こんにちは、Web事業部マネージャーのJackです。
実は、ここ二年ほどWeb事業部のマネージャーを兼務しながら、採用活動にも力を入れていました。弊社人事部と連携しながら、採用要件のすり合わせや、書類選考、採用面接などを行っていました。
この二年ほどで数百名以上の方々と面接や面談などをさせていただくことができました。色々な方とお会いすることができ本当に感謝しております。
今回は、その経験を踏まえて、私自身が採用活動で気をつけていることを書いていきたいと思います。
まず、何をやっているのか?
まず、私が行っている採用活動は下記2種類に大別されます。
- 各種採用媒体でのスカウト
- 一次面接・面談
採用活動とはいっても、私自身はWeb制作やサービス開発のマネージメントと並行しているため、人事におけるすべての業務を行っているわけではありません。
採用計画の立案や戦略策定などは人事部側が行い、採用戦略、採用要件などの情報が現場に共有されます。私は、その採用戦略にもとづいて、スカウトや面接などを実施していきます。
スカウトで気をつけていること
経歴やポートフォリオを熟読する
当たり前のことなのですが、けっこう見落としがちです。様々な採用媒体では、ボタンひとつで簡単にスカウトが送れます。
それはとても便利で、様々な職種、経歴を持った方々に簡単にアプローチできます。
「数撃ちゃ当たる」戦法で、ガンガンスカウトを送りたい気持ちが出てくるかと思いますが、それはあまり良いスカウト手法とは言えないです。
経歴やポートフォリオをしっかりと入力している人、用意している人は、経験上、転職意欲が高い人たちが多いので、経歴やポートフォリオの情報などで「スカウトすべき」なのかを判断していきましょう。
また、ポートフォリオを確認する際には「なぜそのサイトを制作したのか?」等の制作意図や根拠が記載されていることが、スカウト判断基準として重要な要素だと感じています。
Webディレクターのスカウトを送る際の、私なりのチェックポイントをまとめてみました。
- 制作意図が明記されていること
- 制作時の体制と役割が明記されていること
- 制作後の効果が明記されていること
なぜ、このポイントを確認しなければならないのかを、簡単に掘り下げてみます。
制作意図が明記されていること
けっこうしっかり確認します。例えば、企業サイトやメディアサイトのリニューアル案件などで、
- なぜリニューアルするのか?
- クライアントの課題は何か?
- その課題解決手法は何か?
をヒアリングしたり、提案することはリニューアルを成功させるにはとても重要です。
ここを詰めなければ、なぜリニューアルするのかが不明瞭になり、結果として誰のために作ったサイトなのかがわからなくなります。ポートフォリオにも、この「制作意図」がしっかりと記載されていることにより、スカウトすべきかどうかの判断もしやすくなります。
制作時の体制と役割が明記されていること
次に、制作時の体制と役割についてです。
弊社だと、4〜6名程で制作・開発するケースが非常に多く、ディレクターやデザイナー、エンジニアなど完全に分業化しています。
ポートフォリオを拝見すると、ディレクターやデザイナーを兼務している方もいたりと、企業によってはサイト制作における役割は様々です。
弊社では大規模なサイト制作がメインのため、兼務よりも専任でご経歴のある方を面談させていただく傾向があります。そういった背景から、今までどのような体制で制作を進行してきたかを確認するのも重要な判断要素となります。
制作後の効果が明記されていること
特に重視しているのが、制作後の効果が明記されていることです。弊社では制作を行う際に、課題の定義とその課題に対する解決策を定義しています。
例えばメディアサイトをリニューアルした際に、リニューアル後にどのくらいPV数やUU数が向上したのかなど、定量的な成果をとても大事にしています。
なぜスカウトを送ったのか、理由を明確にする
次に、スカウトを送る際に気をつけていることを述べたいと思います。
さきほど述べたように、「数撃ちゃ当たる」戦法で、ガンガンスカウトを送りたい気持ちが出てくるかと思いますが、これはあまりよくありません。そのスカウトを受け取るのは人です。採用活動は、双方のマッチングなので、スカウトを送る側は、メッセージの内容にも注意をする必要があります。
スカウトを送る際に、「なぜあなたにスカウトを送ったのか」をしっかりと明記しましょう。
私は、ポートフォリオを確認して、純粋にスゴいと思った点、もっと話を聞いてみたい点を添えて、スカウトメッセージを送っています。
スカウトを受け取った側も、なぜこの企業はスカウトを送ってくれたのかを理解することができ、双方スムーズに面談等を行うことができるようになります。
おわりに
今回は、各種採用媒体における「スカウト」を送る際に、私が気を付けている事項を紹介させていただきました。
採用活動は、企業側と求職者側のマッチングです。どちらが上とか下とか関係なく、双方気持ちよく働ける仲間が出会える環境を構築していきたいと常日頃を思っています。
次回は、面談や面接で気をつけていることを紹介させていただければと思います。
それでは!!
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