こんにちは、LIGの人事担当のれいこです。
突然ですが、エンジニアの採用ってとっても難しい! ですよね……。
優秀なエンジニアをどう見極めていいのかわからなかったり、転職サイトやエージェントを利用しても応募が来なかったり……。
「え、エンジニアどこにいるの??」と思う時もあるくらいです。
人事担当の方なら、これが大袈裟ではないことがわかってもらえると思います。さらには、社内外の人事コミュニティではこんな悩みもよく聞きます。
- エンジニア採用の悩みあるある
- ・スカウトサービスを使っても、望むスキルレベルのエンジニアに出会えない
・スカウトを送っても返信が来ない
・そもそも転職活動をしているエンジニアが見つからない
・内定を出しても他社に入社してしまう
さらに近年ではDX推進に伴い、即戦力エンジニアの採用に力を入れている企業も多くなりました。需要が高まれば企業間で競争が激化して、今後はさらに採用が難しくなってしまう可能性も。
人事担当者として「一体どうすればいいの……?」と途方に暮れていたところ、耳よりなサービスの情報を手に入れました。
それが、エンジニア採用特化型スカウトサービス「Forkwell Jobs」です。
最近は様々なエンジニア採用特化型のスカウトサービスが登場しているので、「他サービスとはどう違うの?」と調べてみると……。
- 転職顕在層で学習意欲が高いエンジニアにアプローチできる
- スカウトの開封率、返信率ともに業界最高水準をキープ
- 経験豊富なCS(カスタマーサクセス)が、企業の強み分析からスカウト文章の添削までサポート
- エンジニア目線を徹底的に追及した求人票のテンプレートがあり、エンジニアにアプローチしやすい
など、エンジニア採用の強い味方になってくれそうなスカウトサービスではないですか!
これはかなり気になる。けど、成果が出なかったらどうしよう……。ならば、実際に使ってみた会社やサービスの提供元に話を聞くのが一番!
そこで今回は、Forkwell Jobsを導入してスカウトメール返信率が5.6倍アップし、約1年で3名のエンジニア採用に成功したストックマーク株式会社と、サービスを提供している株式会社groovesにお話を聞いてみました。
未経験でもスムーズに採用が進んだ。Forkwell Jobs導入企業に聞く“正直な感想”
れいこ:ということで、グルーヴスのオフィスにやってきました。
れいこ:今回お話を伺うのは、ストックマーク株式会社の人事担当 岸本泰治朗さんと、株式会社groovesのプロダクトマネージャー 谷内祐太さんです。本日はよろしくお願いします!
岸本・谷内:よろしくお願いします!
ストックマーク株式会社 人事 岸本泰治朗 さん大学を卒業後、リクルートキャリアにて幅広い業界・規模の企業に対して採用コンサルティング業務に従事。2019年10月にストックマーク株式会社に入社し、現在は人事として採用全般や組織制度周りを担当。 |
れいこ:はじめに岸本さんからお話を伺いたいのですが、ストックマーク株式会社さんはどのような事業をされているのでしょうか?
岸本:私たちはテキストデータをAIで分析して、大企業のイノベーション創出をサポートするデジタルプロダクトを提供しています。現在リリースしているのは、AIがチームの関心に沿ってビジネスニュースを自動でピックアップ・配信してナレッジ共有を促進する「A news」と、国内外のビジネスニュースをAIで分析して戦略策定や事業開発に必要な情報を提供する「A strategy」です。
れいこ:ニュースやテキストを軸にAIプロダクトを提供されているんですね。採用にあた っては、どのような課題を抱えていましたか?
岸本:ストックマークのプロダクト開発はAIを扱うため、データサイエンティストや機械学習エンジニア、フロントエンド、バックエンド、SREなど様々な分野に特化した人材が必要です。このように職種が幅広いため、幅広いエンジニアへのアプローチが必要でした。
加えて、私は未経験から人事になったので、エンジニアのニーズがよくわからないまま手探りで採用を進めてたんです。
れいこ:なるほど、そうすると採用には苦労されてきたのでは……?
岸本:おっしゃる通りで、別のスカウトサービスを利用していた時は、返信率が平均3%でした。エージェント経由で採用はできていましたが、単価は1人あたり300万円と高額でしたし、定期的に面接もできていなかった。
幸い定着率は良く、採用後のミスマッチも起きませんでしたが、事業成長のため候補者の皆さんと定期的に会える仕組みが必要だと感じていました。
れいこ:そこからなぜForkwell Jobsを導入することになったのでしょうか?
