こんにちは、マーケターのまこりーぬです。
サービスサイトを運用する会社で、「サイトからの問い合わせを増やしたいけどどうしたらいいかわからない」……と悩んでいる担当者の方多いのではないでしょうか?
サイトはあるけど、効果的な運用方法がわからなかったりリソース不足で作りっぱなしになっていたり。
外注すると、修正が反映されたのは結局2〜3週間後……となる場合も。すぐに改善したいのに、リードを増やすための施策がどんどん遅れてしまう、といった悩みもあるかと思います。
自社でどんどんPDCAを回して、少しでも早く成果につなげたい…!
そんな願いに応えてくれるツール、あるんですよね。
その名も「ferret One」。
そうです、かの有名なWebマーケティングメディア「ferret」を運用する株式会社ベーシックさんが開発したマーケティングツールなんです。
- ferret Oneとは
「BtoBマーケティングの成功メソッド」と「実行できるツール」をセットで提供するサービス。サイト制作(CMS)、お問い合わせ管理、メール配信、A/Bテスト、LP作成、キャンペーン管理など、BtoBマーケティングに必要な機能が包括されている。
Webマーケティングに必要な機能が凝縮されたferret One。私もマーケターの1人として、その使用感が気になるところです。そこで今回はferret Oneを実際に導入している株式会社クリエイターズマッチの嶋田 友樹さんに、お話をお伺いしたいと思います!※ちなみに場所は「いいオフィス中目黒 by ABC店舗」のフリースペースを借りました。
- 株式会社クリエイターズマッチとは
- 制作プロダクションなど1400以上の事業者に導入実績のある制作進行管理ツール「AdFlow(アドフロー)」を提供中。自らも月間2000本以上のバナーやLP制作に特化したクリエイティブ制作会社でもある。ferret Oneを提供する株式会社ベーシックでも2年前から利用中。ベーシック事例はこちら。
今回お話を伺った人:AdFlowマーケティング担当 嶋田(しまだ)さん化粧品メーカーから転職して、株式会社クリエイターズマッチにマーケターとしてジョイン。同社のプロジェクト管理ツール「AdFlow」と、レビューツール「AdFlow Proof」を担当している。 |
また今回は、株式会社ベーシックでferret Oneを担当する川鍋 裕輔さんにも同席してもらい、導入の経緯や成果を一緒に深堀りします。
ferret One担当者:川鍋(かわなべ)さん株式会社ベーシック SaaS事業部・事業企画部/マーケティング部の部長。 |
専門知識がなくても、サービスサイトを短時間で制作できる
よろしくお願いします。嶋田さんは、前任者から「AdFlow」のサービスサイトを運営するためにferret Oneを引き継いで使っているそうですね。
はい。前任者は、サービスサイトの改善がスピーディに行えて、コンバージョンを増やせるWebマーケティングツールを探していたとき、ferret Oneと出会ったそうです。導入した決め手は、「チームのリソースだけで運用できる」ということだったと聞いています。サイトの立ち上げにあたり、WordPressなどの他の選択肢もあると思いますが、結局デザイナーやエンジニアの手を借りないと運用できそうになかったのが難点だった、と。
CMS機能を備えたツールであることが前提だったのですね。嶋田さんは、前職でもCMSを使っていたんですか?
使っていません。前職では制作を外注していたので、HTMLやCSSの知識もないんです。それでもferret Oneを使えば、1人でサイトを更新・修正したり、ランディングページ(以下、LP)の制作ができたりするので助かっています。
なるほど。ferret Oneのサポート体制はどう感じましたか?
ツールを引き継いだ直後から、カスタマーサポート(以下、CS)の方には、何度も助けられました。前任者が取締役なので、疑問点をすぐに聞きづらく、CSに頼らざるをえない状況だったんです。電話ですぐに教えてくれましたし、メールなどで問い合わせても、1日以内には返信が来ましたね。
CSの対応が早いのは助かりますね。どんな質問をしたんですか?
