自動車の進化の方向性「CASE」とは?今後の移動手段の変化を解説

自動車の進化の方向性「CASE」とは?今後の移動手段の変化を解説

Miki Fukuda

Miki Fukuda

こんにちは! コンサルタントのミキです。

突然ですが、質問です。あなたが「未来の世界を想像してみて」と言われて最初に浮かぶのはどのような光景でしょうか。

様々なロボットが当たり前のように街中を移動している姿? それとも映画『マイノリティ・リポート』にあったようなホログラムで浮かぶオブジェクトを身振りで操作する人の姿でしょうか?あるいは全身銀ピカの服を着た人たちが宇宙船を操縦している姿かもしれません。

人によって様々思うところはあるかと思いますが、やはり王道といえば「車が空を飛び交っている景色」ではないでしょうか。

SF映画を見ても車というのは実はとても重要な役割があります。環境汚染により地下でしか人が生活できなくなった世界を描くにも、超々高層ビル群が空を埋め尽くす世界を描くにも、火星に人が移り住んだ世界を描くにしても、「そこで人はどのように移動しているのか」というのは人の暮らしや街並みと直結するのです。

そんなわけで、今回は自動車が今後どのように変化していき、それが我々の生活をどのように変えていくのかを考えてみました。

自動車の進化の方向性「CASE」とは?

今後の自動車の進化を考える際に避けて通れないのが「CASE」という言葉です。これは2016年9月に開催された「パリモーターショー2016」において、ダイムラーが中長期戦略のタイトルとして発表したことが始まりとなっています。

これはConnected、Autonomaus、Service/Shared、Electricという自動車の今後の大きな4つの進化の方向性の頭文字をとったもので世界中の自動車メーカーを始め、それ以外の業界においても大きなインパクトを与えました。

そのため、まずはこのCASEについてそれぞれの具体的な内容を見てみましょう。

Connected:自動車のIoT化

自動車には数多くの部品が使われており、小さなネジなども含めると1台に3万個ともいわれています。その中でも近年では様々なセンサや電子制御機構が組み込まれており、多い車だと100種類もの制御機構が備わっています。

そしてそのなかで取得された走行情報や道路の状態、渋滞状況などはデータとしてインターネットを経由して本部に送信されてより広範な情報として活用されます。このように1台1台の車のIoT化が進むことで、車利用者の全体での効率性が高まります

Autonomous:運転の自動化

未来の車において、もっとも多くの人が関心を持つのはやはり自動運転ではないでしょうか。こちらはかなり以前から夢物語りのように語られてきましたが、国内外の自動車メーカーはもちろんのこと、Googleなど他業界のプレイヤーも含めて数多くの研究、取り組みが進められています。

自動運転が実現することが及ぼす影響は非常に大きく、たとえば移動時に自由に時間が使えるようになることから、より負荷なく長距離での移動が可能となるために郊外への移住が進むことが考えられます。

それ以外にもコンビニエンスストアなど店舗において自動運転車両で商品を載せたまま巡回したり、呼び出しに応じて店の方が家の前まで来てくれるようになることも考えられます。

Service/Shared:所有から利用へ

こちらは現在でもまさに活気づいているカーシェアリングやライドシェアリングの発展です。

まさに「所有から利用へ」という言葉に代表されるように、これまでのようによりよい車を持とうという流れから、必要なときに必要な時間だけ利用するような方向に切り替わっています。

Electric:自動車の電動化

こちらも近年だと頻繁に耳にするようになった、電気自動車への切り替えです。現状のガソリンなど化石燃料を主としたエネルギーから、CO2を排出しない電気へと動力源の移行が進んでいます。

加えて、電気自動車はその制御のしやすさにより、コネクテッドや自動運転の実現にも貢献するとされています。

最後に

いかがでしたでしょうか。自動車の変化により、普段自動車を乗らない人にとっても暮らしは大きく変化することを感じてもらえたかと思います。

LIGにはCASE、MaaSに関する知見があり、デザイン思考でビジネスを支援するノウハウがあります。これらの知見を生かし、コンサルティングも可能ですので、ぜひお声がけいただければと思います。

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アクセンチュア株式会社にて、製造・流通・小売業界の複数クライアントに対して業務とシステムの両面におけるコンサルティングに従事。LIG入社後はクライアントへの新規事業提案、業務課題抽出、システム構成見直しなど幅広くサポートを実施。

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