムのセキリュティやコンプライアンスについての理解を評価対象としています。
AWSは近年機械学習モデルを構築する上のサービスを頻繁に更新しており、今後も需要の高まりが期待される資格となります。
勉強法
具体的な試験要項や問われる知識の粒度については未定ですが、AWS認定資格の特性上、機械学習に関連するAWSサービスについて問われる可能性が高いです。各サービスで何ができるのか、どのようなユースケースを対象としているのかについて理解を深めておきましょう。
AWS Certified Solutions Architect – Associate
カテゴリ | Associate |
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技術領域 | AWSサービスを活用した実践的なソリューションの設計知識 |
公式ページ | AWS Certified Solutions Architect – Associate 認定 |
AWSサービスを活用した設計知識に重きを置いた資格で、セキュリティや弾力性、パフォーマンスやコストの最適化を意識した設計知識を評価対象としています。
非常に膨大な量のAWSサービスの理解と活用法を問われるため、資格習得に必要な知識・技術は多いですが、実務経験のない方でも習得自体は十分に可能な範囲となっています。今後AWSを積極的に活用していきたい方やAWSの強みを最大限に活かしたインフラ設計に取り組みたい方は、こちらの資格習得を出発点としましょう。
勉強法
勉強方法はズバリ、いろいろなサービスを触りながら覚えていく、です。知識ベースでも資格を取ること自体は可能ですが、この資格の保持者にはAWSサービスを用いたインフラ設計技術が求められます。今後の実務に活用できる知識にするためにも、AWSの無料利用枠を活用して、たくさんサービスに触れるようにしておきましょう。
AWS Certified Developer – Associate
カテゴリ | Associate |
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技術領域 | AWSを活用したソフトウェアの開発および最適化 |
公式ページ | AWS 認定デベロッパー – アソシエイト認定 |
AWSサービスを利用する開発者を対象とした資格で、ソフトウェアの開発およびデプロイの技術、CI/CD経路の実装技術、トラブルシューティングの技術を評価対象としています。
AWSサービスの中でも開発者向けのサービスに絞って出題されるため、必要な知識量はSolution Architect Associateと比較して少ないですが、そのぶん開発知識の必要なコアなユースケースについて出題されます。
実際にアプリケーション開発に携わった経験をお持ちの方で、AWSインフラを活用した提供を頻繁におこなう方は、こちらの資格習得を目指しましょう。
勉強法
勉強法としては、開発やデプロイに関連するAWSサービスについて利用用途を確認しつつ、ハンズオン資料を参考にしながら学習を進める、です。
Solution Architect Assicateにも出題されるサービス知識も多いため、先にそちらの資格を習得することもおすすめです。ほかにもフロントエンドやバックエンド、オンプレミス、3層アーキテクチャなど、実務でもよく聞く言葉についてはしっかりと概念を理解し、関連するAWSサービスのベストプラクティスを確認しておきましょう。
AWS Certified Sysops Administer – Associate
カテゴリ | Associate |
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技術領域 | AWSを活用したワークロードのデプロイや管理、および運用 |
公式ページ | AWS Certified SysOps Administrator – Associate 認定 |
AWSインフラを活用したサービスの運用・保守の技術を評価対象とした試験です。
Developer – Associateと同様に、必要な知識量はSolution Architect – Associateと比較して少ないですが、そのぶんモニタリングサービスやコスト管理サービスなどのコアな知識が求められます。AWSインフラの運用・保守を取り組む方には、ぜひ習得を目指していただきたい資格です。
勉強法
勉強法としては、Developer-Associateと同様に、関連するAWSサービスについて利用用途を確認しつつ、ハンズオン資料を参考にしながら学習を進めましょう。
CloudWatchやSystemsManagerなどのマネジメントサービスは、デバッグ作業などでも多用されるサービスですので、実務経験に活かすためにも実際に触って使用感を確かめてみることをおすすめします。
AWS Certified Data Engineer – Associate
カテゴリ | Associate |
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技術領域 | AWSを活用したデータエンジニアリング |
公式ページ | AWS Certified Data Engineer – Associate 認定 | AWS 認定 |
2024年3月12日にリリースされた比較的新しい認定資格で、もともとはSpecialist分類だったDatabase SpecialityとData Analytics Specialityが統合され、Associate分類となった試験です。