たとえば、「グローバルナビゲーションの数を増やせるかどうか?」「画面をスクロールしたときにも、グローバルナビゲーションを固定させるにはどうしたらいいのか?」などを聞きました。いろいろ教えてもらったおかげで、ツールにはすぐに慣れましたよ。
どれくらいで慣れたのでしょう?
1ヶ月くらいです。ferret Oneを使いこなすスキルが日に日に上がっているとよく実感しますね。制作したLPのクオリティと制作速度も向上しました。制作を外注すると、1ページ2~3週間はかかりますが、コンテンツがすべて揃っている状態でferret Oneを使えば、1〜2時間で完成するんです。初心者の方でも、立派なLPが作れるツールだと思います。
▲ferret Oneを使って実際に作成したAdFlowのサイト
高速でPDCAを回せる!案件が貯まるストレスがなく、予想外の修正にも対応しやすい
導入後の成果はいかがでしたか?
コンバージョンが徐々に上がっていき、引き継いだ半年後には、以前の3倍になりました。
半年で3倍ってすごいですよね。その成果を出せた理由は何でしょうか。
1人でも高速でPDCAを回せるからだと思います。ターゲットに合わせたページをどんどん制作できますし、その結果の確認もすぐにできます。結果をもとにしたサイトの修正だって、即日行えるんです。実際に僕は、PDCAを回しながら、1年間で20本のLPを制作できました。
嶋田さんは結果を見て、テキストの細部までLPを修正されてますよね。ferret Oneを使わなかったら、施策はどうなっていたと思います?
一手二手……と遅れていたでしょうね。私は時間の許す限り、LPをガツガツ作っていきたいタイプなんです。作りたいと思うタイミングが、外注先の営業時間外になるときもあります。そうなると、外注先にはすぐに頼めず、対応が遅れてしまうんです。
外注先の都合で「1週間待つ」ともなれば、ストレスにもなりますよね。
そうなんですよ。前職では、そのあいだに対応しなければいけない案件が溜まるのが嫌でした。そうではなく、すぐに修正できる案件であれば、自分で修正したい。それを実現できるferret Oneのおかげで、抱える案件は減りましたね。予想外の修正にも、すぐ対応できています。
予想外の修正というのは?
たとえば、自社サイトに埋め込んだ「動画のリンク」が切れていれば、信頼性の低いサイトになってしまいます。そういった早急な修正が必要なケースでも、ferret Oneがあれば、すぐに対応できるんです。
MAツールとの連携で、ナーチャリングがスムーズに
▲コンバージョンに至ったユーザーの行動を確認できる
LP制作以外にはどのように活用していますか?
フォームを最適化したり、リード獲得までの行動を追うためにユーザー行動履歴を逐一チェックしています。あとは、MAやSFAと連携できるところが大きいですね。
何のツールを連携させてるんですか?
MAツール「Pardot」と、SFAツール「Salesforce」です。
連携すれば、各種ツール間でデータをシームレスに同期できます。ですから、リード獲得までは「ferret One」、ナーチャリングは「Pardot」、顧客管理は「Salesforce」などと各フェーズに最適なツールを活用できるんです。
嶋田さんはマーケターとして、それらのツールを使い、施策の結果を確認しているんですね。
はい、MAツールとの連携はコードを書く必要もなく、電話でサポートしてもらいながら1日程度で完了しました。予想以上にスムーズでしたね。
マーケティングの戦略を描けなくても、その基礎から丁寧に教えてくれる
ferret Oneを使って、成果を上げるためのポイントは何だと思います?
データから適切な改善施策を洗い出すこと、でしょうか。たとえば、「セッション数」や「コンバージョンレート」を見れば、サイトに改善すべき点があるかどうか、すぐに判断できます。改善が必要であれば、すぐに修正する必要がありますよね。
嶋田さんのように、データを見てマーケティング戦略を描ける方は、ツールをどんどん活用してくださいます。その一方で、「そもそもBtoBマーケティングの方法がわからない」というお客様が大勢いるんです。そのようなお客様からの要望を受けてスタートしたのが、弊社の「オンボーディングプログラム」です。
オンボーディングプログラム?
