どうも、TKです。寒い日が続きますね。冬将軍が大暴れしている気がします。
バックエンドエンジニアに転向してからもうすぐ2年、ようやくAWSを触る機会もちらほらと増えてきました。しかし、先輩たちが当たり前のようにAWSのサービス名を略称で呼んでいるので混乱してしまいそうです。
………というわけで、自分のためにも少し整理しておこうと思います。
AWSのサービス名と私
EC2
- 正式名称:Amazon Elastic Compute Cloud
機能:仮想サーバ
AWSの話をしていると一番よく聞くワードですね。
仮想サーバ。つまり、仮想のサーバです。
仮想という言葉の響きがとても中二心をくすぐります。
余談ですが、この『C』が2つ続く場合に『C2』と表記するの格好良いですよね。私もイニシャルが『T.T』だったら『T2』というニックネームにしたかったなあと思っています。
AMI
- 正式名称:Amazon Machine Image
機能:マシンイメージ
マシンイメージ。つまりマシンのイメージですね。
画像という意味のイメージではなく、システムのデータ構成などをそのまま保存したデータのことです。
EBS
- 正式名称:Elastic Block Store
機能:仮想ディスク
仮想ディスク。つまり、仮想のディスクです。EC2にマウントして使ったりするっぽいです。
S3
- 正式名称:Amazon Simple Storage Service
機能:インターネットストレージ
スケーラブルなストレージで、静的コンテンツ(画像ファイルなど)を保存するのに最適なサービスです。phpファイルなどを実行することができないので注意しましょう。
ゴニョゴニョすれば実行できるようになるらしいのですが、どこを見ても非推奨だといわれているようなのでおとなしくやめておきましょう。
RDS
- 正式名称:RDBM
機能:Amazon Relational Database Service
いわゆるリレーショナルなデータベースですね。
Amazon Aurora、PostgreSQL、MySQL、MariaDB、Oracle データベース、SQL Serverから好きなデータベースエンジンを選択できるみたいです。
ENI
- 正式名称:Elastic Network Interface
機能:仮想ネットワークインターフェース
仮想ネットワークインターフェース。つまり、仮想のネットワークインターフェースですね。
インターフェースまで仮想化するなんて、人類はすごいと思うんです。
VPC
- 正式名称:Amazon Virtual Private Cloud
機能:仮想ネットワーク
仮想ネットワーク。つまり、仮想のネットワークですね。そろそろ仮装とか火葬とかタイポしてもおかしくないのですが、編集担当の方が優秀なので間違えていたら指摘してくれるでしょう。
ローカルネットワークとか、ああいう感じだと思います。仮想空間ができあがるのです。すごく………格好良いです……。
EIP
- 正式名称:Elastic IP
機能:固定グローバルIPアドレス
グローバルIPを割り当てるために必要になります。つまりIPガチャです。
格好いいIPが当たるかドキドキしながらチャレンジしましょう。
ELB
- 正式名称:Elastic Load Balancin
機能:仮想ロードバランサー
仮想のロードバランサーですね。
驚くべきことに、ELBには3つのタイプがあるんです。
すべて○LBという略称なので間違えないようにしっかり確認して選びましょう。
-
- CLB
Classic Load Balancer - ALB
Application Load Balancer - NLB
Network Load Balancer
- CLB
SQS
- 正式名称:Amazon Simple Queue Service
機能:キューイング
一瞬『SOS』に空目してニヤリとしてしまったのは、ここだけの話です。
これはキューの管理をやってくれるらしいです。複数台のサーバで並行処理をさせるときとかに使えそうですね。すごいです。
SES
- 正式名称:Amazon Simple Email Service
機能:メール送信
シンプルシリーズ(勝手に呼称しました)のサービスですね。これは、Eメール送信サービスのようです。
メールサーバの構築は面倒なので便利ですね。すごいです。
SNS
- 正式名称:Amazon Simple Notification Service
機能:ノーティフィケーション
ソーシャル・ネットワーキング・サービスの略かと思いましたが、違いました。
こんな攻めた略称にしてしまうなんて……。すごいです。
さいごに
AWSのサービス名を並べてみると「Elastic」という単語が多く使われていることがわかりますね。この「Elastic」には「伸縮自在」という意味があります。つまり、スケーラブルな環境を提供してくれるサービスなのですね。いまさらですが納得しました。
今回はほんの一部のサービスしかピックアップしていませんが、これだけでもわりと混乱してしまいそうですね。個人的にAWSは、サービス名と「それでどんなことができるのか」を覚えることと想像力が重要だと思っています。がんばって覚えなければですねえ。
どんどん新しいサービスが生まれているので、日々知識のデータベースをアップデートしていきましょう。TKでした。
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