こんにちは。The Sauna支配人の野田クラクションべべーです。
今回の記事は「利益率」を意識してから、仕事の組み立て方が変わったので、実際のエピソードも含めてお話できればと思います。本記事では「利益率」の細かい数字の話ではなく、「利益率」って大事なんだな〜! と思ってもらえると嬉しいです!
※この記事の「利益」とは「経常利益」を指します
目次
「利益率」を意識してる?
ある日、社長の大山さんから「べべ、利益率意識してる?」と言われたことがあります(多分こんな顔でした)。うわ、なにその難しい言葉……利益でマウント取ってくるなんて……怖い。
と思ったのですが、よくよく考えるとめちゃくちゃ重要で、今自分は部下に「利益率意識して仕事してる?」と口癖のように言っています。
利益率を把握するといいこと
- 利益率を把握するといいこと
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- それぞれのサービスの適正な値段設定ができる
- リソースが多い、少ないを判断できる
- 業務の方向性が定まって、コミットしやすい
- 新規事業やイベントを考えるときに、より制度の高いモノを考えられる
上記のように、利益率がわかることで、今やっていることは適正なのかな? むしろ過剰であればサービスを増やしても良いのではないか? 人を増やしたほうがいいのではないのか? などの判断をすることができます。
ここの部分をちゃんと整え、チーム全体にタスクを振って、がんばってもらえば、いい結果につながると思っています。
99万円で建てるサウナキット計画
ある日「100万円以内でサウナキットを作って、すべての自宅にサウナ小屋ができればいいのに!」と思ったことがありました。
いろんな人にプレゼンをして、コンセプトなどは評価してもらったのですが、利益率の部分でツッコミを受けたのです。そのツッコミとは「べべの夢は非常にいいし叶えるべきものだけど、その利益率だと関わる人も不幸せにしてしまうよ」というもの。
冷静に考えるとそのとおりで、企画が走り出したらむしろ立ち止まれなかったと思い、ゾッとしました。自分だけではなく、関わる人全員がハッピーになるためにも、利益率をしっかりと意識することは非常に重要です。
(現在はコンセプトはそのままで、品質などを変えてサイドサウナキット制作にチャレンジしています! お楽しみに!)
利益率が0%だったらいくらがんばっても0円の利益にしかならない
マネジメントなどをする立場になると、メンバー全員にしっかりと還元したいって思いますよね。でも、利益率をしっかり設定しないと、利益が出にくくなります。そうなると、関わっている仲間に「がんばれ! がんばってこ!」と鼓舞しても、昇給やボーナスなどをしっかりと払ってあげられないんです。
だからこそ、仕組みをちゃんと整えて、メンバーには伸び伸びとがんばってもらいたい!
LAMPで利益率を考えてみた
LAMPには、レストラン、アウトドアスクール、サウナ、宿という4つの部署があります。
それぞれ利益率が違うので、4つの部署の利益率を平均した数値を目指すように調整しています(細かい数字はかけません)。
仮に、業績が良くて利益率が上がった場合、新しいサウナを建てたり、宿を拡張したり、メンバーへの還元をしたり、新しい仲間を増やしたりしていこうね! という考えになるわけです。
利益率ばかりを意識しててもダメ、結局最後は熱量と愛
最後にそれ言っちゃうのかよ。となるかもしれませんが、結局事業を成功させるのは、担当者がどれだけ熱意があるかどうか。ここがズレると利益率がいくら良くてもうまくいきません。
あくまでベースラインをととのえる作業はマネージャーやリーダーが行い、そのもとで働いてくれるメンバーには目の前のお客さんを120%盛り上げることに注力してもらいたいです。
そうやって、いい循環で会社を回していき、健康的に運営していけるといいんじゃないかと思います。