岸本:前任者が検討していたサービスのなかにForkwell Jobsが入っていました。また、無料お試し期間があり、かかる費用は成果報酬のみだったので利用しやすかったです。(※現在のプラン内容とは異なります)
れいこ:ここからが人事として気になるポイントなのですが、実際に導入されてどのような成果が出たのでしょうか?
岸本:導入したのは2021年の春で、そこから3名のエンジニアを採用できています。現在まで合計74人の候補者さんに会え、スカウトの返信率が3%から17%とぐっと上がったので、毎週2〜3名の面談を行えるようになりました。
れいこ:それはすごい! しっかり成果が出ていますね。
岸本:実は、採用でよく競合する企業からトップエンジニアを採用できたこともあったんです。その方は他社で重要な役職に就いている方でしたがForkwell Jobsに登録されていて、「いいね!」を押したらお返事がきたので、カジュアル面談をすることになりました。
その時は「転職意欲あるのかな、市場調査なのでは?」と社内で話していたのですが、お話をしてみると本気だとわかり、入社していただけることになりました。
れいこ:ちなみに、Forkwell Jobsにおける「いいね!」機能とはどのようなものなのでしょうか?
岸本:企業がプロフィールに「いいね!」を押せるようになっていて、「いいね!」を受け取った候補者から「やりとりOK」のお返事があると、Forkwell上でメッセージのやり取りができるようになります。ある程度興味を持ってくださっている候補者さんにアプローチができるので、その分転職してくれる可能性が高くなります。
れいこ:候補者の本気度がある程度わかるので、アプローチがしやすくなるんですね。
実際に使ってわかったForkwell Jobsの4つの長所
れいこ:導入後は大きな成果を出せていますが、なぜそれだけの結果が出せたのでしょうか?
岸本:そうですね、考えられる理由は4つあります。
①スカウト前から候補者さんとライトな交流ができる
Forkwell Jobsの登録者のプロフィールには、経験した企業や技術、やりたいことはもちろん、趣味や夢を書かれています。求職者のビジョンが確認できますし、文面から人柄を感じられました。
▲Forkwell Jobs登録者のプロフィール
非エンジニアでも求める人を検索しやすいよう設計されていますし、「この項目をもう少し詳しく知りたい」と感じたら、候補者さんにリクエストすれば追記してくれる。面談前から候補者さんとキャッチボールのようにライトなやりとりができるので、関係性が築きやすいスカウトサービスだと思います。
②エンジニア目線でサービスが設計されているので候補者が多い
使えば使うほど、エンジニア目線に立ったサービスだと感じていて。たとえば、スカウトメッセージは500文字以内と決められているんです。
自分も転職経験があるからわかるんですが、長文のスカウトメールが何通もくると読みきれないじゃないですか。だからあえて文字数を制限してエンジニアが気持ちよく使えるサービスにしている。Forkwell Jobsには4.4万人以上の登録者がいますが、そういった心配りがエンジニアから支持を集める理由になっているのだと思います。
③CS(カスタマーサクセス)から手厚いサポートが受けられる
先ほど話した通り、私は未経験から人事になりましたから、右も左もわからない状態でした。そんななかForkwell JobsのCS担当者さんは、スカウトや求人の文面修正や、自社の魅力や強みを引き出す質問を通して、手厚くサポートをしてくれました。CSの改善提案を実行したところ、返信率が上がっていったので、安心して採用活動が進められました。
④エンジニアのニーズを知り尽くしているからアドバイスが的確
グルーヴスさんには多数のエンジニアが在籍していますし、数百人規模のエンジニア向け勉強会を定期的に開いて、毎回多くの参加者を集めています。このように、エンジニアのニーズや価値観を熟知している会社ですから、アドバイスどおりに実行してくとどんどん自社ページがエンジニア向けにブランディングされていくんです。ちなみに、うちのエンジニアもよく勉強会に参加させてもらっています(笑)。
れいこ:サポートが手厚いのは嬉しいですね。お話を聞いていると、スカウトサービスに加えて「採用コンサルティングも受けられちゃうサービス」だと感じました。
岸本:実際にCSの皆さんはすごく頼りになりました。エンジニア採用に初めて関わる企業や、エンジニア採用の知見がない企業にはすごくフィットするサービスだと思います。
登録者のプロフィールを見ているだけで「エンジニアは何をどのように考えているか」「どのようなニーズがあるか」が頭に入ってきますし、非エンジニアにも候補者さんのスキルがわかりやすいよう、プロフィールの項目が設計されている。真面目に誠実にコツコツやれば着実に結果がついてくるスカウトサービスだと感じています。
れいこ:本当にForkwell Jobsを信頼されているんですね! ちなみに、どんなプランをご利用になっているんですか?
