デザインでブランディングのお手伝い
デザインでブランディングのお手伝い
2020.01.06

あけおめです!ちなみに今年の目標何にします?

まさくに

あけまして!

おめでとう!

ございます!
 
 
 
バックエンドエンジニアのまさくにです。最近めっきりバックエンドのことは話さなくなりました。それでは今回も、お正月ですしね、ポエミーなこと言ってみましょう。
 
 
 
題して「今年の目標に何にする?」です。
 
 
 
基本的に堕落の権化みたいな僕なんですけれど、毎年正月休みには「今年の目標」を立てることを生きがいにしてきました。

ただそんな僕も目標管理をずっとやってきたということもあってか、目標の立て方のフレームみたいなものが見えてきた気がしております。そのエッセンスを今年の目標を立てるのに転用してみたら妙に納得感を持てた、という話をします。

年始で忙しい人のための要約

 

  • 一年は人生の一部であり、短期的な目標だけにするのはもったいない。
  • 一年で達成したいことというより、一年後どうなっていたいかをまず考える。
  • 一年後の自分からの逆算で、数値を入れた目標を考える。
  • 目標へのスタンスとして、キャッチフレーズを考えておくと助けられる。
  • 正月だから目標を立てる、というような奴はだめだ。

 
これらのことを詳しく話していきます。要するに企業としてよく考えられるミッション、ビジョン、バリューやら、ポリシー、理念やら、その辺りの概念を利用して今年の目標を立ててみると、いいんじゃないかなという提案です。

ちなみにそれらのことを考えるにあたって、株式会社クラッソーネさんの「もしも桃太郎がミッション,理念,ビジョン,バリューを説明したら」という記事が好きで何度も読み返しています。2015年の記事なんですが、とてもわかりやすい例え話なので皆様もぜひ。

一年の目標を立てるということ

「一年の計は元旦にあり」といわれるように、年始に一年の目標を立てるととても気持ちがいいですね。まったくもって賛成です。その一年へのワクワク感が高まりますし、何やら殊勝な気持ちでスタートを切ることができそうです。

ただそうやって僕も30数年過ごしてきたんですけれど、「どうやらうまくいってないぞ?」ということに気づいてきました。

だいたい一年の目標って、「本を100冊読む」とか「旅行に3回行く」とか「70kgまで痩せる」とかになりがちで、達成できる年、できない年があって、そりゃ基礎能力はついていく気がするんですけど、何かに向かって進んでいる気がしません。

たとえるならモンスターを倒すだけのRPGを続けている感じ。スライムを倒し続けて経験値はそれなりに溜まっていってる感じ。それはそれで面白いんですけど、これこのままやり続けて何かあるんだっけって感じ。

で、いろいろ考えて思い至った結論が、一年の目標を考えようとして、一年だけの目標を考えたらだめだ、ということです。
 
 
少し話が変わるのですが、LIGにリョウタという僕と同じバックエンドエンジニアがいます。
 
 

ico 人物紹介:リョウタ本業はギタリストのバックエンドエンジニア。生き方が自由すぎて手に負えない。そのぶん考え方が本質的で、いつも常人と違う場所を見ている。

 
 
LIGにはまぁいろんなことをやってる人がいるんですけど、その最たる人物でバンドマンを本業としています。

何の文脈か忘れてしまったのですが、彼にふと「俺、小説家になりたいんだよね」って話したことがありました。何かちょっとセンチメンタルな些細な文脈だったんだと思います。そう、僕は小説家になりたいなぁって思っていたので、彼にそう漏らしたんですね。

そしたら彼は笑いもせず、間髪入れず、真顔で「ああ、じゃあここでこんなことしてる場合じゃないですね」って言ったんですね。

生活のいろんなものを削ぎ落としてバンド活動をしている彼の生き方も知っていたので、ああ、やっぱりこいつ凄いな、と目から鱗が落ちた気分でした。

一般的に一年の目標って「インプット足りてないから本読もう」とか、「海外経験足りないから旅行行こう」とか、「太ったから痩せよう」とか、今ある課題感から目標を立てがちだと思います。