データの適切な管理やデータモデルの設計、それらに関連するAWSサービスへの理解を評価対象としています。データエンジニアリングの知識があることを前提とした問題がほとんどのため、実務経験ないしはデータ分析手法への深い理解が求められます。
ほかのAssociate資格と比較しても高難易度といわれていますが、データエンジニアリングの技術は市場価値も高く、AWS主要サービスのより深い理解にも繋がりますので、これらの分野に興味のある方は積極的な習得を目指しましょう。
勉強法
勉強方法としては、Solution Architect – Associateに次いでサービス範囲が広く、またデータエンジニアリングの考え方についても深く問われる試験であるため、関連サービスの公式資料には、詳細な設定値も含めて丁寧に目を通すことをおすすめします。
また、ストレージやセキュリティ、SQLクエリなどについても出題されるため、これらの知識についても必ず押さえておきましょう。
AWS Machine Learning Engineering – Associate(β版)
カテゴリ | Associate |
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技術領域 | 機械学習モデルを活用するためのデータ準備やトレーニング |
公式ページ | AWS Certified Machine Learning Engineer – Associate 認定 | AWS 認定 | AWS |
AWS Certified AI Practitionerと同様に、2024年8月13日に公開予定の新認定資格です。
AWSサービスを利用した機械学習モデルの構築や運用についての実装知識が評価対象となる予定で、本番環境への実装や運用方法など、より実践的な技術知識が問われます。
勉強法
具体的な試験要項等はこちらも未定ですが、AWS Certified AI Practitionerと比較して、機械学習へのより深い理解が求められることが予想されます。関連するAWSサービスの学習はもちろんですが、機械学習モデルの最近のユースケースや求められるスキルについてもしっかりと習得しておきましょう。
AWS Certified Solution Architect – Professional
カテゴリ | Professional |
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技術領域 | WSサービスを活用した複雑なソリューションの設計や提案の技術 |
公式ページ | AWS Certified Solutions Architect – Professional 認定 | AWS 認定 | AWS |
Solution Architect – Associateの上位資格で、AWS専門家としてガイダンスをおこなうことができるレベルの設計技術とソリューション提案の技術を評価対象としています。
Solution Architect – Associateと同様に豊富なAWSサービスに関連する問題が出題されるほか、複雑なユースケースへのソリューションの提案、AWS CLIやCloudFormationなどのCode αs Infrastructureに関する知識などが問われ、AWS認定資格の中でも非常に高難易度であることが知られています。
勉強法
勉強方法としては、試験ガイドを参考に各サービスの詳細な設定方法とその目的を整理するほか、AWSソリューション提案時に参考にされる“Well-Architect”の考え方について、深く理解しておく必要があります。
時間あたりの問題量も非常に多いため、事前に模擬問題を入念に解いておくことも重要です。AWS専門家レベルの技術者を対象にした試験のため、十分にAWSサービスへの理解が伴った場合や、あるいはもっともっとAWSでできることを増やしたい! という方におすすめします。
AWS Certified DevOps Engineer – Professional
カテゴリ | Professional |
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技術領域 | AWSサービスを活用したプロビジョン、運用と管理、自動化の実装技術 |
公式ページ | AWS Certified DevOps Engineer – Professional 認定 | AWS 認定 | AWS |
SysOps Administrator – Associateと、Developer – Associateの上位資格資格で、AWS活用した最新かつ高度な開発・運用技術を評価対象としています。
Solution Architect – Professionalと比較すると試験対象のサービスは少ないですが、インフラや自動デプロイ経路への深い理解と実装技術が必要とされ、Solution Architect – Professionalと比較して実装寄りの問題が多いことが特徴です。
多様な実装技術を証明する資格のため、市場価値も相応に高いことが示されています。
勉強法
勉強方法としては、関連サービスの詳細な設定値の確認と運用方法の修得が必要なほか、AWSサービスを活用した最新の開発・運用プロセスについて深く理解しておくことをおすすめします。