「オンボーディングプログラム」は一般的に「ツールがきちんと運用されるまでサポートするプログラム」を指しますが、ferret Oneの場合は、マーケティング戦略の設計サポートまで含まれます。BtoBマーケティングの方法がわからないお客様に、ferret Oneというツールのご提供だけではなく、「ターゲットやペルソナの整理」や「カスタマージャーニーマップの作成」など、ツールをより活用していただくためのマーケティング・ノウハウを、3ヶ月間かけてご提供します。
それは、どんなスケジュールで進むんですか?
最初の1ヶ月間は、お客様からヒアリングした内容に沿って、マーケティングの設計をします。それを運用するのは2〜3ヶ月目です。そのとき、「広告出稿の仕方」や「データの確認方法」などをお伝えして実践してもらいながら、お客様に知識を身につけていただきます。4ヶ月目には、お客様が “自走できる状態”を目指していますね。もちろん、そのあとも疑問点があればサポートしますので、ご安心いただければと。
よいサービスですね。ツールって導入するだけじゃなく、活用してもらわないと効果を発揮できませんから。
そうなんです。ほかのお客様と活用事例を共有していただけるように、お客様同士が交流できる「ferret Oneユーザー会」も開催しています。
私も先日、そこで登壇させていただき、みなさんと交流できました。ユーザー会もよい取り組みだなと。
今後も開催していく予定なので、そこで知見を増やしていただきたいです。
よい参考事例はどんどん取り入れていきたいですよね。今後、どんなふうにferret Oneを活用したいですか?
「ブログ機能」を活用しながら記事コンテンツを制作して、自然流入を増やしたいですね。「AdFlow」のサイトはまだ完全ではありません。UIやUXを重視した、より良いサービスサイトを目指しています。今後もferret Oneを活用しながら、サイトの修正や更新にすぐさま対応していきたいです。
どんな企業におすすめのツールでしょう?
「PDCAをとにかく回してどんどん改善していきたい企業」におすすめです。PDCAを回す意味は、企業規模に関係なく、同じだと思います。ですから、どのような規模の会社でも使えるツールです。
川鍋さんは、どうですか?
BtoBマーケティングに取り組む、すべての企業さまにお使いいただきたいです。現在導入されている企業さまは、そのほとんどがITツールや各種コンサルティングなど、メーカー以外の業種です。なので、BtoBのメーカーさんにももっと使ってもらいたいですね!ぜひオンボーディングプログラムなどを活用しながら、ferret Oneで成果を実感していただきたいです。
「成功するメソッド」と「実行できるツール」を手に入れたいならferret One
今回、クリエイターズマッチの嶋田さんと、川鍋さんにいろいろとお伺いしたことで、ferret Oneを活用して得られる効果や、成果を出すための活用方法をイメージできました!
「初心者向け」と謳われていても、実際には初心者でも使い方がわからず、放置されるツールがあります。そうならないように、ferret OneはCSによる万全のサポート体制があるだけではなく、オンボーディングプログラムまで準備されているんです。
これほど手厚いサポートがあれば、ツールを使いこなすことができそうですね……!
ここで改めて、ferret Oneの魅力を振り返ってみたいと思います。
- ferret Oneのここがすごい
- ・HTMLやCSSの知識がない担当者でも、すぐにサイト作成・修正できるようになる
・各種MAツールと連携し、ferret Oneで獲得したリードを活用できる
・マーケティングを一緒に考えてくれる「オンボーディングプログラム」
- こんな企業におすすめ
- ・サイト修正に時間とコストがかかっている
・PDCAを高速で回して、成果の出るサイトを作り込みたい
・ナーチャリングのために、MAツールと連携できるがほしい
・新規事業の立ち上げで、どのようにサイトを運用したらよいかわからない
BtoBマーケティングに不可欠な機能が揃うferret One。Webマーケティングのノウハウを、15年蓄積してきた株式会社ベーシックだからこそ提供できるツールです。現在300社以上で利用され、数多くの成果を出しているそうです。
マーケティング業務を一元管理して、すぐに成果を出したい企業はferret Oneの導入を検討してみてはいかがでしょうか?