こんにちは、マネージャーのちゃんれみです。
このご時世、企業ではテレワークやオンライン会議、Web上での勤怠管理などデジタル化がより一層進んでいますよね。
そのような中小企業のテレワークやデジタルマーケティング化などを支援するために、国が「中小企業デジタル化応援隊事業」という取り組みを実施しているのをご存じですか?
中小企業とIT専門家をマッチングさせて、なおかつIT専門家へ案件に対する謝金を補助してくれるんです。フリーランスや副業をしたい人にもぴったりな事業なんだそう。LIGは副業OKだし、今は副業解禁の会社もどんどん増えていますよね。実はちょうど私もフリーランスに興味があるので、この事業から仕事に繋げられたらと思っています!
そこで人材サービスの知見がある株式会社リブリッジが、「中小企業デジタル化応援隊事業」は一体どんな事業なのか、登録するとどんなメリットがあるのかを教えてくれるそうです。遠慮なく、詳細を聞いていきます!
リブリッジとは?
リブリッジは、リクルートと日立の出身者がタッグを組んで生まれた人材サービス企業。人材採用や採用支援におけるすべての課題に対して、人材プロデュース事業、インターネットメディア事業、キャリアコンサルティング事業の3軸でサービスを展開しています。
今回お話を伺うのは、リブリッジで「中小企業デジタル化応援隊事業」を担当する洲崎さんと星野さんです。
人物紹介:洲崎さん 取締役CTO。リブリッジのIT専門家担当として、本事業でリブリッジが作成するホームページなどの制作・運用を行っている。自社のテレワーク環境の導入やクラウドサービスを使った業務自動化などの知見を生かそうと事業にIT専門家に登録した。 |
人物紹介:星野さん 中小企業デジタル化応援隊事業の登録サポート業務を担当する。食べることや料理が好き。得意料理は牛すじ煮込みや豚汁など。 |
それでは、いろいろ聞いていこうと思います!
そもそも「中小企業デジタル化応援隊事業」ってなに?
ちゃんれみ:早速ですが、「中小企業デジタル化応援隊事業」ってどんな事業なんでしょうか? 名前が小難しいので、パッとイメージがつかない人が多い気がします。
洲崎さん:簡単に言うと、国がお金を出して中小企業のデジタル化を支援している事業です。昨今ではテレワーク・リモートワークが推奨されて、会議もオンライン上で行うなど、仕事をデジタル化する場面が増えてきましたよね。
コロナ対策のためにキャッシュレス決済や電子契約サービスの導入をしたい中小企業なども増えていますが、そのノウハウが足りないケースが多いんです。国としてもデジタル化を進めて経済を回復させたいので、国が中小企業やIT専門家を積極的に支援する……それが、「中小企業デジタル化応援隊事業」です。
ちゃんれみ:具体的に国はどのようなバックアップをしているんですか?
星野さん:デジタル化のアドバイスを求める中小企業と、さまざまな知見のあるIT専門家のマッチングですね。洲崎が言ったようにノウハウが足りない中小企業がまだまだ多いので、国が謝金を出して、企業は低額でコンサルを受けられるようにしたんです。
ちゃんれみ:低額!? 教える側は買い叩かれるってことですか?
洲崎さん:そんなことありません!! 国から最大3,500円分の時給が補助されるため、IT専門家の時給が4,000円なら中小企業側は時給500円を払うことでコンサルを受けることができるんです。実際の相談案件も時給4,000円ほどから設定されていることが多いため、買い叩かれる心配は少ないはずですよ!
ちゃんれみ:なるほど……企業側は時給500円で専門的なアドバイスが受けられるなら超おトクだし、IT専門家も時給4,000円なら受けたい人も多そうですね。
「IT専門家」とは?なにか資格が必要なの?
ちゃんれみ:ちなみにIT専門家って、どんな人を指すんですか? 私のようなWebディレクターも含まれるのでしょうか。
星野さん:バッチリ含まれますよ! 実はIT専門家に資格は必要なく、デジタル化に必要な知識さえあれば職歴・所属・実績などは不問なんです。
ちゃんれみ:そうなんですか! 「専門家」って言うからには、参加の敷居が高いのかと思いました。
洲崎さん:満20歳以上でITの知識があれば「IT専門家」に登録できるため、実は参加のハードルが低いんです。得意なスキルや経験、自信のある領域を生かすことができるので、フリーランスの方はもちろん、副業したい方にもおすすめです!
星野さん:法人も従業員が1人の会社なら登録できるので、個人で仕事をしている人には登録をおすすめしたいですね。学生や主婦、定年後の方々も参加できますし。
ちゃんれみ:そうなると、LIGブログを見ている人なら多くの読者が対象と言っても過言ではなさそうですね。
「中小企業デジタル化応援隊事業」に参加する3つのメリット
ちゃんれみ:IT専門家が「中小企業デジタル化応援隊事業」に参加すると、どんなメリットがあるのでしょう?
