一日中パソコンの前で仕事をしていると、首と肩がこります。
しんどい。
原因は、悪い姿勢や筋肉の緊張が長時間続くこと。
デスクワークをしていると、PCの画面に意識が集中し、自分がどんな姿勢になっているかってことを忘れがち。だからこそ、働いているときにちょくちょくカラダに意識を向ける時間が必要です。
とはいえ職場でカラダを地面にべったりはり付けるような派手なストレッチは避けたいもの。
今回はわれわれデスクワークの人間が、オフィスで誰にもバレずにやれるさりげない首、肩回りのストレッチを紹介します。
効いた。4大バレないストレッチ。
私はデスクワークをはじめて怠惰な姿勢をとるようになり、首・肩にこりを感じるようになりました。
怠惰な姿勢
ひどいときには仕事に集中できなくなってしまうほどで、さまざまな方法を試しました。その中でもとくに「効いた」と実感できたストレッチを、感想やポイントを交えて紹介します。
首の裏側のストレッチ
朝の動画、「タオルなしじゃできないの?」と言われましたが、タオルなくてもできます!
①頭を斜めに軽くたおす
②手で頭をふれて
③手の力で頭をたおしたり、傾けたり、まわしたりする気持ちいい角度をさがしましょう!
首コリの人に是非やって欲しい!
必要な人に届け〜#シオレッチ pic.twitter.com/r1lk97PGcH— しおじぃ@旅するボディメンテナー (@siomaga2) April 19, 2019
↑まずは動画を再生してみてください。
首こりに関していえば、このストレッチがもっとも効きました。首を傾けたところで、顎をじわじわと左右に揺らすと、首と背中のあたりにある筋肉がより意識できます。こんなところが疲れてんだな〜って、ハッとします。
誰にもバレてない。
首の付け根のストレッチ
肩コリ首コリ
目の疲れ
仕事の合間のリフレッシュ解剖図にある青い筋肉(僧帽筋)のキワに親指あてて、頭を左右・前後・まわす
回数は10回ほどゆらゆら動かしましょ、血の巡りが良くなって、目が軽くなります#シオレッチ pic.twitter.com/oduCkXrmwz— しおじぃ@旅するボディメンテナー (@siomaga2) June 14, 2019
↑まずは動画を再生してみてください。
首、肩周り全体をバランスよくほぐせるストレッチ。首、肩まわりが張ってるな〜と思ったらまず試すストレッチとしておすすめです。両手でやるとちょっと怪しく見えてしまうので、バレずにやるなら片手ずつでしょうか。片手でやっても十分効果を実感できました。
片手なら、誰にもバレない。
タオルで肩甲骨周りを刺激するストレッチ
風呂上がりや、なんかタオル持ってるときにオススメ👍✨ #肩こり
プラス技↓
●2コマ目の腕を降ろした状態で、小刻みに腕を上下↑↓に数回動かすのも👍
●4コマ目は下を向いてねじっているけど、ナナメ上を見上げるようにうしろ側に体をねじるのも気持ちいいです^^
つづきhttps://t.co/Z0BEcbfgv2 pic.twitter.com/3ksg8Nz5yi— 崎田ミナ@ananweb新連載 (@sakitamina) October 30, 2018
↑画像が縦長で切れています。クリックするとフルでみれます。
タオルを使ったストレッチです。暑い季節なのでデスクに1枚タオルを用意しておくのもアリじゃないでしょうか。肩甲骨まわりがグワングワン! かき乱される感じがしていいです。
正直これは派手なのでバレちゃいます。しかし、タオルを高々とあげて堂々とストレッチしていたら、驚きのあまり周りの皆さんも気を使って見て見ぬフリをしてくれますから安心してください。つまりバレてないってことです。
バレてる。
バレてないようにも見える。
上腕二頭筋のストレッチ
↑ストレッチの手順は07:15〜です。
すこし怪しい動画に見えますが、興味深く、納得のいく解説が展開されています。内容を要約すると「上腕二頭筋のストレッチを行えば、肩甲骨が正常な位置に戻る」です。
上腕二頭筋と肩甲骨……?
関係が希薄に思えますが、実は収縮した上腕二頭筋が、肩甲骨を引っ張って悪い位置に持っていくようです。解説の箇所も見ていただきたいですが、ストレッチの手順だけ知りたいという方は07:15あたりから動画を再生してみてください。
バレない。
これは……効く!
腕がビリビリ痺れます。
でも、バレません。
ナナメのアングルでもバレない。
隣の席からみると、もはやストレッチをやってないように見える。
肩・首コリ解消のためにほかにできること
上で紹介したストレッチは、ぜひこまめにやってくださいね。バレませんから。ストレッチのほかに、意識で変えられることを2つだけ紹介です。
立って作業してみる
オフィスに立って作業できる場所があるなら、気分転換もかねてそこで作業するのもありです。座って作業していると身体を動かしづらい状態になってしまいますから、身体の血の巡りも悪くなってしまいます。
立って作業をすると、自由に身体が動かせるので、常に運動しているような晴れやかな気分になります。
同僚を巻き込むとアトラクション感があってなお良い。
座り方革命
椅子に座るとき、こんな感じで座っていませんか?
背もたれに体重をドーンと乗せる悪い座り方。
この座り方をしていると、首周りに余計な負荷がかかってしまうので改善しましょう。
おしりにある「坐骨(ざこつ)」を意識して座ると、姿勢が勝手に良くなります!
手順はたったの2つ。
1.座ってお辞儀して、2.ゆっくり上半身を起こしてください。
1.座って背骨をまっすぐにしてお辞儀する 2.ゆっくり上半身を起こす。背もたれにもたれない。
おしりにある骨を感じますか? ボコって出っ張っていて、椅子に2つコツッと当たってる感じがあれば正解です。
姿勢が良くなると、首、肩こりの解消はもちろん、腹筋、背筋も鍛えられて一石二鳥!
さいごに
いろいろな手法を紹介いたしましたが、これらを思い出したときにマメにやるということがもっとも大切だと思います。われわれデスクワーカーは、極端な体勢で8時間仕事をしているということを忘れないようにしてください。
1,000〜2,000年前ならありえない体勢です。私は狩りで生きていた時代にちょっとした憧れを抱いています。一日中、動き回っていたでしょうから、血の巡りが現代人よりはるかによかったんだろうなぁと。
とはいえ、われわれは机と椅子とPCと仲良くしていかなくちゃいけない時代の人間ですから、せめてちょくちょく動きましょう。伸びてるなー! 血が巡ってるなー! って感覚を大切に。
みなさまの健康にちょっとでも貢献できたら嬉しいです。
Jonaでした!