岸本:うちが使っているのは週に15通のスカウトが送れるプランです。エージェントや転職サイトに頼っていた頃に比べて採用単価も下がり、満足しています。
れいこ:コスト削減にも繋がっているなら文句なしですね!
エンジニアも企業も幸せになるスカウトサービスに。Forkwell JobsのPMに聞く、プロダクトへの想い
株式会社grooves プロダクトマネージャー 谷内祐太 さん新卒では某SIer企業のSEからキャリアをスタートし、大手企業や自治体向けのBPO事業の基幹システム開発における要件定義や業務のシステム化や自動化などを経験。2013年に株式会社groovesへジョインし、WebエンジニアとしてForkwellの開発を担当。徐々に企画領域に染み出していきPMへキャリアチェンジした後、Forkwell ScoutやForkwell Portfolioリニューアルの企画を担当。Crowd AgentでのPMの兼任を経て、現在はForkwell専任に戻り、中長期戦略やロードマップ策定に携わっている。 |
れいこ:ここからはForkwell JobsのPM(プロダクトマネージャー)を担当されている谷内さんにお話を伺います。岸本さんのお話を聞いていると、とてもエンジニアのニーズに寄り添っているスカウトサービスだと感じました。
谷内:ありがとうございます。その評価はとても嬉しくて、僕らも「徹底的にエンジニア目線に立つこと」はすごく意識しています。その原点にはプロダクト創業者の想いがありました。
Forkwellは2011年にリリースされたサービスです。当時のIT技術者は3K、つまり「きつい、厳しい、帰れない」職業だと言われていました。一方、海外のIT技術者は新しい分野でイノベーションを起こしていくヒーローのように扱われていた。だからプロダクト創業者は「プログラマーやエンジニアを“憧れの職業”にしたい」とビジョンを描いたのです。
れいこ:エンジニアの地位向上や幸せを願って作ったサービスだと。
谷内:その通りです。サービス名にもその想いが込められていて、ForkwellのForkはエンジニアリング用語で「分岐(fork)」を表す単語なんですね。そこにWell(改善する・向上させていく)を組み合わせて、「IT技術者の人生の分岐(転職)を向上させていく」という意味を込めました。
れいこ:なるほど、リリース当初から一貫してエンジニア目線で立ち上げられたサービスなのですね。プロダクトの開発で意識したことはありますか?
谷内:一つ目は「コピペスカウトをなくすこと」です。2016年頃からダイレクトリクルーティングサービスが次々と登場して、登録すると同じような内容のスカウトが大量に届くようになりました。
同じようなスカウトを貰ってもエンジニアは嬉しくありませんし、なぜ自分がスカウトされたのか企業側の意図が読みづらくなります。そこでForkwell Jobsでは、あえてスカウトを一括送信できないようにしています。さらに、企業様が「エンジニアが受け取って嬉しいスカウト」を作成できるよう、テンプレートの整備やCSのサポートを進めてきました。
二つ目は「企業様と候補者様のCanとWillをマッチさせること」。従来のスカウトサービスでは、「カジュアル面接だと思って行ってみたら選考面接だった」「候補者側のスキルや本気度がわかりにくい」など、双方のCanとWillが十分に伝わっていないケースがありました。
私たちの根底にあるのは「エンジニアに幸せになって欲しい」という想いですが、採用担当者様や企業様にも三方良しで幸せになっていただきたい。お忙しい業務のなかでも双方のCanとWillが伝わるよう、様々な機能を実装してきました。
▲オフィスの壁に掲げられていた「Forkwell」の未来予想図
れいこ:なるほど、エンジニアの皆さんが本当に使いやすく、さらに企業もスムーズな採用ができるサービスを模索してきたのですね。実際に、企業や登録者の方々からはどのような評価をいただいていますか?
谷内:企業様からは「即戦力で意欲の高い人を採用できている」「候補者の志向や経験がわかりやすい」などのご意見をいただいています。エンジニアからも好評で、SNSでは「プロフを充実させられるので経験年数だけで判断されない」「転職するなら『Forkwell Jobs』をおすすめしたい」など好意的な意見が書き込まれています。
れいこ:三方良しを追求した結果、皆さんに満足されるサービスになっているんですね!
エンジニア向け勉強会を開催して、向上心が高い登録者を集める
れいこ:話は変わりますが、利用者として気になるのは登録者の志向性です。スキルや学習意欲が高いエンジニアに登録してもらうために工夫していることはありますか?
