始めまして! LIGの3Dデザイナーのソッカニ(リ ソッカン)です!
今回キャラクターを3Dにして、踊らせてみたいと思います。
作ってみるのは、「ペンギン」のキャラクターです。シンプルな形とテクスチャなので、みなさんもぜひ試してみてください。
モデリング
MAYAや、Blenderなど3DCG制作ソフトを利用して、簡単な構成を作ります。
腕を広げた状態のキャラクターを作成しておけば、次の操作が簡単になります!
もう少しバランスを合わせながら作っていきます。だいたいの形ができました。
次にペンギンを動かすために、骨と色を塗るためのプログラムに移動します!
まず、目と口を作ってあげます。ペンギンは、元々しっぽがあるはずですが、今回の動画では見えない箇所のため、作りません!
色を付けるとこんな感じ。たとえば羽毛が多い動物などは、現実的なテクスチャーを表現するためにPhotoshopを使用します。今回のペンギンは、皮膚がシンプルなため、今回はスキップしています。
リギング
3Dでキャラクターを自由に動かすためには、キャラクターの骨(ボーン、スケルトン、ジョイントなどと呼ばれることがあります)を作る必要があります。この制作作業をリギングといいます。
骨ができあがり、ペンギンが動く準備が整いました。
アニメーション
今度は動きを付けていきます。新しいモーションを1から制作するのはかなり多くの時間がかかるため、既に入手しているモーションをキャラクターに適用します。
キャラクターの動きを自然に見せるためには、骨に対応してキャラクターの肌をがある程度動くよう決める必要があります。とても手間と時間がかかる作業です。
キャラクターの感じをより出すため、皮膚の周りに線を入れてあげて、カメラと光を調整しましょう。
レンダリングして、一枚一枚写真として書き出します。最後に、After Effectsで音楽を入れ、動画として書き出したものがこちらです!
完成!
ダンスの動きが思ったより少ないため、カメラを前後に動かしダイナミックな感じが出るようにしました。今回はかんたんに作ったもののため、まだアプリ上などで自在に動かすまでは遠い道のりを要します。実際には、多くの作業が省略されていますのでご注意を!
次回は、実際の人を3dキャラクターで作ってみましょう! お楽しみに!