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施設を長く続けていくために「ハード」ではなく「ソフト」が重要である理由

野田クラクションべべー

こんにちは。The Saunaの野田クラクションべべ―です。

The Saunaをオープンして2年半近くが経ちました。また、漫画「サ道」のシーズン2がはじまったり、新しいスタイルのサウナ施設ができたり、既存のサウナ施設がパワーアップをしたりと、一層サウナブームが加速しています。

サ道とは、タナカカツキさん原作のサウナの漫画。現在はドラマ化までされていて、原田泰造さん、磯村勇斗さん、三宅弘城さんなどが演じている。

かくいう僕たちも、サウナ施設を運営している身なので、嬉しい反面、競合が増えるなかで、営業を長く続けていくために意識していることをお伝えできればと思います。

「サウナ施設を作りたい!」と考えている人には有意義な内容になりますので、ぜひ読んでみてください。

サウナ施設を作るときにハードばかりに目が行きがちじゃないですか?

昨今かっこいいサウナ施設が増えていることもあり、サウナを作る際に、「ハードを良くしていかないと、勝てないんじゃないか……」と不安に陥る人もいるでしょう。

これ、間違ってはいないのですが、ハードばかりに注力すると事業規模がかなり大きくなってしまい、僕たちのような巨額の資金力をもたない営業スタイルでは厳しいです(それでももし、ハードに注力したい場合は温浴コンサルの人にお金を払って一緒にやるべき)。

では、ハードじゃなければ何をしたらいいのか。

大事なことは……

 

少ない初期投資で、地域一番店になれるコンセプトを考えて、実行できるか!

 

だと思います。

The Saunaは、2019年2月にオープンしたアウトドアサウナ施設です。会社にサウナプレゼンをしたときに言われたのは、「1年目で黒字にして、初期費用はそれを加味して考える。そして地域一番店になれ。」ということ。

黒字にするためには、経費をあまりかけずに、赤字にならない料金設定をすることが必須です。新規事業ではありますが、LAMPの設備投資と考えるとイメージが湧きやすいかもしれません。300万円を投資したとしても、1年以内に回収できれば会社としては何も問題ありません。むしろ、それでお客さんが増えたとすれば、投資する意味があるよね! という話になります。

とはいえ、100万円でも200万円でも300万円でも誰にも刺さらないものであれば意味がありません。つまりは、地域一番店となる、さらに言えば全国で一番になるくらいのコンセプトを考えないといけないのです。

開業前に多くのサウナ施設を訪れて、「このサウナ界で戦うには既存のスタイルでは難しい……では、勝つのに必要なことは?」と考えたところ、自然のなかで楽しむサウナを、公衆浴場法に則って運用している施設はなく、ここを攻めればうまくいくのでは、という結論にいたりました。

つまり、「初期投資をちゃんと回収できる算段がついてるの?」「多分いけるで計画立ててない?」「そのコンセプトは本当に自分がやりたいこと?」と自問自答することが大切であるということです。

The Saunaがソフトで大事にしていること

仮に、ソフトではなくハードのみで勝負をしようとしたときに、全く同じものを同じターゲットの商圏範囲で作られて、値段を500円下げて作られたらどうでしょうか。

ハードだけで勝負しようと考えていたら、その計画は打ち砕かれますよね。だからこそ、ハードのみでの勝負は非常に危険で、むしろハードに力を入れすぎず、ミニマムで回収できる範囲で計画を立てるべきなんです。

そして大事なのは「ソフト」の部分。The Saunaチームが具体的にやっていることも踏まえて紹介していきます。

当たり前のことを当たり前にやる

以前もブログで書いたのですが、一番大事なことでありながらも、できていない人が多いです。

  • あいさつをする
  • ゴミを拾う
  • 遅刻しない
  • ルールを守る
  • 報連相
  • 仕事を任せる

どれもものすごい当たり前ですが、こういったことができていないと何かと不利になることが多く、できていれば最悪至らない部分があっても、応援してくれると思っています。

お客さんの声を聞き、すぐに反映させる

The Saunaで意識しているのは、「1日1つ何かを変える」ということ。それは、ハード面だけでなく、ソフト面も含めて変化をつけるようにしています。

例えば、サウナ検索サイト「サウナイキタイ」のサ活や、予約システム「STORES」のレビューなどで「ここを変えてほしい」という部分を逐一チームで共有して、すぐに直せそうな部分は反映するようにしています。