洲崎さん:1つ目は仕事を得るための営業コストがかからない点がメリットですね。「中小企業デジタル化応援隊事業」に登録すると、たくさんの相談案件を自分から検索して、企業へオファーができます。さらに事務局から案件の紹介を受けることも可能なんです。2021年1月中旬現在、すでに6,000件以上の相談案件があり、営業をかけなくても多くの仕事を選べる状態です。
星野さん:しかも契約終了後の取り引きが自由なので、案件が終わってもそのまま継続の提案ができます。クラウドソーシングサービスの場合はサービス外での取り引きを禁じていることが多いですが、「中小企業デジタル化応援隊事業」ではその後の仕事にも繋げられるのです。
ちゃんれみ:たしかに副業を始めたばかりの頃は、人脈が少ないために仕事の獲得に苦労しがちかもしれません。継続的な仕事にできるチャンスがあるのは嬉しいですね。
洲崎さん:二つ目は通常より高い時給で仕事を受けられる点です。先ほどもお伝えしたように最大3,500円は国から謝金がもらえるため、時給を4,000円に設定している企業が多いです(企業側の負担は最低500円/時)。もちろん企業側の負担額を増やして時給4,000円以上の募集をしている案件も探せばありますよ。
ちゃんれみ:やっぱり金銭面は魅力的……! だいたいの仕事が時給4,000円からと考えると割がいいですね。
洲崎さん:3つ目は国の事業に参加したという実績が残せる点も大きなメリットです。こうした中小企業へのコンサルをやってみたいと思っていても、何から始めていいのかわからない人も多いですよね。「中小企業デジタル化応援隊事業」ではさまざまなマニュアルやテンプレートが用意されているため、知識さえあればコンサル未経験でも挑戦しやすいんです。
星野さん:今後の仕事に繋がる実績作りになるし、国の事業に参加したことで箔が付きます。
「中小企業デジタル化応援隊事業」の仕事内容は?
ちゃんれみ:聞けば聞くほどメリットばかりです。「中小企業デジタル化応援隊事業」では、どんなお仕事があるのですか?
洲崎さん:以下が実際に「中小企業デジタル化応援隊事業」として登録された新着案件です。
▲マイページでは相談案件名や支援領域、価格帯などが一覧できる。
洲崎さん:やはりテレワークやWeb会議、ECサイト、キャッシュレス決済、セキュリティ強化など、withコロナ時代に対応するためのデジタル化にまつわる相談案件が多いです。
星野さん:そのほか、デジタルマーケティングの導入・分析・検討に関する相談案件もよく見受けられます。例えば「コーポレートサイトからの問い合わせを増やしたいけど、そもそも流入が少ない。検索やSNSからの流入を増やすにはどうしたらいいか相談したい」というようなものです。
ちゃんれみ:多くの企業さんが抱える悩みですね。コンテンツマーケティングをして記事を増やした方がいい、という結論になった場合は記事の納品も可能なのでしょうか?
洲崎さん:「中小企業デジタル化応援隊事業」はデジタル化関連のコンサルティングが対象のため、記事制作やWebデザインなどの請負契約については対象外です。例えばコンテンツマーケティングに当たってのターゲット設定や記事作成の方法を企業様と作成したり、ホームページのリニューアルでSEOを考慮したコンテンツ修正内容を相談するなど、コンサルティングの範囲でできることも多くあります。
実際の記事作ったり、サイト改善の制作をするのであれば、本事業とは別に企業と契約を結んでいただければ問題ないかと思います。
リブリッジが本登録まで無料でサポート
ちゃんれみ:「中小企業デジタル化応援隊事業」自体はリブリッジさんのサイトを経由しなくても登録できると聞いたのですが、リブリッジさんを経由するとどんなサポートを受けられるんですか?
洲崎さん:主に本登録に至るまでのサポート全般ですね。IT専門家への登録には資格が必要ないものの、本登録するためには本人確認書類、顔写真、通帳のコピーなどの資料を用意しなければなりません。そこに不備があったり規定を満たしていなかったりすると、本登録できないこともあります……。そこで、私たちが電話やメールを使って無料でご相談に乗ってバックアップしています。
ちゃんれみ:国がやっている事業って聞いただけで、登録がちょっとめんどくさいのかな? って思っちゃいます。そこで相談に乗ってもらえるのは安心ですね。特につまずきやすいポイントはあったりしますか?
星野さん:職歴について200字以内で実績を記載する欄があるんですが、そこに一体なにを書いたらいいか悩む人はいるかもしれません。
洲崎さん:企業が求めている実務能力を持っているかがわかるように具体的な経験のある製品名や、関わったプロジェクト数を記入するように促しています。具体例を紹介するので参考にしてもらえると嬉しいです。
- 職歴の記入例
- 海外の本社や事業所との業務連絡や会議にSkype等を使用してきました。海外の業務提携先などとの会議はZoom、Google Meet、Skypeなどの利用、運用を行っています。海外出張などができないお客様へのオンライン会議をサポートした実績が豊富にあります。
ちゃんれみ:少ない文字数の中で、具体的にまとめられるかが重要……ということですね。ちなみにリブリッジさんで登録するメリットはなんですか?