Solution Architect – Professionalと比較すると難易度は低いとされていますが、AWS開発のプロフェッショナルとして通用するレベルの知識・技術を要求されるため、十分な開発経験を積んでから挑戦することをおすすめします。
AWS Certified Advanced Networking – Specialty
カテゴリ | Specialty |
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技術領域 | AWSサービスを活用した高度なネットワークソリューションの構築 |
公式ページ | AWS Certified Advanced Networking – Specialty 認定 | AWS 認定 | AWS |
AWSサービス利用者の中でもネットワーク分野の知識に精通した技術者を対象とした資格で、ハイブリットかつ大規模なネットワークの設計、実装、管理、保護の能力を証明することができます。
ネットワーク領域に絞ったAWSサービスの知識が問われるため、ほかの認定資格と比較しても理解しておくべきサービスは少ないですが、多様なネットワークの構築戦略、実装の知識が必要です。AWSサービスを利用したネットワークという点が重要で、ネットワークプロフェッショナルの方でもAWSに精通していなければ習得難易度が高いことが特徴です。
勉強法
勉強方法としては、出題されるサービスが限定されているため、応用的なクラウドネットワーク知識の習得や個別サービスの詳細な理解に時間をかけることをおすすめします。
ネットワーク関連のサービスは各AWSソリューションの統合に必須のため、理想的なアーキテクト実装例についても多く紹介されており、これら実装例を活用することもおすすめです。
AWS Certified Machine Learning – Specialty
カテゴリ | Specialty |
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技術領域 | AWSを活用した機械学習モデルの開発やデータサイエンス |
公式ページ | AWS Certified Machine Learning – Specialty 認定 | AWS 認定 | AWS |
AWSサービス利用者の中でも機械学習やデータサイエンス分野の知識に精通した技術者を対象とした資格で、機械学習/深層学習ワークロードの開発や設計、実装をおこなう能力を証明することができます。
AI技術を活用したソリューションに対する深い理解を問われる資格であるため、AWSサービスの知識のみならず、各アルゴリズムの分類やデータサイエンスの知識が必要です。機械学習エンジニアやデータサイエンスエンジニアを目指す方は、ぜひ習得したい資格となります。
勉強法
勉強方法としては、これまで機械学習領域やデータサイエンス領域に触れてこなかった方は、まずは概要理解を優先的におこないましょう。
ほかのSpecialty資格同様、関連するAWSサービスはあまり多くはないですが、普段の開発で触れることの少ない専門的なサービスがほとんどのため、十分に機械学習の知識をつけつつハンズオンに取り組むことをおすすめします。
AWS Certified Security – Specialty
カテゴリ | Specialty |
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技術領域 | AWSサービスにおけるセキュリティソリューションの設計と実装 |
公式ページ | AWS Certified Security – Specialty 認定 | AWS 認定 | AWS |
AWSサービスの中でもとくにセキュリティに関わる技能を証明することができる資格です。
AWSは基本方針としてセキュアかつ高可用性のインフラストラクチャの提供を掲げており、ベストプラクティスとして紹介されているソリューションも、セキュリティ面の堅牢性が重視される傾向にあります。
AWSサービスを安全に利用する上で理解しておきたい知識の習得を目指すことができますので、すでにAWSに精通した開発者、運用・保守系の技術者にもおすすめの資格となります。
勉強法
勉強方法としては、セキュリティインシデントについて網羅的に学ぶとともに、各AWSサービスのセキュアな設定によく目を通しておくことをおすすめします。
AWSの中には自動的に堅牢なシステムを構築できるように、セキュリティ設定の簡略化されたサービスも多いですが、実際にサービスに触れてみることで、思わぬところでセキュリティチェックの甘い箇所が見つかることがあります。これらを照らし合わせながら、AWSの提供するセキュリティとは何かについて学ぶことが重要です。
AWS認定資格のロードマップ
最後に、AWS公式が発表している技術者向け資格習得順序の資料をもとに、上記で紹介した認定資格についてまとめた画像を作成しました。自身の目指したいキャリアやほしい技術、証明したいスキルなどをもとに、どの順序で資格を習得するかの参考になれば幸いです。
まとめ
今回はAWS認定資格について、各資格の対象技術者、および資格の目的と勉強法について解説しました。
ほかにもインターネット上では実際に受験された方の合格体験記や体系的に勉強するための指針が多く転がっていますので、本記事でAWS認定資格に興味を持った方は、ぜひそちらもご覧ください。
この記事が、AWSを本気で学びたい方にとって少しでも助けになれば幸いです。