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コロナ禍でわかった田舎が最強な理由とLAMP豊後大野が実践する自給率をあげる農業

ケン

こんにちは。LAMP豊後大野支配人のケンです。

最近はLAMP豊後大野にあるフィンランド式サウナ「REBUILD SAUNA」も運営しております。

さて、今回は、ゲストハウスLAMP豊後大野が実践する食料自給率をあげる農業についてご紹介します。

この記事は、コロナ禍で日常から感じた食料に対することと、地方で住むことで感じたこと、LAMP豊後大野で3年間米作りをしてきたことから、人間にとって切っても切り離せない「食」について考えていくものです。

日本の食料自給率の現状

食料自給率とは何か?

食料自給率とは、国内の食料の供給に対する、国内の生産割合を示す指数のことです。この食料自給率は、重量ベースで計算されるもの、供給熱量ベースで計算されるもの、生産額ベースで計算される3つがあり、農水省が目標と定める目標数値は、供給熱量ベースと生産額ベースで設定されています。

食料自給率の課題

日本の自給率は37%しかない

農水省が現在、基準年度として発表している2017年度の日本の食料自給率(カロリーベース)は、37%です参考資料はこちら)。一概には言えませんが、約63%を輸入に頼っていることになります。

この食料自給率は、先進国の中でも最も低い数字です(ただし、生産額ベースでは最下位ではない。参考サイト)。

そして、この自給率の原因のひとつが、食生活の変化と言われています。小麦を利用したパンや、肉の需要が高まったことによる穀物の輸入が自給率を下げる要因となっています。

自給率が低いと何が問題なの?

大雑把に言えば、気候変動などにより食料が取れなくなった時に輸入に頼っているものは食べられなくなったり、人口増加により食料が回ってこなくなったりする恐れがあるよねってことなんです。

あと、戦後80%以上あった自給率が、約75年ぐらいの間に37%まで低下したことが問題です。自給率が下がる=輸入に頼る、つまり外的要因に日本の食が左右されて輸入商品の価格が上昇するなどが起こりえるということです。

あれ? どこかで聞いたことありませんか? ちょうど1年前、マスクと消毒液が消えたあの日。

あなたは、マスクをいくらで買いましたか?

つまりそういうことが起こり得るということです。

じゃあ自給率をあげるにはどうしたらいいの?

農水省が発表する「令和元年度食料自給率について」によると、消費面での取り組みにおいて、国産品の消費拡⼤や海外市場の開拓をすることで、カロリーベース⾷料⾃給率が向上するそうです。

また、普段の食卓ベースだと

  1. お米を1日にあと1口(14g)食べると1%向上する
  2. 国産大豆100%の豆腐を月にあと約2個食べると1%向上する
  3. 国産小麦100%のうどんを月に約2玉食べると1%向上する
  4. 国産⽶粉パンを⽉にもう約6枚(398g)⾷べると1%向上

なんていう試算もあります。みんな、米を食おう!

それ以外にも、農業系メディアサイト「ジブン農業」の記事によると、一人一人が食料自給率をあげるには、

  • 農業生産力の向上
  • 耕作放棄地の活用
  • 地産地消

だそうです。農業生産力の向上はやはり農家を増やしていくことなのでしょう。

LAMP豊後大野では、半農半Xといった働き方とこの食料自給率向上に加え、自分たちのブランディング付加価値として、耕作放棄地の活用、地産地消に取り組んでいます。次章ではLAMP豊後大野の農業をご紹介します。

LAMP豊後大野から考える食料自給率

LAMP豊後大野では、2018年から無農薬・天日干しの米づくりをしています。当初は、自分たちで作ったお米を宿に泊まりにきてくださるお客様へ提供したいという、DIYをテーマとしたブランディングと付加価値でスタートさせました。

実は耕作放棄地の活用をしている

その中で、LAMP豊後大野が借りている田んぼは、私たちが活用をしないと田んぼを継ぐ人がいない。つまり耕作放棄地となります。そしてLAMP豊後大野がある豊後大野市は、高齢化が進んでいることもあり、耕作放棄地が増えています。これは何も私たちの周りだけではなく、地方と呼ばれる場所では同時多発的に起こっている問題なのです。

サウナ飯という名の地産地消

で、LAMP豊後大野はというと、耕作放棄地を自分たちの宿で出す無農薬・天日干しのお米を作ることで耕作放棄地をなくす取り組みをしています。自分たちが育てたお米をLAMPで提供する地産地消。手間はかかるし、毎回失敗しないかドキドキしながら自然に感謝してご飯を食べる。これが、田舎で暮らすということなんだろうなと思いながら作っています。

REBUILD SAUNAに入ったあとに、丹精込めて作ったお米を大分で獲れたジビエとともにサウナ飯としてお出しする。山奥ならではのおもてなしであり、山奥にあるLAMP豊後大野の最大の強みです。

コロナ禍でわかった田舎が最強である理由

このコロナ禍で、外出自粛があったり、テイクアウトを使う頻度が高くなったりと今までの生活が一変しました。

で、思ったんです。

実は、田舎が最強なんじゃないかと。

自給率の話をしてきてなんなんですが、たとえば耕作放棄地でお米を作り、耕作放棄地で野菜を作り、ヤギを飼って、猟師の免許を取る。すると、どうでしょう?

米はある、狩猟で肉もある、野菜も買わずに済む、ヤギからはヤギ乳で乳製品も作れる。

お金使わねーじゃんって。普通に暮らせちゃうじゃんって。そういう生活をしているのが、元LAMP豊後大野・料理人だったのり巻という男です。

これまた家族を養いながら、農業して、地域の農業をフリーランス的に請け負ってお金を稼ぐ(これが若い人がいないから結構引き合いがあるんです)。

で、さらに自分の夢である自分の店を余った時間で作っている。田舎が最強だと証明しているのがすごい。つまりそういう働き方もこれからはできるんです。なんていうんだろう、フリーランス農家?

自給率をあげるということは、つまり究極はこういうのり巻みたいな働き方が実は1周回ってちゃんと現実社会と向き合っているんじゃないかというところで、今日は終了します。

そんな田舎暮らしをしながらLAMP豊後大野で働きたい人はぜひご一報ください。

LAMP豊後大野への応募はこちらのメールアドレスまで : bungo_ohno@lamp-guesthouse.com