洲崎さん:弊社を経由していただくことで本登録までのサポートを無料で受けられることが特徴ですね。
ちゃんれみ:無料でサポートしてくれるんですか! 太っ腹ですね。
洲崎さん:さらに企業とIT専門家とのマッチング支援も、弊社が人材会社だからこれまでの知見を踏まえてあらゆる角度からアドバイスできるかと思います。実際のマッチング例も紹介しますね。
マッチング例
- ●IT専門家
- 本事業に副業として参加の女性。SNS運用を本業で経験あり。プライベートでSNS各種使い分けている。本業でもSNS運用の経験はあるが現在は異なる業務を行っている。
- ●企業
- 食品メーカー。SNSを活用して自社商品をPRし、売上UPにつなげていきたいと思っている。
【課題】
社内にSNSに詳しい人材がいない。社員数も多くないため、SNS担当の社員を確保することができない。限られた人員で効果的に運用していく方法がわからない。
- ●支援内容
- 使用するSNSについて種類ごとのコンサル。効果的な使い方や各種機能についてレクチャー。アカウント開設の手順の指導と、企業の事情に寄り沿った運用についての提案をし運用を開始。
洲崎さん:このように、コンサルティング経験がなくとも、自分の経験や知見を活かして参加される方も多数います。
「中小企業デジタル化応援隊事業」参加時の注意点
ちゃんれみ:うまい話ばかりのように思えるのですが、「中小企業デジタル化応援隊事業」に参加するデメリットはなにかないんですか?
洲崎さん:うーん……デメリットはないですね(笑)。
星野さん:思いつかないですね……。中小企業にとってもIT専門家にとってもWin-Winな仕組みになっていると思います。
洲崎さん:ただ注意事項はいくつかあって、この「中小企業デジタル化応援隊事業」に本登録できるのは2021年1月31日(日)までなんです。
ちゃんれみ:えっ!! この記事が公開されているのは19日(火)ですよ!?
星野さん:そうなんです。時間がないんです。
洲崎さん:もともと今回の「中小企業デジタル化応援隊事業」は去年からスタートしたもので、令和2年度までの案件を対象としているんです。なので支援実施期間も2021年2月28日(日)までになっていて、それまでに案件を終える必要があります。
星野さん:今回は令和2年度用ですが、この情勢を見ると令和3年度の「中小企業デジタル化応援隊事業」もいずれ始まるんじゃないかと思っています。そうした場合、今回の登録情報も引き継がれる可能性が高いので、もし2月までに案件の支援ができなくても、令和3年度用が始まった際にスムーズに開始できる利点もありますよね。
洲崎さん:ひとまず、現状では1月31日までに本登録を完了させないとIT専門家にはなれないので、私たちから言えることは「エントリーはお早めに」の一言です。
ちゃんれみ:審査の期間もあるから、31日にエントリーを出しても遅いんですね。もうこの記事を読んだらすぐ書類を用意するぐらいでもいいかも……!
まとめ
デジタル化によってビジネスを発展させたいけど、ノウハウがない中小企業。ITの知見があって、新しい仕事を始めたいフリーランサーや副業をする会社員。「中小企業デジタル化応援隊事業」は双方のニーズが満たされるWin-Winな事業であることがわかりました。
正直、今回のお話を聞くまで国がこんなサポートをしていたなんて、まったく知りませんでした。私と同じくIT専門家になれるのに情報が届いていない人も多いと思うと、すごくもったいないです。
いつかフリーランスになりたい人、副業を始めたい人にとっては良いきっかけになる事業。もっと多くの人にこの取り組みが知られますように!
【1/31締切】いますぐ無料登録をしましょう!
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- ◇中小企業デジタル化応援隊事業のポイント◇
-
- フリーランスや副業としての仕事が広がる
- 自分のITスキルやノウハウを生かせる
- 無料で登録でき、さまざまな相談案件に提案できる
「中小企業デジタル化応援隊事業」はこんな人におすすめ
今回はIT専門家の視点メインでご紹介しましたが、中小企業側も2021年1月31日(日)まで本登録をすることができます。
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登録をおすすめしたいIT専門家
- IT系のフリーランスや副業をする会社員
- テレワーク導入の支援ができる人
- オンライン会議導入の支援ができる人
- ECサイト構築の支援ができる人
登録をおすすめしたい中小企業
- コロナ禍に対応したい企業
- 現代に合わせでデジタル化したい企業
- デジタルマーケティングを支援されたい企業
- IT化について専門家に相談したい企業
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まずは自分自身が「中小企業デジタル化応援隊事業」に本登録して3,000円分のAmazonギフト券をゲット。その後は、お友達に紹介をしてそのお友達が本登録すれば最大5人まで2,000円分のAmazonギフト券がもらえます!(紹介された側も本登録すれば3,000円分のギフト券がもらえます)
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このページは、「中小企業デジタル化応援隊事業」事務局より、事業推進パートナーとして委託を受けた株式会社リブリッジが広報のために作成したページです。