ゴールデンウィーク中に行ってほしい都内のおすすめ展覧会情報【2019年4月版】

ゴールデンウィーク中に行ってほしい都内のおすすめ展覧会情報【2019年4月版】

かつき

かつき

ペローン、デザイナーのかつきです。

春はあけぼの、ようやく年度末を終え、桜も満開になりました。

お花見をする間もなく葉桜になってしまいましたが、たぶんあっという間に来年の春になっている気もするので、とりあえず、良しとしました。

今回は、楽しかった&気になっている展覧会を中心におまとめしようと思います。

展示情報

GRAPHIC TRIAL 2019 |江戸川橋・東京

紙と印刷の可能性への挑戦!

今年の参加クリエイターは、葛西薫さん、テセウス・チャンさん、高田唯さん、山本暁さんです。ちなみに、この展覧会ロゴのCSYKは、4人のイニシャルだそうです。

小さな写真をとてつもなく大きくしたり、RGB印刷という新たな試みを間近で見ることができます。

 グラフィックトライアルとは、グラフィックデザインと印刷表現の関係を深く追求し、新しい表現を模索獲得するための試みであり、第一線で活躍するクリエイターがさまざまな印刷表現に挑戦する実験(トライアル)企画です。
平成最後を飾る、今回のテーマは「Exciting」。新しい何かが始まろうとする時、未知の世界に向き合う時、人は大きな期待と小さな不安を抱きつつも、抑えがたい高揚感に心を躍らせるものです。世代も作風もバラエティに富んだ4人のクリエイターが、自身の内なる「Excite」の源に向き合いながら、刺激的かつ魅力的な表現を目指します。紙と印刷が持つ豊かな表現の可能性をご覧ください。
公式サイト

会場
印刷博物館
東京都文京区水道1丁目3番3号トッパン小石川ビル[Map]
開催期間:2019/4/13 – 7/15
開館時間:10:00 – 18:00
休館日:月曜日(ただし4/29、5/6、7/15は開館)、4/30(火・祝)、5/7(火)

日本タイポグラフィ年鑑2019作品展 |竹橋・東京

つづいて、こちらも楽しみな紙の展覧会です。

5月10日までなのでお早めに!

日本タイポグラフィ協会が国内外より募集し、寄せられた
1508点の作品の中から選出した、グランプリ、学生部門グランプリ、
ベストワークを含む上位高得点作品を一堂に展示いたします。
タイポグラフィデザインの「今」をお楽しみください。

 公式サイト

会場
見本帖本店
東京都千代田区神田錦町3-18-3[Map]
開催期間:2019/4/5 – 5/10
開館時間:10:00 – 19:00
休館日:土曜日・日曜日・祝日
*4/5(金)は17:00まで
*4/18(木)は13:00まで

ユーモアてん。/SENSE OF HUMOR |六本木・東京

浅葉克己さんがシンパシーを感じているデザイナーさんやアーティストさんの作品が集合。

空間軸や時間軸を超えたいろんなユーモアを、ひとつの空間で見ることができます。暗い気持ちであっても、ユーモアで元気になれる、本当にその名の通りの展覧会でした。

 

 

21_21 DESIGN SIGHTでは、2019年3月15日より、企画展「ユーモアてん。/SENSE OF HUMOR 」を開催します。展覧会ディレクターには、アートディレクターとして時代を牽引し続ける浅葉克己を迎えます。

世界中を旅しながら、各地で様々な人々やモノたちに出会ってきた浅葉にとって、「ユーモア」とは、コミュニケーションにおける最も大切な感性のひとつです。
本展では、グラフィックデザインを通して人々を楽しませ続けてきた浅葉が国内外から集め、その活動のインスピレーションのもととなっている資料やファウンド・オブジェとともに、浅葉がそのセンスにおいてユーモアのシンパシーを感じているデザイナーやアーティストの作品を一堂に集めます。

 

公式サイト

会場
21_21 DESIGN SIGHT
東京都港区赤坂9-7-6 東京ミッドタウン ミッドタウン・ガーデン内[Map]
開催期間:2019/3/15 – 6/30
開館時間:10:00 – 19:00(入場は18:30まで)
六本木アートナイト特別開館時間:5/25(土)10:00 – 23:30(入場は23:00まで)
休館日:火曜日(4/30は開館)
入館料:一般 1,100円、大学生 800円、高校生 500円、中学生以下無料

天野喜孝展「春夢譚」 |市ヶ谷・東京

「春夢譚」(しゅんむたん)と読むそうです。

春の夢のお話。春って、いつの間にか終わっていますね。

少女が大人へと成長する中で垣間見せる輝きは、人類にとって根源的な美的概念の源泉の一つで、様々な分野の芸術において主題あるいは重要な衝動として描かれます。それらは春の夢のように儚い美であり、いつか移り変わる予感を内包するからこそ、人はそこに眩しい生の輝きを見るのかもしれません。天野の描く女性たちは刹那の感情を浮かべることなく、静かにその生の存在を世界と物語の中に運命的に横たえています。

 

 

長い冬の緊張がコップから溢れるように、私たちを取り囲む景色はこの季節に一斉に華やぎ、惜しむ間も無く鮮やかな変遷を見せていきます。そして私たちは今年、長く親しんだ年表の色が変わりゆく、それぞれの春を迎えます。本展にて天野喜孝が様々な手法で描いた春は、変わりゆく季節と時代に舞うひとひらの物語。この機会にぜひご高覧頂けましたら幸いです。
公式サイト

会場
ミヅマアートギャラリー
東京都新宿区市谷田町3-13[Map]
開催期間:2019/4/10 – 5/18
開館時間:火-土 11:00 – 19:00
休廊日:日曜日・月曜日・祝日

まとめ

大型連休がはじまりましたね! ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか?

ペロペローン

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ペンが見つからなくて、極太マッキーで書いたら思いのほか書きにくかったです。 イカの町・八戸でやませに吹かれながら育ちました。相棒の自転車の名前はウミネコ号です。 好きなたべものは、エビ・イカ・タコ・貝。 軟体動物っておいしい。ぺろーん。

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