ですが、その課題感だけで目標を立ててしまうと、人生の中でもっと大きな夢とか大義とか呼ばれるものの入る隙間がなくなってしまうんです。

言い換えると、一年で達成できることだけを一年の目標にしてしまうと、一年で目標を失うということです。一年後はラスボスに挑むわけじゃなくて、「強くてニューゲーム」が始まるんです。それ自体凄いことだとは思いますけれども。
 
 
少し遠回りに話しました。

つまり言いたかったことは、一年の目標を考えるにあたって、それは実は人生設計の一部分となりうるので、想像力と風呂敷を広げて、もっと広い視野でのミッションを考えておいたほうがいいのではないか、ということです。

人生を通して、少なくとも数年を通して、「自分はどうなっていたいのか」を考え、マイルストーンを一年の目標とすることで、来年以降もその道のりを歩むことができるのだと思います。

「人生のミッション」と考えるとひどく大げさですが、そのようなもの信じていると、確かな目標を立てやすいと思います。僕は「人の人生に感動を残す」が自分のミッションだなぁと、最近は薄らぼんやり考えるようになりました。未来なんてどうなるかわからないですけれど。

一年後のビジョンについて

さて、「人生のミッション」は決まりましたでしょうか。

少なくとも数年後どうなっていたいかは決まっているものとして話を進めたいと思います。欲求とか、やりたいことはいろいろありますよね。

何か「感動を」とか言い始めたので急に場がシンとなったのを感じますが、ぜんぜん高尚であろうとする必要はないと思います。「5年以内に年収1,000万にする」とか「かわいい彼女と結婚する」とかでぜんぜんいいと思います。

さて、ここで考えたいのは「一年の目標」ではなく、「一年後のビジョン」です。たとえば5年で年収1,000万に到達したいという強い欲求を掲げたとき、想像してみるとやらなきゃいけなさそうなのはいっぱいありますよね。

たとえば今の会社に在籍してるとして、1,000万もらうためには自分で会社の売上を5倍にしなきゃならないとか、職場の役職、立場を変えなければならないとか、そもそもこの会社で無理であれば転職した方が早そうだ、とか。

これらは「5年以内に年収1,000万にする」というミッションを掲げたから見えてくることです。そして年収1,000万までの道のりを5等分したもの、そこで手にしているもの、見えている景色が、一年後のビジョンです。

これをありありと解像度高く想像できるほど、そのビジョンに到達しやすい、とよく言われるので一番考えた方がいいと思います。僕はそこまでのことはきっとできていません。

ビジョンがあやふやだと、わりとボトムアップの考え方になります。行く先は暗闇だけど、足元にレンガを敷いていくような歩き方になります。「インプットが足りていない」から、「本を100冊読む」というようなあやふやなものです。

ですが「一年後になっていたい自分」から考えると、方向性を定めて進むことができます。目標に「看護師の資格を取るために参考となる名著を10冊読む」というベクトルを与えることができ、動機づけやモチベーションの維持につながります。

ちなみに僕の2019年のビジョンは下記のようなものでした。
 
 

  • バックエンドチームのリーダーとして適切な施策を打ち、チームと会社の笑顔を増やしている
  • プロジェクトマネージャー、チームリーダーとして学習を続け、明確な業務方法を形成し、プロジェクトの成功とナレッジを共有している
  • 家族が幸せになる家を建て、家族全員が一緒にリラックスできる時間が増えている

 
 
気持ち悪い真人間ですね……。

これ完全にプライベートで考えたビジョンなのに立派すぎない? 完全に正月のセンチメンタルにやられてしまっています。まぁこういうことを脳内で一度見て、文書化しといた方がいいってことですね。

具体的な目標(=戦略)を考える

さてやっと一年の目標を考えましょう。

ここまでで「数年以内に達成するミッション」、そこに至る「一年後のビジョン」がわかりました。ここでやっとビジョンにたどり着くための目標を考えることにします。これを僕は戦略を立てることと同義だと思っています。

