私が輝く、夏がはじまる。
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ブリッジSEと多様性について。ブリッジSEのTipsも紹介

モトキウエダ

こんにちは、モトキです。

僕はLIGのセブ支社の立ち上げから5年程度、いわゆるブリッジSEと呼ばれるポジションに相当する仕事をしてきました。ブリッジSEというのは日本と海外拠点のブリッジ(橋渡し)をするシステムエンジニアという意味です。

ブリッジSEに求められるスキルはIT/技術の知見、PM(プロジェクトマネジメント)能力、語学力、コミュニケーション能力と多岐にわたりますですが、そのなかでもブリッジSE特有のスキルといえるコミュニケーション能力について共有したいと思います。

ブリッジSEはオフショア開発における重要なポジション

オフショア開発の失敗談としてよく聞くのは、経験豊富なPM、エンジニア、通訳と揃っていてオフショア拠点と開発を進めていたけれどもうまくいかないケース。

そして、そんな場合は大体開発会社側の能力不足という結論で切り捨てられがちだと思うのですが、実はこの場合に不足しているのはオフショア開発の経験だったりブリッジSEというポジションだったかもしれません。

優秀で経験豊富なPMがいて、通訳者や通訳ソフトによって言語の壁が超えられても、海外のエンジニアとチームビルドできるコミュニケーション能力となるとそれはもう少し別のスキルになります。

ブリッジSEのTips

ブリッジSEのTipsの具体例を上げると、以下の4つがあります。

オーダーを明確にする

オーダーを送る場合は必ず「Do __」。翻訳ソフトを使う場合でも、「……していただけると嬉しいです」などの言い回しはせず「……してください」。 やるべきことを明確に、かつ簡潔にしすぎても汲み取れなので、10人中10人が理解できるようなオーダーを出す必要があります。

言葉よりも画で伝える

日本語でも言葉のみで物事を伝えるのは難しいので、スクリーンショットなどを多用してできる限り画で伝えたほうが良いです。

◯△✕は理解されない

これが落とし穴になったりするのですが、スクリーンショットやスプレッドシートに○✕をつけて送ってもまず理解してもらえません。なんなら逆に取られる可能性もあります。

このようなことがあるので、何かトラブルが起こった際には日本の感覚で一方的にジャッジをするのではなく、逆に伝え方に問題はなかったかなどを確認する必要があります。翻訳によるミスは双方気づきやすいのですが、文化の違いなどに起因するミスは気づかれにくく、延々と誤解を含んだコミュニケーションを続けてしまう危険があるので要注意です。

常識という思い込みを疑う

僕たちの頭のなかにある「常識」は実は人によって結構ずれていて、自分が常識と思っていた事柄が実は他の家・地域・会社・業界・世代などによっては全然違ったという経験は誰しもあると思います。それが文化も教育も法律も違う海外とのコミュニケーションにおいてとなると、違っていて当然という前提に立つ必要があります。

多様性が理解しづらい日本の環境

日本は島国であり近代化の経緯から独特の文化が残っていて、さらに画一的な教育などにより、「こうあるべき」とか、「して当然」というコンテキストが強くあり、それを理解しないとうまく仕事が回りません。例えば違う企業、制作会社に転職した事がある人は程度の小さい同じような経験があるのではないでしょうか。

それが企業文化の違いというレベルではなく、国としての文化も教育も法律も違う海外の人とやり取りするのであれば、まずそのような共通認識が存在しないという前提に立つ必要があります。

ではどうやって経験を積むのか

オフショア開発というと、まずは英語の勉強となりがちです。それももちろん大事なのですが、一カ国でもいいので海外にしばらく滞在して強烈なカルチャーショックを受ける体験があると本当の意味での「多様性」という言葉への理解が進みます。

社会状況を鑑みると、いま(2021年半ば)の世界ではそれもなかなか難しいのですが、弊社LIGのように海外拠点とチームを組んで開発を進めているような会社で働くと、少しずつですが他文化への理解とオフショア開発の経験値というのが積めると思います。

というわけで、現在LIGではテクニカルディレクター、エンジニアなど海外拠点と仕事をするポジションを募集していますので、ぜひ。必要なのは英語力よりもオープンマインドです。

募集要項を見てみる

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