皆さんこんにちは、4月よりLIGに入社した青野カケルです。
今は長野県信濃町にあるゲストハウスLAMPでサウナチームの一員として働いています。去年の12月に生まれ育った東京を離れ、ここ信濃町に移住しました。
この記事はこんな方に読んでもらえると学びが多いはずです!
- 移住をしてみたいけど、なかなか踏み出せない人
- 移住するまでのステップがわからない人
- 移住してからの生活が不安な人
1. 移住って言葉をやめよう
まず移住を検討してる人、「移住」という言葉を今日から使うのをやめましょう!
「移住」と聞くと、また一から生活を築かなきゃいけないような感じがして、ハードルが高いですよね。そのイメージがあなたをくすぶらせています!
極論、「移住」は「引っ越し」です。ちょっと遠いところに引っ越すだけなんです。
僕はこれまで12回引っ越しをしてきました。
▲人生初の引越しで不安げな顔の自分
東京で4回、東北6県をあちこち行って8回。
これだけ県を跨いで引っ越しを重ねると、最初こそ移住気分でしたが、4回目を超えたあたりから「移住」という感覚がまったくなくなります。
荷造りして、運んで、そこで暮らす。それだけ! なんも難しいことない!
東京を離れようが、県境を越えようが、それは移住ではなくて引っ越し! まずはこれを心に留めましょう。
2. 持ち物は極限まで減らそう
移住を検討する際は、持ち物を極限まで減らしましょう。人生で大切なものなんて厳選すれば意外と段ボール数箱に収まるものです。
持ち物への執着がなくなれば、引っ越し(移住)はまじで楽しいです!
引っ越しのめんどくささの8割は荷造り。残り2割はお役所手続きと身分証の住所変更。
この8割を潰しちゃえば移住なんて余裕なんです!!
必要な家電とダンボール1箱だけ残して、あとは断捨離しましょう。捨てるか悩むものも、捨ててしまえば案外思い出さないものです。
捨てる快感を覚えましょう。
3. 月10万円稼げる仕事を見つけよう
金銭面はやはり移住の一番ネックなところ。リモートワーク可能な人であれば心配はありませんが、そうでない人は転職するのは勇気がいりますよね。
僕の浅い人生経験からアドバイスすると……
思い切って仕事辞めちゃいましょう。
僕も含め、LAMPにヘルパーできているほとんどの子は、3〜4年働いた仕事を辞めて、信濃町に移住しました。辞めたあとは、みんなそれぞれクラウドワークスや、その他から仕事を見つけてきて生活費を稼いでいます。
また、町によっては移住者向けに求人情報を紹介しているところも。
意外と片手間で10万円稼げる仕事は、探せばゴロゴロあります。
「田舎暮らししてみたいけど、今の生活と仕事は手放したくない……」、そんな不安クソくらえです! まずは行動してみよう! 意外となんとかなる。
ちなみになんで10万かと言うと、田舎で普通の暮らしするならそのくらいで十分だからです。そんなに少なくて大丈夫? と思った方も多いと思いますが、内訳はざっくりこうです。
- 家賃 30,000円
- 水道光熱費 10,000円
- 食費 25,000円
- 保険 10,000円
- 通信費 5,000円
- 娯楽・交際費 15,000円
田舎町は驚くほど家賃が安いです。家賃3万くらいで比較的綺麗なところに住めます。資金がある人は100〜300万くらいで戸建てを買って、ゆっくりリノベしていくのも良いですね。
なんとなく10万でも住めそう!と思ってきましたか? ちなみに衣食住が確保されたLAMPのヘルパー制度を活用して働けば、月1万でも暮らせますよ! 超イージーモードから田舎暮らしが実現できます。
4.冬に移住しよう
移住の失敗の原因でありがちなのが、冬の過酷さに根負けして諦めてしまうこと。特に雪国なんかは、毎日天気も悪く、寒くて気分も鬱屈してしまいます。
だからこそ冬に移住して、その土地を好きになれるかを確かめるのです!
どんな土地も春、夏、秋が楽しいのは当たり前で、その季節に移住して楽しんでも真の意味ではその土地をまだ愛せていないんです。
僕がここ信濃町に来たのも、丁度雪の降り始める時期でした。車もないので、長靴を履いて毎日職場を往復。
LAMPのヘルパーとして働いていたので、5時間吹雪のなかThe Saunaに来るお客さんを接客することも……。
そんな過酷な日々を過ごしても
朝起きれば雪のかぶった妙高山を見て心が落ち着いて
雄大な野尻湖を眺めては癒される。
冬の楽しみ方、自然との付き合い方を覚えてしまえば案外楽しめるもんです。
四季の中で一番過酷な時期を経験して、それでもまだ、「ここに居たいな」と思えれば、きっとあなたの移住は上手くいきますよ!
おわりに
自分の偏った移住論を長々と話してしまいましたが、まとめると移住までのステップは皆が思ってるよりずっとシンプルだと言うことです。
ただ、移住先の土地や人を愛すること、溶け込むことは難しく、今回の話とはまた別になるので、いつか記事にして書いていきたいと思います。
それでは素敵な田舎暮らしライフを!