谷内:Forkwell Jobsではエンジニア向けの勉強会やイベントに力を入れて、学習意欲が高い技術者を集めています。
勉強会は、インフラ・フロントエンドの中級者向けに著名なエンジニアに講演していただくシリーズものや、「心理的安全性の作り方」など、エンジニアでなくても参加できるシリーズなど、様々な切り口で開催してきました。
谷内:イベントは100〜300名の定員で週1回頻度で開催しており、connpassというIT勉強会のプラットフォームではランキング1位を獲得。過去には1,000人規模のイベントも開催してきました。Forkwell Jobs登録者の多くはこうしたイベントに参加された方です。
れいこ:なるほど、勉強会に参加するエンジニアは学習意欲が高いので、優秀なエンジニアをフィルタリングできていると。
谷内:その通りです。
れいこ:そういった優秀なエンジニアは引く手あまただと思います。返信率を高めるために工夫していることはありますか?
谷内:ユーザーの皆さんの声を参考に様々な機能を実装してきましたが、たとえば登録者側がスカウトの受け付けをON/OFFできる機能があります。本当に転職したいエンジニアにスカウトが届くので、実装してからはサービス全体の返信率が上がりました。
先ほど岸本さんが話されていたCSのサポートも力を入れてきた点で、毎週Zoomで30分ミーティングを行い、企業様のサポートを行なっています。
岸本:サポートは本当に真摯に行なってくれます。たとえば「来週までにチームメンバーと、御社の魅力を5つまとめてください」と宿題をいただくこともありました。導入後も並走してくださるので、心強かったです。
プロダクトとサポートには自信あり。強みの言語化はお任せを
れいこ:最後に、企業様に向けて「このような方に利用してほしい」というメッセージはありますか?
谷内:ご利用いただいている企業様の多くは、他社のスカウトサービスを経て、Forkwell Jobsを導入してくださいます。そういったお客様にヒアリングしてみると「もっと早くサービスを利用してくださっていたら、最短距離で採用が進められたのに」と感じることが多いんですね。
グルーヴスはリソース(人員)を開発とCSに割いていて、営業メンバーは数名しかいません。プロダクトとサポートには自信を持っていますし、クチコミで導入いただくケースがほとんどです。だからこそ、「飛び込んでくだされば手厚くサポートできますよ」と伝えたい。
Forkwell Jobsは登録者の方々も優秀で「自分はこうしたい」と提案してくださる前向きな方が多いんです。そういった意味で、イノベーションを起こしたい企業様にもご利用いただけたらと考えています。
岸本:利用者の立場から付け加えさせてもらうと、「自社の強みがわからない人事」の方にもおすすめしたいサービスですね。強みを言語化してくれますし、私自身も未経験の人事でしたが、初めてエンジニアを採用できたのはForkwell Jobsのおかげでした。この場を借りる形になりますが、本当にありがとうございます。
谷内:いえいえ、こちらこそ。使っていただける企業様やエンジニアの皆さんありきのサービスですから。
れいこ:Forkwell Jobsはエンジニアと企業それぞれのニーズに寄り添う、人の心が通ったサービスですね。人を大事にされているからこそ、エンジニアからの支持も高く、採用の力強い味方になってくれることがお話を通してひしひしと伝わってきました。本日はお時間をいただきありがとうございました!
まとめ:人事目線で見て導入したくなるスカウトサービス
今回お話を伺ったなかで印象的だったのは、徹底的にユーザーの声を反映していたこと。
Forkwell Jobsはユーザーの声をもとに、スカウト機能やCSによるサポートなど様々な改善を加え、エンジニアと企業のニーズを最大限満たそうとしていました。
特に人事目線で「これは良い!」と感じたのが、CSのサポートです。身近にエンジニアがいなければ技術者のニーズは把握しづらく、求人票やスカウトに何を書いたら良いのかわかりません。その点、Forkwell Jobsはエンジニアのニーズを熟知していますし、的確なサポートもしてくれるので、安心して採用活動が進められるはず。
最後にForkwell Jobsをおすすめしたい企業の特徴をまとめます。
- 返信率や採用率に課題を感じている企業
- 自社の強みの言語化に苦労している企業
- エンジニア採用のノウハウが溜まっていない企業
などにおすすめできるサービスだと思いました。
Forkwell Jobsは無料で登録エンジニアを見ることができます。「おすすめ条件に当てはまる」と感じた方は、ぜひ導入を検討されてみてはいかがでしょうか?