レビューの内容が良いときはやはりモチベーションUPにつながり、悪いことが書かれているときはすべて成長する機会と捉えて、日々精進しながら運営しています。

各メンバーに数字意識をしっかり持たせる

アルバイトの子やヘルパーの子は別ですが、正社員の子や正社員になりたい人はここを考えられないとダメです。数字の意識を持つことにより、経費の使い方や売上をみたときに何が良くて、何が悪かったのかをちゃんと判断できるようになります。

そして、これができるようになると、イベントを自分で立てたり、必要なモノを買う判断などがスピーディーになります。

チーム間で良かったこと、悪かったことを共有する

「接客をするなかで、これをしたらお客さんが喜んだ」ということを共有して全体でやってみる。逆にダメだったことも共有することで、「もっとここをこうすれば、よくなるのではないか」と改善策を講じることができます。

悪かったことは良くするためのきっかけと考えると、なんだか全部うまくいく気がしています。

自己発信をしていく

強制ではないのですが、SNSはみんな積極的にやるように指示しています。

  • 情報収集
  • お客さんとのコミュニケーション
  • 自分の価値を高められる

といったメリットがあるので、インプットとしても非常にいいですし、オススメです。

メルマガや業界誌などを購読して、昨今のサウナ情勢を理解する

サウナのマーケットを知ったうえで、仕事に臨むことは重要です。今なら、コロナによる影響で個室サウナが流行っているとなれば、そういった施設の情報をインプットして、実際に足を運んでもいいし、お客さんに話す話題にしてもいいわけです。

僕たちは、アクトパスさんのメルマガと、綜合ユニコムさんの月刊レジャー産業などを購読しています。

120点を目指すには、もうひとつ先のステージ

これまで話してきたことは、施設を運営していくためには当たり前のようなことや成長するきっかけになることばかりを紹介していきました。

サービス業の難しくて面白いところは、今まで話してきたことを自分なりに解釈して伝えなくてはいけないこと。お客さんによっては何もしないほうがいい人もいるし、前のままのほうがよかった……と思われることもあるかもしれません。

このようにお客さんにマイナスに思われたときに、「こうすれば必ずOK」といったマニュアルはないので、お客さんの視点に立って、「今お客さんはどんなことをされたら嬉しいのか」を考えられるかどうかが必要です。つまりは、人を思いやれるいいやつかどうか。これ、すごい大事。

例えば、目の前で寒そうにしているお客さんがいたら、レンタル品(ポンチョとか大きなタオル)を無料で貸しだす。そうすれば、お客さんは「ちゃんと周りを見ているなぁ……。また遊びにいきたい!」と思うかもしれません。つまりは、相手が予測していないサービス(驚き)や、GIVEの精神(優しさ)を提供することが、お店を長く続けていくために必要なことだと感じています。

最後に

The Saunaの目指すべき部分は、大垣サウナのような温かさ、銀座のスナックばりの気配り、ディズニーランドのホスピタリティのような質の高いサービスの提供です。そのためには、日々どうすれば施設が良くなるのか、目の前のお客さんを喜ばせるには何が必要かを常に考えています。

ソフトを磨くことは、必ず他のどこの施設にも負けない武器になると信じて、日々精進します。

 

最後に、「サウナ施設を作りたいけど、どうすればいいのかわからない」「サウナ好きだから、サウナ施設で働いてみたい」という方、一緒にThe Saunaで働きませんか?

LAMP野尻湖への応募はこちらから!

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