ジム嫌いな40代主婦がジムに半年間通ってわかったこと

ジム嫌いな40代主婦がジムに半年間通ってわかったこと

Mami Onishi

Mami Onishi

こんにちは。経営企画室のきゃしーです。

最近、LIGブログが真面目系記事ばかりになっていることを個人的にとても危惧しています。

LIGには素敵な社員がたくさんいるのでその結果ではあるのですが、意識低い系もナントカ毎日頑張って生きているんだよーというのを誰かが訴えねば! という無駄な使命感を持っております。

このブログは読んでもさほど得るところのない内容となっておりますので、お忙しい方は読まずにスルーされることをオススメします。

 
というわけで、私はタイトル通りジムが嫌いです。

ジムというのは、事務ではなく、テプラやファイルを作っているキングジム(いつもお世話になっております)でもなくて、走ったり筋トレをしたりするジムのことです。

なぜ嫌いなのかというと、ツライからです。走るのも筋トレもツライ。

ちなみに私はスポーツそのものが嫌いなわけではありません。野球やフットサル、ボーリングなどみんなでワイワイやれるような球技については、やるのも見るのも大好きです。しかし、マラソン、ランニング、競歩、筋トレ、自主トレなど、1人でただ黙々とやる単純運動が苦手なのです。

そもそもジムに通い始めた目的

そもそもなぜ私は嫌いなジムに通い始めたのか。それはリモートワークがきっかけです。

リモートになり、運動不足を痛感しております。最低でも1日4,000歩は歩いた方が良いと風の噂で聞きましたが、リモートになってからは1日100歩くらいしか歩いていません。

40代以上の皆さんにはわかってもらえるかと思いますが、この歳になると「日々健康でいられること」がどれだけありがたいことか。運動不足は腰痛、肩こりの原因にもなりますし、体力低下も招きます。ジムは大嫌いだけど、体力が低下して病気がちになるのはもっと嫌。やっぱりカラダが基本じゃないですか。仕事もプライベートも幸せに暮らすには健康が一番。

もう究極の2択だった、というか、私にとっては選択の余地なしのジム通いだったわけです。

ジムが嫌いな理由

理由は以下の通りです。

理由1 つまらない

とにかくコレ。つまらない。

私が通っているジムは24時間365日自由に行けるけれど、とくにトレーナーがついてくれるわけではないチェーン店のジムです。

私はいつも、走るやつ(意識が低すぎて名前がわからない)を20分やるのですが、たった20分でも飽きてしまう。機械ではテレビも見れますし、YouTubeも再生可能です。

ですが、見ながらであっても「早く20分終わらないかな」と毎回思ってますし、なんなら1分前からは残り時間をカウントダウンして1秒たりともオーバーしないレベルです。

理由2 カラダに変化がまったく見られない

嫌いな理由2つ目はカラダにまったく変化が見られないということです。

ジムでは下半身筋トレも2種類合計10分ほどやっているのですが(これも名前はわからない)下半身筋トレをしている目的は「ヒップアップ」です。

LIG的にNGなのでちょっとここではお見せできなくて残念ですが、私のおしりがだるんだるんなのです。これは長年の悩みで、「デニムパンツを履いたときの後ろ姿がキュッ!」としているのが憧れなのです。

せっかくジムに行くのであれば素敵ボディを目指すぞ♡ と思ったりもしたのですが、いくら通っても一向に成果が出ない。「ちょっとちょっと! おしりさん! あなた負荷かかってるのわかってます? 筋肉になる気あるんですか? ねえ聞いてます!?」と毎回問いかけながらやっておりますが、既読スルーどころか未読無視状態です。

これの原因は「負荷のかけ方が弱い」「そもそものやり方が間違っている」などあるのかもしれませんが、それを追求するほどの意識の高さもなく。ちなみにやっているときはそこそこツライです。自分的にはそこそこ追い込んでいるつもりです。

それでもジムに通えている理由

理由1 行きたくない外的要因を極力減らす

嫌いなジムに通うためにはある程度自分なりのルールが必要です。こういうときには行かない、こういうときには行く、それをゆるゆると決めています。

そのうちのひとつが、行きたくない理由をできるだけ減らすこと。ジムは家から歩いて5分のところにあるのですが、行くときには必ず車で行きます。なぜかというと「今日は雨だから行きたくない」「今日は日差しが強くて暑いから行きたくない」などの外的要因を減らすためです。

ただでさえ前提条件が「行きたくない」なのに、そこに外的要因が加わるともうぜんぜん行きたくない。なので暑い日も暑くない日も、寒い日も寒くない日も車で行くようにしています。

理由2 具合が悪い日は行かない

前提条件は常に「行きたくない」なので、コンディション的に行かない理由がどうしても見つからないときにはできる限り頑張って行くようにしています。

そのかわり、具合が良くない日はきっぱり行きません。ちょっとだるいな、けど行けそうな気もするな、という日でも、あんまり無理はしないようにします。ここで無理して頑張って行って具合が悪くなると、ますますジムが嫌いにならからです。無茶はしない、ゆるゆる続ける、続けることに価値がある、そういう続け方をしています。

ちなみにジムに行く日は、朝目が覚めた瞬間から、ジワジワと自分にプレッシャーをかけていきます。「お、今日はなんか行けそうなコンディションだぞ、行くか? 行くのか? 行けちゃうのか? めんどくさいな、やっぱりやめようかな、いやここで行かないとサボり癖つくぞ、よし、しゃーないから行くかー!」みたいなことを頭でぐるぐるやっています。

そして、半年間通ってわかったこと

そんなこんなでなんとか半年、ジム通いを続けることができました。そしてわかったことがあります。

「嫌いなものは好きにはならない」

コレです。やっぱりね、嫌いなものは好きにはならんのです。続けてみたところで。

あれですね。育ってきた環境が違うから、好き嫌いはイナメナイ。夏がだめだったり、セロリが好きだったり、まあそういうことなのだと思います。嫌いなものは嫌いで仕方ないのです。

この歳になると、嫌いなことを半年続けてきたことそのものが、自分を褒めてあげたいレベルですごいことだと思っています。ジムに行った日の「今日はちゃんと行ったぞ」という自己肯定感が半端ない。ジムで汗を流したことや筋トレしたことよりも、気持ちの方の効果が高い気がしています。

きっと私はこの先もジムを好きになることはないでしょう。けれど、それでいいかなと思っています。正直、いつまで続けられるかもわかりません。ある日突然バッタリ行くのをやめる可能性も大いにあります。それはそれで仕方ないかなと思っていますし、それぐらいのゆるさで続けるのが一番続くコツなのかなと思っています。

嫌いなことをどうしても始めないといけないみなさんに、少しでも勇気を与えられたらいいなと思います。意識が低くても、頑張って生きていきましょう!

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1978年生まれ。新卒で明治安田生命にて一般事務を経験。その後DTPデザイナーに転職。結婚、妊娠、出産を経て税理士法人のバックオフィス業務全般を担う。LIG入社後は人事労務のスペシャリストとして勤怠給与、制度設計、評価報酬、研修など、現在も人事のみに限らず人生経験を活かして幅広く業務を担当している。

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