目標には数値目標と期限を入れた方がよいといわれています。感覚的にもそれはわかりますし、「SMARTの法則」と呼ばれているルールの要素なので、ご興味があったらお調べください。

ただビジョンを考えているため、結構すらすらと出てくるのではないでしょうか。別に戦国時代の軍師ではないですし、わりと正攻法で攻めることになるはずです。

2019年は下記のような目標を立てていました。
 
 

  • 文章力を上げるため、ライティングの副業を始め、記事を一ヶ月に2本は書く。
  • エンジニア組織の構築方法を学習するため、参考書籍を5冊読む。
  • 妻が週一日は休みになるように家事、育児を担当する。

 
 
などですね。

ここで大切なことをお伝えしておきます。

年末の僕から、年始のあなたへ伝えたい大切なことです。

※ 執筆時は12月

いいですか。

一年で!

達成できる目標って!

思ってるよりぜんぜん少ない!

例年を思い出してください。たぶん思ってることのたぶん半分くらいじゃないですか。達成不可能な目標は、モチベーションを著しく下げます。お気をつけください。僕も気をつけます。

最後に一年のキャッチフレーズを考える

やっと目標を立てることができました。あとは邁進するだけなのですけれど、ビジョンや目標は常に覚えておかなくてはなりません。それらを忘れていたら、達成するも何もお話になりません。

そのために僕がここ数年試しているおすすめの方法があります。それは「その年のキャッチフレーズを考えておく」です。

その年に気をつけたいポリシーを、覚えられる一言で表しましょう。それは一年後のビジョン、一年の目標にリンクさせるべきです。つまりその一言を覚えておくことで、判断に困ったときにビジョンを、自分に負けそうなときに目標を、サルベージできるようにしておく、というものです。

覚えておくことができれば小粋な言葉を並べる必要はありません。その人なりの言葉を並べて、一年間大切に持ち歩くのがよいと思います。

僕の2019年は変化の年になることがわかっていました。それから自分の中の凝り固まったいろいろなルールを見直さなければ成長できないと恐れていました。なので、2019年のキャッチフレーズは「いままでは、ここまで」でした。

何度も事あるごとに思い出して、自分を見直すことができたので、大変効果のある手法だと思っています。

でも目標は目標でしかない

再度、まとめます。
 

  • 一年は人生の一部であり、短期的な目標だけにするのはもったいない。
  • 一年で達成したいことというより、一年後どうなっていたいかをまず考える。
  • 一年後の自分からの逆算で、数値を入れた目標を考える。
  • 目標へのスタンスとして、キャッチフレーズを考えておくと助けられる。
  • 正月だから目標を立てる、というような奴はだめだ。

 
すべてをひっくり返す最後の話をします。

一年の一区切りである正月に目標を立てて、気分一新、邁進していくのはとても満足感のある、気持ちのいいことです。僕もそうしますし、この先もずっとそうするでしょう。

ですが「明日からダイエットをするやつはだめだ」と言われたことがあります。今から始められることを、未来の自分に任せるようなやつは痩せない、ということでした。

これは一年の目標にも言えることだなぁと思います。最初に大切ものとして挙げ出したのは「人生のミッション」、「数年以内のミッション」です。それをイメージを固めるのにどうしても必要なので一年後のビジョンとして区切りましたが、本来、ミッションを達成しようとするのは、過去から、もしくは遅くても今からのはずです。

そういう「一区切りまでのウォームアップ時間」もバカにはできないので、依存しないようにしたいなぁと自戒を込めて思います。それが「正月だから目標を立てる、というような奴はだめだ」の真意です。

それから時間をかけて目標を考えられると思いますが、目標はやっぱり目標でしかありません。実績となるよう、一度立てた目標に対しては「Just do it」の精神で取り組みたいと思います。

おそらく日本にとっても一区切りとなるであろう2020、どうか皆様にとっても幸多い年となりますように。

本年もよろしくお願いいたします。

それでは。バックエンドエンジニアのまさくにでした。